ミニチュアプードルとコッカースパニエルの純血種のミックスがコッカープーです。

トイプードルは大人気で有名な犬種ですが、コッカースパニエルの性格や特徴はよく知らない方も多いのではないでしょうか。

とても魅力的な犬種で、そのミックス犬のコッカープーも非常にオススメの犬種です。

コッカープーが生まれたアメリカでは、純血種に並ぶ、もしくは純血種を上回る人気です。

ここでは、コッカープーの性格と特徴についてご紹介します。

穏やかで陽気(コッカースパニエル)×賢くて人懐こい(プードル)

コッカースパニエルは陽気で何より穏やかな犬種です。

その性格は本当に魅力的で愛好家も多いほど。

そして、プードルは賢くて人懐こい犬種です。

これらのミックス犬は、人間と良好な関係を築くことができるになることでしょう。

しかし、プードルはとても繊細な一面があり、いろいろな変化に敏感に反応することがあります。

そのため、環境やしつけによっては、神経質な性格になってしまうことがあります。

でも、コッカースパニエルの性格が入ることで、プードルの性格が緩和され、非常に飼いやすくなることは間違いありません。

一般的に、コッカープーは無駄吠えや要求吠えも少ないと言われています。

ただ、プードルの生まれ持った賢い一面を持っているので、きちんとしつけをする必要があります。

主従関係で、プードルが飼い主さんの上に立ってしまうと、わがままを言う性格になってしまう可能性もあります。

身体を動かしてトレーニングをすることも楽しんでくれる犬種

コッカープーは運動が好きな犬種です。

毎日の運動は欠かせないでしょう。

そして、トレーニングすることも好きなので、ドッグランなどでアジリティー(障害物)を楽しむ犬もいます。

覚えも早いのが特徴で、教え甲斐がある犬種であることは間違いなさそうです。

またドッグランへ行って他の犬に会うことで、コッカープー独特のフレンドリーな性格が引き出されることでしょう。

「賢い犬なので、しつけをしなくてもいいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、コッカープーはしつけをすることでより魅力的な犬種になります。

イングリッシュコッカープーとアメリカンコッカープーの2種類がある

コッカープーには、正確にはイングリッシュコッカースパニエルとプードルのミックスのイングリッシュコッカープーと、アメリカンコッカースパニエルのミックスのアメリカンコッカープーの二種類があります。

でも、今日本で一般的にコッカープーと呼ばれているのは、アメリカンコッカースパニエルとのミックス犬を指します。

抜け毛は少ないことが多い?見た目の特徴は?

アメリカンコッカースパニエルは抜け毛がある犬種ですが、換毛期に抜け毛が気になる程度で、さほど多いというわけではありません。

プードルはご存知の通り、抜け毛がほとんど気にならない犬種です。

そのため、コッカープーも抜け毛がほとんどないことが多い犬種、つまりアレルギーの方でも飼える可能性のある犬種と言われています。

とても魅力的です。

見た目は、多少差はありますが、プードルのように密集してクルクルとした毛質であることが多くなります。

耳はコッカースパニエルの特徴を引き継いで、プードルよりは大きいことが多く、よりキュートな外貌です。

コッカープーの体のサイズは?

体のサイズは、2.72㎏以下がティーカップトイ、5.5㎏以下をトイ、5.6㎏~8.5㎏がミニチュア、8.6㎏を超えるとマキシという風に分類されています。

両親のサイズによっても、大きく異なります。

購入する際には、両親のサイズはしっかりとチェックした方が良いでしょう。

かかりやすい病気は?

アメリカンコッカースパニエルというと、皮膚疾患、中でも耳の疾患が多いというイメージが多いですが、プードルが混ざることで、コッカープーの方が皮膚疾患の頻度は下がると言われています。

ただ、たれ耳である以上、外耳炎には気をつけほうが良いので、こまめなケアは必要であると言えるでしょう。

コッカープーについて知ろう

可愛い見た目だけでなく、性格もフレンドリー。

そして抜け毛が少ないことも本当に魅力的ですね。

まだあまりメジャーな犬種ではないコッカープーですが、一度ペットショップなどで探してみてはいかがでしょうか。