ティーカップポメラニアン | 外見・価格・性格・歴史

最終更新日:2016年12月5日

プードルでは、ごくごく小さな犬がティーカッププードルと呼ばれています。

同じ犬種でも、小さなサイズだといっそう可愛さが増して、まるでぬいぐるみみたいに思えたりすることもあります。

そうした小さな犬の中から、今回はティーカップポメラニアンについて、その特徴をご紹介します。

1.ティーカップポメラニアンとは

ポメラニアンはもともと小型犬に属する、体の小さな犬です。

その中でも特に体が小さいものが、ティーカップポメラニアンと呼ばれています。

犬の種類として正式に登録されているものではなく、体のサイズとして「ティーカップ」と頭についているのです。

一般的なポメラニアンは3〜4kgくらいまで成長します。

しかし、ティーカップポメラニアンは、成犬になってもだいたい2.5kgに満たない大きさが目安とされます。

小さな頃は、本当に手に乗るような大きさのポメラニアンですが、日本ではまだそれほど多く飼育されてはいません。

しかし、海外のセレブなどが人気の火付け役となり、今後人気はますます高くなりそうな犬です。


2.ティーカップポメラニアン誕生までの歴史

ポメラニアンは、かつてソリを引くなどパワフルな仕事をしていた犬たちです。

記録に残る限り、18世紀頃までは中型犬ほどのサイズのものが一般的だったようです。

しかし、それ以降はヨーロッパの貴族を中心に、ペットとしてポメラニアンが普及してきました。

そうした中、かのイギリスのビクトリア女王も非常に小さなポメラニアンを可愛がっていました。

そこから、小さなサイズのポメラニアンが人気を集めるようになりました。

その後、体の小さなポメラニアン同士を交配させて、現在のティーカップポメラニアンの姿に至っています。

より小さい体と、安定した遺伝的性質を受け継がせるために、ブリーダーによって改良が試みられています。

正式な犬種名ではないため、極小ポメラニアンなどと記載されることもあったりします。

3.ティーカップポメラニアンは甘えん坊で寂しがり屋な性格

ティーカップと言えども、友好的で元気いっぱいのポメラニアンの性格を受け継いでいます。

飼い主や他の犬や動物たちをいっしょにいることを好んだりして、とても人懐っこい性格は変わりません。

ともすれば、寂しがり屋だったり、甘えん坊とも言えるような性格を持っています。

飼い主への依存も強く、飼い主が離れたり、視界から消えると、不安を感じたりすることもあります。

普通のサイズのポメラニアンと比較すると、ティーカップポメラニアンには少し神経質な部分が見られることもあります。

環境の変化に強いストレスを感じたり、頭がいい故に人見知りをするようなこともあります。

そうした状況になると、吠え癖が出やすい犬でもあるので注意したいところです。

そのため、早い段階で社会性を育ててあげたほうが良いと言われています。


4.ティーカップポメラニアンの寿命と気を付けたい病気

ティーカップポメラニアンのように、体が小さい犬はついつい病気のことが心配になってしまいます。

しかし、ポメラニアン自体はとても丈夫で、それほど大きな病気にかかるようなことは少ない犬種です。

ティーカップポメラニアンでも同様で、一般的な寿命は12〜15歳くらいと言われています。

小型犬としては平均的な寿命であり、それほど心配する必要はありません。

気をつけたい病気としては、膝蓋骨脱臼が挙げられます。

外傷や後天的な要因で起こることもある病気ですが、ほとんどは遺伝や生まれつきのものが多いと言われています。

軽度の場合は症状が軽く、ほとんど異常が見られないので、発見が遅れることが多いのがこの病気の特徴です。

しかし、触診やレントゲンなどで簡単にわかる病気なので、一度は検査を受けてみたほうがよいでしょう。

また小型犬に多い特有の病気として、気管虚脱も心配されます。

肥満などによって気管が圧迫されたり、首輪などの首に負担のかかるもので気管が潰れてしまうという病気です。

体は小さくてもじゅうぶんな運動と、散歩の時などにはハーネスを着けることも心がけましょう。

5.ティーカップポメラニアンの値段と購入するときに気を付けること

ティーカップポメラニアンは、いままさに人気が高まっていることもあり、値段は高めです。

15〜40万円ほどすることが多く、毛並みのキレイなものはそれ以上の値段になることも珍しくありません。

遺伝的にポメラニアンと別な犬種というわけでもなく、人気のわりにまだまだ数は少ないのが現状です。

手に入れるには、運も必要かもしれません。

ときおりペットショップなどでも見かけることがありますが、できれば信頼できるブリーダーからの購入がオススメです。

というのも、ティーカップポメラニアンは独立した一つの犬種ではありません。

たとえ体のサイズが小さいからといっても、ペットショップでは生後一ヶ月くらいの大きさを元に記載されていることが多くあります。

大人になったときに、思いのほか大きくなるような子もいるので、そうした点をわきまえて選びたいものです。

ティーカップポメラニアンの特徴を知ろう

最近では携帯電話会社のCMでも登場して、その可愛さはますます多くの人に知られるようになったティーカップポメラニアン。

あんな子犬のような姿でも立派な成犬なので、子犬のポメラニアンの可愛さがずっと続くような感じがしてしまいます。

紹介したビクトリア女王だけでなく、パリス・ヒルトンなどのセレブからも愛されているそうです。

日本では、若い女性や年配の方からも、小型犬に人気が集まっています。

こうした状況を考えると、今後ティーカップポメラニアンがもっと人気となるのは間違いないでしょう。

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