長毛な犬7種。長い毛に癒やされよう

最終更新日:2016年6月29日

様々な姿かたちをもつ犬たちの中には、短毛の犬もいれば長毛の犬もいます。

長毛の犬は、普段の手入れこそ短毛よりかかりますが、長毛種ならではの魅力があります。

そこで今回は、人気の高い長毛の犬をご紹介します。

1.プードル

プードルはトイ・ミニチュア・ミディアム・スタンダードとサイズが分かれていますが、どのサイズのプードルも放っておけば毛が際限なく伸びてしまうため、定期的なトリミングが必要になります。

プードル独特の刈り込みは狩猟犬として機能的に動くためのものでしたが、次第に美的要素が求められるようになり、洗練されたスタイルになっていきました。

プードルは訓練性能が高く、抜け毛が少なく体臭もあまり強くないため、飼いやすい犬種として知られています。

被毛の一本一本がゆるいコルク状をしており、もつれやすいため、日常的にブラッシングをしてもつれないようにする必要があります。


2.ヨークシャー・テリア

ヨーキーの愛称で呼ばれる小型のテリア犬です。

ペットとして飼われているヨークシャー・テリアは、手入れのしやすさのために短くトリミングされてることが多いですが、本来のヨークシャー・テリアは床につくほどの美しいシルキー状の被毛を持ちます。

抜け毛は少なめです。

ヨークシャー・テリアの被毛は、子犬の頃の全身が黒っぽかったものが、成長するにつれて青みを帯びたグレーに変わっていき、その美しさから「動く宝石」と呼ばれています。

作出された当初は労働者階級でネズミ駆除の役割を担っていたため、愛らしい容姿に似合わず活動的で勇敢、時に大胆な行動を取ります。

3.アフガン・ハウンド

犬の中で最古の歴史を持つ犬種の一つと言われています。

昼間は暑く、夜間は冷え込むという厳しい自然環境に適すため、被毛が長く発達していったと言われています。

アフガン・ハウンドは外見は威厳があり優美そのものですが、サイトハウンドに属し、視覚を使って獲物を見つけ、俊足で追いかけ捕らえるという優れた狩猟犬であったため、ペットとして飼う際にも狩猟犬としての本能を制御する必要があります。

人間の指示を待たずに獲物を捕らえるという猟法であったために自立心が強く、訓練性能は高くないと言われています。

散歩の途中で小型犬や小動物を見つけると本能的に追いかけてしまうという事があるため、十分に運動をさせてストレスを溜めさせないなどの必要があります。


4.アメリカン・コッカー・スパニエル

イングリッシュ・コッカー・スパニエルという犬種がアメリカに渡った後に改良されていった犬です。

被毛の手入れがしやすいよう短くトリミングされているコッカーも多いですが、ドッグショーなどで見かけるコッカーはたっぷりとした被毛を持ち、とてもゴージャスです。

性格はとても陽気で気立てが良く、飼い主の指示に応えようと努力します。

被毛でわかりづらくなっていますが、狩猟犬として活躍していたのでとても均整のとれた体形をしており、運動量を必要とします。

豊かな被毛を維持するためにはこまめなブラッシングとコーミングが必要です。

そして、大きな厚い垂れ耳なので、耳のトラブルを起こしやすいです。

また、目が大きく出ているため、目の病気にも注意が必要です。

5.シェットランド・シープドッグ

シェルティーの愛称で呼ばれる小型の牧羊犬です。

全身長い被毛で覆われ、ダブルコートと言われる上毛と下毛の2層構造になっています。

トリミングの必要はありませんが、毛が抜け変わるので抜け毛は多いです。

こまめなブラッシングで毛のもつれを防ぎ、死毛を取り除いてあげる必要があります。

非常に聡明で温和であり、家族に対して深い愛情を寄せてくれますが、神経質な面も持ち合わせており、見知らぬ人に対してはやや警戒的になる傾向があります。

散歩などで体力的に満足させるだけではなく、頭を使う遊びも取り入れることで牧羊犬としての知的要求も満たしてあげることができます。


6.パピヨン

フランス語で「蝶」を意味し、耳から流れる飾り毛が特徴の小型犬です。

フランス宮廷でも寵愛されていましたが、当時のパピヨンは耳が垂れており、改良の結果立ち耳と垂れ耳の両方が存在するようになりました。

立った耳がパピヨンと呼ばれるのに対し、垂れた耳はファレーヌ「蛾」と呼ばれます。

パピヨンは、長毛犬種の中では、比較的手入れが楽な犬種と言われています。

毛は一定の長さで伸びなくなるため、トリミングの必要はありません。

しかし、耳の飾り毛が毛玉になってしまい、ほどくときに切れてしまうと元の長さに戻るのに時間がかかってしまうため、毛玉にならないようにブラッシングは必要です。

パピヨンは賢く活発で、体臭が少ないため飼いやすい犬種として知られています。

7.ミニチュア・シュナウザー

ドイツ原産の、ネズミを駆除するために作出された犬種です。

柔らかい下毛と硬い上毛の2層構造をしており、シュナウザーという名前がドイツ語の「口ひげ」からつけられたように、口の周りにはひげのような毛が生えています。

この口ひげと硬い上毛はネズミを駆除する際に、ネズミの攻撃から身を守るためであったと言われています。

テリア犬種の血が流れているので、テリア気質と呼ばれる頑固さや小動物に対しての攻撃性は持っているものの、テリアの中では扱いやすく、子犬の頃からの接し方としつけ次第で賢く飼い主に忠実になります。

テリア種は独特の剛毛を作り出すために手や専用のナイフで毛を引き抜く方法がされてきましたが、現在の家庭犬では剛毛よりも柔らかい毛が好まれることや、またトリミング時間の短縮のためにショードッグ以外はバリカン等を使ったトリミングがされていることから、その方法も用いられなくなってきています。

抜け毛は少なく体臭も少ないですが、定期的なトリミングが必要になります。

トリミングが楽しい長毛の犬を飼おう

美しい被毛を保つためには手入れに手間がかかってしまいますが、手入れも楽しめる人であれば、色々なカットが楽しめるので、犬を飼う楽しみがさらに増えるでしょう。

長毛種にもカットが必要な犬種と必要でない犬種がありますが、一般的には顔の毛が伸びる犬は定期的なカットが必要になり、顔の毛が伸びない犬はある程度のところで毛が伸びなくなるのでカットは必要ません。

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