ペットを選ぶのに、なつくかなつかないかという点は、非常に気になることです。

中には時間をかけても、なかなかなついてくれないペットもいます。

人になつきにくいのは、どのようなペットでしょうか。

ここで紹介していきます。

シマリス

シマリスはペットショップで見かける機会がよくあるペットです。

カラダが小さい割には、寿命が5年から8年くらいと長い方です。

外観や行動、仕草が愛らしいので、飼育を希望している人が結構見られます。

性格は好奇心が旺盛で、臆病な面があります。

個体によっては少々気が荒いシマリスもいます。

またシマリスは人になつきにくい面もあります。

飼い主が近づいただけでも、恐がってすぐ逃げてしまうことも多くあります。

飼い主を警戒して、噛んでしまうケースもあります。

個体差がかなりあって、慣れてくるとなついてくるケースもあります。

小さい頃からなつくように接していけば、飼い主の手に乗るようになることもあります。

でも無理になつかせようとすると、シマリスのストレスにつながってしまいます。

そのため状況を見ながら関わっていくことが大切です。

ロボロフスキーハムスター

ハムスターというと、人懐っこいというイメージを持っている人が多いです。

ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターは、とても人になつきやすい種類です。

でもロボロフスキーハムスターのように、人になつきにくいハムスターもいます。

ロボロフスキーハムスターは、ハムスターの中で一番カラダが小さいハムスターです。

小型ですばしっこい姿が愛らしいので、飼育を希望している人も多いです。

またハムスターの中で比較的複数飼いがしやすい、というメリットもあります。

でも性格は警戒心が強くて、かなり臆病な面が見られます。

飼い主がケージに近づくと、恐がって素早く逃げてしまいます。

しつけもなかなか難しいと言われています。

トイレもなかなか覚えてくれない面もあります。

そのためロボロフスキーハムスターは、あくまでも観賞用のペットとして、飼育するのに向いているペットです。

モルモット

モルモットはハムスターのように、ペットショップでよく見かけるペットではありません。

でもハムスターよりもカラダが大きくて、存在感を感じることができるペットです。

モルモットの性格は好奇心が旺盛で穏やかですが、かなり警戒心の強い小動物です。

また人になつきにくい面もあります。

なついたとしても、かなり時間がかかることもあります。

モルモットはかなり個体差が激しいです。

小さい頃から少しずつ関わっていけば、なつくこともあります。

モルモットに呼びかけたり、飼い主の手でエサをあげるようにすると、徐々になついてくることもあります。

なつくと抱っこをして可愛がることもできます。

でもモルモットが嫌がる姿を見せるようなら、無理に関わるのはやめましょう。

人になつかせるには、かなり根気よく接することが大切です。

ハリネズミ

ハリネズミは近年注目されるようになったペットです。

ハリネズミの独特な姿に興味を持つ人が多くなり、ペットショップで見かけることも増えました。

でもハリネズミは人になつきにくい面があります。

性格は臆病で警戒心も強いです。

ハリネズミのカラダには針がついているのが特徴です。

この針があることで、身を守っていると言われています。

飼い主がカラダを触ろうとすると、警戒して針を立てることもあり、なつくのに時間がかかることが多いです。

また個体差はありますが、しつけも難しい面があります。

時間をかけて関わればカラダを撫でたり、手に乗せることができるケースもあります。

でも基本的に観賞用として楽しむペットです。

カエル

カエルは梅雨の時期になると、鳴き声が聞こえてきたり、姿をよく見かけるようになります。

カエルは比較的手軽に飼育をすることができます。

捕まえて飼育を楽しんでいる方も多くいます。

カエルにはたくさんの種類がありますが、アマガエルは外でよく見かける種類です。

でもカエルを飼育したとしても、人には無関心でなつきにくいペットです。

飼い主が飼育ケースに手を差し出すと、逃げてしまうことも多いです。

エサでつるようにすれば、近寄って食べることはあります。

またカエルをなつかせようとして、外に出すと跳ねて逃げてしまう恐れがあるので注意が必要です。

カエルはピョンピョンと跳ねる姿が愛らしいです。

なつかせるというよりは、カエルの愛らしい姿を観賞したり、飼育のレイアウトを楽しむ方が望ましいでしょう。

事前に情報収集をしておくことが大切

人になつきにくいペットには、シマリスやロボロフスキーハムスターなどといった種類があります。

人になつきにくいペットの場合、鑑賞して楽しむことを念頭に置く必要があります。

またペットがなつきやすいのか、なつきにくいのか、事前に理解しておくことは大切です。

気になるペットがいたら、しっかりと情報収集をしておきましょう。