【ベルジアングリフォンの特徴】性格・寿命・価格・しつけ方・飼い方

最終更新日:2016年11月5日

ベルギー原産であるベルジアングリフォン。

元々は、同じベルギー原産の小型犬であるブリュッセルグリフォンと同一犬種として扱われていました。

1880年代に別犬種として認識され始めてからは、ネズミ狩りとして使われたり、ペットとして大切にされたりしてきました。

そんなベルジアングリフォンとは、どのような犬なのでしょうか。

1.ベルジアングリフォンは警戒心がありながらも人懐っこい性格

明るく朗らかで知的な性格をしています。

飼い主やその家族にはとても従順で愛情深く、人懐っこいです。

優しさも持ち合わせており、子供や高齢の方、他のペットなどとも仲良くすることができます。

一方で警戒心の強さもあり、見知らぬ人には激しく吠えたて、攻撃的な一面を見せることがあります。

しかし、飼い主やその家族に友好的な訪問者に対してはすぐに慣れてしまいます。

そのため、優れた番犬になるのは少し難しいかもしれません。

飼い主やその家族からの指示や行動を注意深く観察しており、それを理解する力を兼ね備えています。


2.ベルジアングリフォンの体重・体高

ベルジアングリフォンは体重が2.5kg〜5.5kg、体高が18cm〜20cmで分類としては小型犬となります。

体長と体高がほぼ同じ長さで、体の割には頭部が大きめです。

頭は丸く、長い飾り毛のような髭があります。

マズルはつぶれており極端に短いです。

耳は垂れ耳で、一時期は断耳をしていた時期もありましたが、現在は行っていません。

尾は垂れ尾で、こちらも断尾していた時期があります。

被毛はシングルコートで、粗めとなっています。

名前にもあるグリフォンが、ベルギー語で「硬い針金状のゴワゴワな被毛」を意味するのですが、まさに名前の通りとなります。

毛色は、ブラックとブラック&タンがあります。

3.ベルジアングリフォンの寿命とかかりやすい病気

ベルジアングリフォンの寿命は、12年〜14年とされています。

かかりやすい病気としては、軟口蓋過長症などがあります。

軟口蓋過長症とは、主に短頭種がかかりやすいもので、口腔と鼻腔を分けている硬口蓋(こうこうがい)と呼ばれる部分が他の犬よりも長いことで、呼吸に異常が出る病気です。

この病気になると、最初のうちは呼吸が荒くなったり、大きなイビキをかく程度の症状が現れますが、重症化すると、だんだんと呼吸が困難になり、最悪の場合は、死に至ることもあります。

この病気は、ほとんどが先天性のため、明確な予防法はありません。

ただし、手術という治療法はあります。

少しでも違和感を感じたら、早急に受診することをお薦めします。


4.ベルジアングリフォンのしつけ方

まず始めに犬というものは、相手が自分よりも立場が下だと認識した場合、その相手の言うことを全くと言って良いほど聞かなくなります。

そのため、何よりも先に服従訓練をしっかりと行う必要があります。

ベルジアングリフォンは、比較的知的で物分かりが良いため、ついつい甘やかしてしまいそうですが、そうすると自分が上の立場だと勘違いしてしまうので注意が必要です。

また服従訓練は、なるべく子犬の頃から行うことが好ましいです。

ある程度成長してしまうと、自分の中での上下関係の認識が出来上がってしまい、後から関係を修正しようとしても困難となってしまいます。

しつけをする際ベルジアングリフォンは、やや繊細な面があるため、なるべく優しく、そして根気強く教えてあげることが望ましいです。

5.ベルジアングリフォンを飼う際の注意点

小型犬なので、それほど多くの運動量は必要としませんが、毎日欠かさず体を動かすことは必要です。

20分程度の散歩や運動を1日に1〜2回程度行うようにしましょう。

その際、ゲームやボール遊びなどを取り入れることも好ましいです。

被毛のお手入れは、細く絡まりやすい毛をしているため、週に数回はブラッシングをしてあげる必要があります。

また、頭の毛が目に入らないように、時折カットもしてあげれば十分です。

ただし、ベルジアングリフォンはシングルコートな上に寒がりなため、あまりカットをしすぎることは良くありません。

動物専門の美容師さんに依頼することも一つの方法です。

ベルジアングリフォンは寒がりなため、寒い時期は洋服を着せるなどして、体温調節には気を付けてあげましょう。


6.ベルジアングリフォンの価格と入手方法

犬の入手方法は何種類かありますが、一般的にはペットショップからの購入やブリーダーからの購入が主となります。

ペットショップは、比較的様々な場所に存在しており、足を運びやすいという利点があります。

しかし、そのペットショップに、自分の求める犬種がいるか定かではないというところが難点です。

ベルジアングリフォンも例外ではなく、日本での繁殖はまだ少ないため、ペットショップで扱われることは少ないです。

一方でブリーダーは、見つけてしまえば、そこに必ず求める犬種がいるので、確実に入手はできます。

しかし、そのブリーダーが必ずしも身近にいるとは限らないのが難点です。

ベルジアングリフォンの場合、日本にブリーダーは存在しますが、繁殖がしにくい犬種のため、価格はやや高めです。

ブリーダーからの直接購入で、20万円程度が平均となります。

ベルジアングリフォンの特徴を知ろう

人懐っこく、しつけも比較的しやすいベルジアングリフォン。

その飼いやすそうなイメージと、見た目のインパクトで、飼育してみたいと思う人も少なくはないでしょう。

しかし、しっかりと運動の時間を取ったり、体温調節に気を付けたりと、注意するべきところが細々と存在します。

そのような特性をきちんと理解すれば、とても良いパートナーとなることと思います。

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