キャバプーはキャバリアキングチャールズスパニエルとトイプードルのミックス犬です。

今人気のミックス犬の中でも、人気の高いキャバプー。

どんな犬種がご存知でしょうか。

これからキャバプーをご家庭に迎えたいと思っている方へ、ここではキャバプーの特徴についてご紹介します。

キャバプーの性格

キャバプーは性格の面から考えると、最も飼いやすいミックス犬と言えるかもしれません。

キャバリアは最も理想的な家庭犬と称される犬であり、性格は愛嬌があり、遊び好きで穏やか、そしてとても甘えん坊で人懐っこいという特徴があります。

あまり無駄吠えもしないので物静かで飼いやすいと言われています。

一方で、プードルも愛嬌があり、人懐っこい性格でありながら、小型犬の中では1番と言っても良いほど頭が良いという特徴があります。

物覚えもとても良いため、しつけが非常に入りやすいと言われています。

でも、少し慎重なところがあり、他の犬や人に対して警戒して吠えたり攻撃的になってしまうこともあります。

ただキャバプーの場合は、キャバリアの性格がミックスされることで、少しプードルの神経質な一面が緩和され、より飼いやすくなる可能性があります。

つまり、キャバプーは飼いやすい2大犬種のミックスと言えるのです。

キャバプーの大きさ

キャバプーの大きさは、親のサイズにもよって大きく影響を受けます。

キャバリアの平均的な大きさは6㎏~8㎏程度、トイプードルの平均的な大きさは2㎏~4㎏程度です。

キャバリアのようなサイズになることも、トイプードルのサイズになることも、中間の可能性もあります。

ただ、純血種同士のミックスなので、どちらかというと母親のサイズに影響を受けることが多くなります。

サイズに関しても、ミックス犬はどのように成長するかわからないので、とても成長が楽しめることでしょう。

キャバプーの寿命

キャバプーの寿命は、個体差があります。

キャバリアは平均寿命が9~14歳と他の小型犬と比較すると少し短めと言えるかもしれません。

それに対し、トイプードルは平均寿命が12~15歳と、小型犬の中では少し長めです。

いずれにしてもキャバプーも10歳前後以上は生きてくれることが多いですが、病気などによって大きく影響を受けるということは覚えておきましょう。

キャバリアは心臓の病気にかかってしまうことが非常に多くあります。(僧房弁閉鎖不全症)

心臓の病気なので、寿命にも大きく影響する病気です。

他の犬種でもこの病気は発生が認められますが、キャバリアではその割合が100%と言われることもあるほど高率で発症してしまいます。

薬で完全に治る病気ではありませんが、付き合っていくことのできる病気です。

そのため、キャバプーを飼い始める際にもこの病気についてはしっかりと勉強して知っておくことをオススメします。

キャバプーの値段

キャバプーの値段は15万円前後であることが多いです。

主にペットショップで購入することが多いですが、ブリーダーから直接購入することもできます。

値段は血統やカラーなどによって変動することもあります。

キャバプーの被毛

キャバプーの被毛はホワイト、ブラック、ゴールド、ブレンハイム(茶白)、トライカラー(茶、白、黒)など多種多様です。

被毛のカラーによって印象が大きく変わります。

被毛はトイプードルのようにクルクルと短くカールしているものから、キャバリアのように長い被毛にプードルの遺伝子が加わりくるっとカールしているものまで、こちらも多様です。

トリミングも様々なカットが楽しめるでしょう。

いずれにしても毛吹きが良く、美しい被毛を持つ犬種です。

(抜け毛のないトイプードルと抜け毛の多いキャバリアのミックスなので、抜け毛には個体差もあります。こまめなブラッシングは日常的に必要なケアです。)

キャバプーの見た目の特徴

キャバリアもプードルもくりくりとした目が特徴的なので、キャバプーも同様にくりくりした目が特徴的です。

耳はキャバリアのように大きい耳になることが多くなります。

純血種同士のミックスなので、パーツパーツによっていずれかの犬種の特徴を受け継ぐことが多いです。

目はプードル、耳はキャバリア、体格はプードルといった感じです。

本当に世界に一匹しかいない犬になることでしょう。

同じ個体でも成長段階において、プードルが強くなったり、キャバリアが強くなることあるので、成長を楽しみながら見守ることができるでしょう。

ミックス犬を飼う上での醍醐味とも言えます。

理想の家庭犬、キャバプー

キャバプーは、まさに家庭犬として理想的と言えるでしょう。

キャバプーであれば、小さいお子さんがいるご家庭でも、先住犬がいるご家庭でも、きっと素晴らしい関係が築けるに違いありません。