これから犬を飼うという方。

やはり気になるのは、「ちゃんとしつけができるかな」「しつけができなくて、ご近所に迷惑をかけないかな」ということではないでしょうか。

ですが、知能が高い犬なら、きちんとしつけをした内容を覚えてくれるでしょう。

そこで今回は、知能が高い犬種をご紹介します。

ボーダーコリー

牧羊犬として幅広く知れ渡っていると思います。

運動することが大好きなのでお散歩はかかせません。

知能としては、2~3歳程度の人間の子供としての知能を持っているため、幼犬期のしつけをしっかりと行わないと大変な事になります。

人間の言葉を理解する力もありますので、褒めるときは優しく褒める、叱る時は厳しく叱るなど、メリハリをつけてしつけを行うようにしましょう。

万が一しつけを間違ってしまうと、ただの我侭で傲慢な犬になってしまう危険もありますので、飼い主の言っている事を全て理解しているんだと言うことを忘れないように育ててあげましょう。

プードル

愛玩犬としても有名なプードル。

大きさも様々でトイ、ミニチュア、ミディアム、スタンダードと4種類に分かれています。

毛色もホワイト、ブラック、グレー、レッドなど様々あり、カットの仕方もプードルならではのカットの仕方など、飼っていても飽きる事のない犬種です。

とても従順な性格をしていますが、家の人にしかなつかないという傾向も見受けられます。

エネルギッシュで遊ぶことも大好きです。

幼犬期のしつけも比較的楽に行えると思います。

すごく甘えん坊な反面、神経質な部分もあります。

結構気が強い部分も見受けられます。

よくサーカスなどでも見かけることがあると思いますが、学ぶ力がある犬種なので多様な芸などもすぐに覚えてくれます。

ジャーマンシェパード

見た目もかっこ良く、とても凛々しい顔立ちのシェパードで、警察犬としても有名です。

頭が良く忠誠心と服従心があり、訓練なども好む犬種なので、災害時の救助、軍用、麻薬探知など、お役に立つ所で活躍してくれています。

性格は幼犬期のしつけで大きく変わっていきます。

しっかりとしつけを行った際にはすごく従順で忠誠心、服従心を持ち合わせ、飼い主や世の中の為に活躍してくれる頼りになる犬に育ちますが、しつけを怠ってしまった場合には攻撃的になり、人や物に危害を加えてしまう犬になってしまいます。

また、顎の力も非常に強いために、噛み疲れると大怪我を引き起こす場合もあります。

成犬になってからしつけをし直す事は難しいため、幼犬期のしつけが重要となってきます。

ゴールデンレトリバー

大きな体をしている割には、とても優しい目をしている犬です。

セラピー犬や、盲導犬として活躍しているのを目にする事も多いと思います。

とても賢く、忠誠心を持っており、とても温和な性格をしています。

幼犬期のしつけも比較的楽に行えると思います。

飼い主と一緒に入る事をとても喜ぶ甘えん坊な一面も持ち合わせています。

また、高齢者が多い家庭など、静かな環境で育てば静かに落ち着いて暮らしていきますが、小さい子供などがいて、にぎやかな家庭で育った場合には、一緒に遊ぶ事が大好きなので、元気で活発に育つ事になります。

忍耐力も強いのでお留守番などもしっかりとしてくれますが、基本的には一人でいる事を嫌う犬種なので、寂しい思いをさせるのは極力避けるようにしましょう。

あまり攻撃的にはならない犬なのですが、幼犬期にしっかりとしつけを行わないと、いたずらや、物などを壊してしまう事もあります。

本犬にしてみれば甘えたいのと、遊びたいのとで悪気は一切ないのですが、体が大きい分、被害も大きくなってしまいますので、基本的なしつけはしっかりと行うようにしましょう。

ドーベルマン

短毛種で凛々しい表情をしているドーベルマンも、とても頭の良い犬です。

訓練なども得意なので警察犬、麻薬探知犬、番犬、ガードマンとしても幅広く活躍しています。

運動させる事が重要になってきますので、お散歩に連れて行けないご家庭や、忙しくて手をかけてあげられない飼い主には向かない犬です。

また、犬を飼い始めたばかりの方にも、扱いが難しいのでオススメは出来ません。

飼い主に対して従順で忠誠心と忍耐力を示してくれますが、飼い主以外の人間や他の犬などに対しては警戒心が強く働いてしまうので、攻撃的になる場合があります。

幼犬期のしつけも重要ですが、厳しい訓練やコミュニケーションをしっかりと取り、十分な運動を常に行える環境で育ててあげてください。

知能が高い犬を飼ってみよう

他にも頭の良い犬はいます。

シェットランドシープドッグ、ラブラドールレトリバー、パピヨンなども、他の犬に比べれば知能が高いとされています。

知能が高い犬に共通して言える事は従順、忠誠心がある、物覚えが早い、理解力が強いという事なのですが、それらは持って生まれたものもありますが、幼犬期のしつけも大きく関係していきます。

それなので、しつけを間違ってしまったり甘やかして育ててしまったりすれば、攻撃的になったりして、人や物に危害を加えてしまいます。

人間と仲良く共存していく為にも、基本的なしつけはしっかりと行うようにしていきましょう。