キャバプーはキャバリアとプードルのミックス犬で、今、人気急上昇中の犬種です。
人形のような見た目で、本当に可愛らしい佇まいです。
ここでは、キャバプーの性格や特徴についてご紹介します。
人懐っこい性格が特徴的
とにかく人懐っこい犬の代名詞とも言えるキャバリアと、人間とのコミュニケーションをとることを好むプードルのミックスなので、非常に人懐っこい性格の犬になることが多いです。
キャバリアは穏やかで、人間に寄り添うのが大好きな犬種です。
一度キャバリアを飼ってしまうと、その魅力に夢中になってしまう飼い主さんも少なくありません。
一方、プードルも一般的には温厚で、社交的な子が多い犬種です。
ただ、時折少し怖がりや神経質な性格のこともあります。
そういった意味でもキャバリアの性格が混ざることで、少しこのあたりの性格が緩和され、飼いやすい性格になります。
性格は生活環境によっても大きく影響を受けますが、キャバプーは初心者でも飼いやすい犬種と言えるでしょう。
プードルの賢さを併せ持つ、お利口さん
プードルと言えば、サーカスなどでも登場して、様々な曲芸を披露する芸達者です。
とても利口で、学習能力が高く、トレーニングすることを好むところがあります。
キャバプーはそのプードルの血を受け継ぐ犬種です。
そのため、しつけも日々の生活の中できちんと理解してくれることでしょう。
ただ、頭が良いので、きちんと飼い主とペットの関係を築かないと、いつの間にかペットが上の上下関係になってしまい、わがままな性格になる危険性もあります。
そのためには、きちんとしつけをすることが大切です。
日々のしつけの中でコミュニケーションを取りながら、関係を築いていきやすい犬種といえるでしょう。
コミュニケーションが好き
プードルもキャバリアもスキンシップが大好きな犬です。
そして、ある程度の運動も好みます。
毎日お散歩に行って体を動かすだけでなく、家でもおもちゃを使って一緒に遊んであげると非常に喜ぶことでしょう。
一緒にくつろいでいるときに、体を撫でてあげるだけでも、犬はとてもリラックスできます。
毛が抜けにくくて飼いやすい
プードルは毛が抜けにくい犬種としてとても有名です。
一方、キャバリアは非常に毛が抜けて、頭を悩ませている飼い主さんも少なくありません。
では、果たしてキャバプーではどうかというと、毛が抜けないことが多くなります。
毛質はプードルの毛質になることが多く、トリミングは必要になるでしょう。
耳の形もキャバリアの耳の形が出ることが多く、耳は大きめになることが多いです。
毛の色は様々で、キャバリアのブレンハイムのように茶色と白もいれば、全部茶色の子も、真っ黒の子もいます。
これらの体の特徴はどうしても個体差があり、年齢によっても変化していくことが多くなります。
子犬のときはプードルが強く、そのあとキャバリアが強くなるなどのケースがあります。
その変化を見るのも、ミックス犬を飼う醍醐味ですね。
体のサイズは個体差がある
トイプードルとキャバリアでは圧倒的にキャバリアが大きいです。
キャバプーの場合、サイズはプードルになることも、キャバリアになることも、中間程度のサイズになることもあります。
小さいときのサイズである程度の成長は想像がつきますが、体のサイズにも個体差があります。
あまり無駄吠えをしない
どちらの犬種もあまり無駄吠えをしない犬種です。
無駄吠えはトレーニングで直すのも非常に難しく困る方が多いですが、元々の性格上あまり吠えず、飼いやすいと言えるでしょう。
無駄吠えは恐怖心や警戒心から生まれることが非常に多く、習慣的になって癖になってしまうことがあります。
キャバプーは元々あまり無駄吠えの心配はないとはいっても、小さいときから色々な人や犬、環境に触れさせてあげることで、あまり色々なことを怖がらず、オープンマインドな犬に育つと思われます。
生まれつきの天真爛漫な性格を引き出してあげましょう。
あまり臭いが気にならない
あまり臭わないというところは、室内犬を飼う上で非常に助かるポイントです。
2週間から1か月に1回程度のシャンプーで問題はありません。
カットが楽しめる
プードルの血が入っているので毛は基本的に伸び続けます。
そのため、カットが楽しめる犬種です。
最近では、トリミングサロンに出すと出費がかさむので、飼い主さんがご自身で手入れをしていることもあります。
初めは難しいですが、自分の好みにカットできるので楽しみが広がることでしょう。
この種の毛の犬は、カットを定期的にしないと、目の周りの毛が目に入り炎症を起こし、毛玉ができて皮膚炎になってしまうことも。
きちんと手入れをしてあげましょう。
キャバプーを飼ってみよう
ミックス犬は混ざり方によって、全く別の犬種に見えるほど、多種多様です。
もちろん、キャバプーも同じく、混ざり方によって同じキャバプー同士でも、まったく違う色や大きさになります。
どんな子に育つのか想像すると、楽しみが広がることでしょう。