ピットブルは危険な犬?その生態・性格・飼い方・価格をご紹介

最終更新日:2016年7月10日

犬の犬種についてはあまり詳しくない人からすると、あまりなじみのない犬種かもしれません。

しかし、知っている人からすれば畏怖の念を抱くような犬種です。

今回はその理由や、ピットブルについての概要をご紹介します。します。

1.ピットブルとは

ピットブルの名で知られているこの犬種。

正式名称は「アメリカン・ピット・ブルテリア」という名前です。

この犬はもともとイギリスで祖先が生まれた後にアメリカで闘犬用に品種改良された結果、生まれた犬種です。

そのため非常に力が強く、運動量も多いため一日の散歩量もかなりの時間を必要とします。

闘犬用の犬ということもあってか、あごで噛む力も相当強いです。

見た目は筋肉質で見るからに強そうな姿をしていますが、分類的には中型犬の分類になり、体高も低めになっています。

寿命は個体差もありますが、だいたい12年から14年と言われています。


2.最も危険な犬?

ピットブルはもともと闘犬用に作られた犬だけに非常に闘争心が強く、各地でたびたび事故が報告されていて、死亡事故も多発しており、その割合は他の犬種と比べても多い比率になっています。

死亡事故の実例としてアメリカで囲いを抜け出した飼い犬のピットブル4頭が母親と一緒に歩いていた4歳の男児を家の囲いの中に引きずり込み、噛み付いた後死亡させるという事故がありました。

ピットブルは3頭が警官に射殺され、残りの1頭は事件後安楽死させられるという結果に。

飼い主も殺人罪で起訴されました。

噛み付いたらなかなか離そうとはしないので、離させるためにはかなりの労力が必要となります。

闘犬の本能なのか他の犬とも争いが起きやすく、トラブルが起きやすいです。

3.各国での扱い

死亡事故が多発するためにピットブルの所有を制限している国も多くあるほどです。

ピットブルが生まれた国であるはずのアメリカでさえ、飼うことに規制を設けている州があります。

ヨーロッパでは各国が指定されたピットブルなどの危険犬種に対し飼育禁止や飼育するためにライセンスを取得させるなどの規制を設ける動きが強まっています。

しかし、今のところ日本には飼うことを禁止する法律はありません。

人間の手によって改良され繁殖し、その危険性からまた人間の都合によって規制されてしまうというかわいそうな歴史を持った犬とも言えます。


4.初心者には危険

日本では飼うことの出来るピットブルですが、安易な気持ちから飼おうとすることはやめた方が良いと言えます。

しっかりとしつけをすることができれば飼い主には忠実であり、また非常に賢いので良いパートナーになることも出来ますが、一歩間違えれば重大な事故を起こしかねないからです。

飼い主にはしっかりとした威厳を持つことが求められ、ピットブルの主人としての振る舞いをこなせる人でないと従わせることが出来ません。

今までに犬をかったことのない人は手を出すのをやめた方が無難です。

中には安易な気持ちで手を出してしまったばかりに、飼うことの難しさから手放さなければならなくなり、保健所に送られて処分されてしまうというケースもあります。

他人からピットブルだと知らずに譲り受け、あとになってからその性質を知り、結局手放してしまうということも多くなります。

そのような悲劇を生まないためにも、軽い気持ちで手を出すことはやめておきましょう。

5.飼うことになったら

実際にピットブルを飼うことになったらどんな点に注意すれば良いのでしょうか。

まずはしっかりとしたしつけが重要です。

自分と犬の間にしっかりとした主従関係を作れなければ言うことを聞かなくなり、非常に危険です。

自分自身に危険がある他、まったくの他人をも危険にさらしてしまう可能性があります。

言うことをしっかりと聞いてくれる信頼関係を築き上げましょう。

また犬のストレスをためないためにも、多くの時間を散歩に費やさなければなりません。

飼う前に十分に時間を確保できるか検討してください。

そして、首輪やリードは頑丈なものでなければいけません。

万が一にも壊れる可能性のないものが求められます。

必要だと感じれば口輪を付けての散歩も視野に入れてください。


6.価格、購入について

ピットブルはペットショップでは売っていないのでブリーダーから譲ってもらうことになります。

価格は30万円くらいが最低でも必要になります。

信頼できるブリーダーさんを探して購入するようにしましょう。

飼う人を選ぶピットブル

やはり上級者向けの犬という側面がどうしてもあります。

今まで飼いたいと思っていた人も自分にはレベルが高いなと感じたら飼うことは控えるようにしましょう。

自分だけでなく他人や犬にも迷惑をかけることになるかもしれません。

反対に自分は飼える自信があるという人は、良い家族になるために手間ひまを惜しまずに愛情をかけてあげてください。

きっと良いパートナーになってくれるはずです。

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