白色な毛並みの犬はどんな犬種?

最終更新日:2016年8月5日

黒色、茶色、白色、グレーなど犬には様々なカラーバリエーションがあります。

白色の毛色を持つ犬といえば、どのような種類の犬を思い浮かべるでしょうか?純白の被毛は、見ているだけでも美しいと感じます。

今回は、白色の毛色を持つ代表的な犬種をご紹介します。

1.ビション・フリーゼ

ビション・フリーゼは、フランス原産の小型犬です。

ビジョンは「小型の長毛犬」、フリーゼは「巻き毛」を意味しています。

純白のふわふわとした毛並みと綿帽子のような大きな頭がぬいぐるみのようで可愛らしく、人気が高い犬種です。

ビション・フリーゼの被毛は、二重構造になっていることに特徴があります。

下毛は絹のような毛が密集しており、上毛は粗い巻き毛となっているため、毛を押すとふわふわとした心地好い弾力感を感じることが出来るのが魅力です。

ビション・フリーゼは体の割りに運動量の多い、活発な性格の犬種です。

そのため、ドッグスポーツに挑戦する個体もいます。


2.マルチーズ

マルチーズは、地中海にあるマルタ島原産の小型犬です。

光沢のある純白の被毛が特徴的で、その見た目の美しさから人気が高い犬種のひとつです。

被毛は美しい反面、繊細で絡まりやすく、定期的にブラッシングやトリミングを行わなければならないなど、お手入れに手間がかかってしまう一面もあります。

そのため、夏場は熱中症対策も兼ねて短く刈り込んでいる個体もいます。

性格はおとなしく従順で、初心者でも飼いやすいです。

また、マルチーズは涙と目やにが出やすい犬種であるため、目の周りが赤く変色してしまう「流涙症」という病気を発症しやすいので注意が必要です。

3.日本スピッツ

日本スピッツは、日本原産のスピッツ系の犬種です。

真っ白な毛並みと尖った口吻部(マズル)が特徴的です。

日本では1950年代に一大ブームが起こり、家庭犬の代表格となったこともあります。

ところが、「キャンキャンと吠える神経質な犬」というレッテルが貼られてしまい、徐々に人気が廃れていきました。

現在の日本スピッツは、無駄吠えをしないように改良されているため、鳴き声に関してはそれほど神経質になる必要はないでしょう。

性格は明朗かつ活発で、物覚えもとても良い犬種です。

その反面、警戒心が強く、飼い主以外にはなつきにくい傾向があります。


4.北海道犬

北海道犬はその名の通り、日本・北海道原産の犬種で、天然記念物にしていされています。

携帯電話会社のCMに北海道犬が出演したことにより話題になり、人気が出ました。

元々は北海道に住んでいる先住民族・アイヌの人々が飼育していた犬で、アイヌ犬とも呼ばれています。

性格は飼い主に忠実で、厳しい北海道の自然の中で生きてきた犬種であるため、我慢強く、粗食でも耐えられる強さを持っています。

しかし、猟犬として活躍した過去があるために野性味が強い個体もおり、CMとイメージが違うと手放してしまう飼い主もいます。

5.グレート・ピレニーズ

グレート・ピレニーズは、フランス原産の超大型犬です。

かつては山の斜面にて、羊飼いとともに狼から羊の群れを守る仕事をしていました。

「グレート・ピレニーズ」という犬種名はアメリカと日本だけの呼び名であり、ヨーロッパでは「ピレニアン・マウンテン・ドッグ」、原産地であるフランスでは「ル・シアン・デ・ピレネー」と呼ばれています。

グレート・ピレニーズは、抜け毛が多い犬種であり、低い鳴き声が近所迷惑になる可能性があるため、どこでも飼育が可能という犬種ではありません。

飼育を希望する場合、自宅がグレート・ピレニーズを飼育するのに適しているのかよく確認することをオススメします。

また、超大型犬であるため、寿命は10年から12年くらいと、15年ほど生きる小型犬と比べると少し短めです。


6.ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、スコットランド原産の白一色の被毛が特徴的な小型犬です。

「ウエスティ」の愛称でも知られています。

あるドッグフードのマスコットキャラクターとして、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアが採用されていることから、人気が高い犬種であるといえます。

可愛らしい見た目をしていますが、犬種名に「テリア」とある通り、かつては巣穴の中に潜った獲物を追う仕事をしていました。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアの平均寿命は12年から16年ほどであると言われています。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、腹部のヘルニアが比較的多い犬種であるため、注意が必要です。

7.サモエド

サモエドは、ロシア・シベリアを原産とする白色の毛並みが特徴的な犬種です。

「シベリアン・スピッツ」とも呼ばれています。

サモエード族という民族が長きに渡り飼育してきた犬が元になっており、トナカイの番やそり曳き、カモシカ狩りに従事してきました。

過酷な極寒地でそり曳きなどの仕事についていたために皮下脂肪が非常に厚く、豊富な体毛を備えているところに特徴があります。

また、サモエドの口元はいつも笑っているようであり、サモエドの飼い主などからは「サモエドスマイル」と呼ばれ、親しまれています。

性格は人懐っこく誰とでも仲良くなれますが、その性格から番犬としては向いていないと言わざるを得ない一面もあります。

白毛が特徴のさまざまな犬たち

白色の毛色を持つ代表的な犬種を見てきました。

同じ白色の犬種でも、ビション・フリーゼやウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアのような小型犬から、グレート・ピレニーズのような超大型犬まで様々な種類の犬種がいました。

また、愛玩犬として作られた犬種や狩りなどの仕事に従事してきた犬種など、多種多様な目的のために生み出され、人間とともに過ごしてきました。

白色の毛並みはとても美しく魅力的です。

見た目の美しさとともに、それぞれの犬種が持つ歴史を感じることが出来れば、より愛着がわくことでしょう。

「白色な毛並みの犬はどんな犬種?」の関連記事

「白色な毛並みの犬はどんな犬種?」と合わせて読みたい