下部尿路の健康維持にオススメのキャットフード

最終更新日:2017年1月29日

猫は泌尿器系が弱く下部尿路症候群(FLUTD)になりがちです。

特に膀胱、尿道などの結石は日ごろの食事によって防げるので、下部尿路健康維持のキャットフード選びはとても大切です。

.下部尿路の健康維持のためのキャットフード選びのポイント

下部尿路健康維持のためのキャットフードは、猫の下部尿路にマグネシウムなどのミネラルが固まってできる「ストルバイト尿結石」の対策のために作られています。

この結石はマグネシウムの過剰摂取と、尿がアルカリ性に傾くことが原因で発生します。

下部尿路健康維持のためのキャットフード選びのポイントは、マグネシウム含有量が低く抑えられていること。

そして、尿を弱酸性にするphコントロールの成分配合になっていることです。

下部尿路の健康維持を考えるなら、マグネシウム含有量は0.09%以下が望ましいとされます。

以下にオススメのキャットフードをご紹介します。

ねこ元気下部尿路の健康維持用1-10歳頃までまぐろ・かつお・白身魚入り

原産国は日本、メーカーは「ユニチャーム・ペットケア」です。

マグネシウム含有量は0.08%です。

アミノ酸とミネラルのバランスを調整して猫の尿が弱酸性(ph6.0~6.4)になるように成分を配合しています。

高齢猫用の「~10歳頃から」は、「ストライド結石」対策に加えて、高齢猫に多い「シュウ酸カルシウム結石」を防ぐ成分になっています。

口コミでは「猫が喜んで食べる」「猫の体調が良い」「スーパーなどにもあり買いやすい」「低価格」などの声があり、広く親しまれているキャットフードです。

銀のスプーン下部尿路の健康維持用1~10歳頃までお魚づくし

「ねこ元気」と同様「ユニチャーム・ペットケア」の製品です。

マグネシウム含有量は0.07%と、とても低く抑えられています。

アミノ酸とミネラルのバランスを調整して猫の尿が弱酸性(ph6.0~6.4)になる成分を配合しています。

さらに高品質でおいしさを追求した「三ツ星グルメ」シリーズもあります。

(マグネシウム含有量0.07%、phコントロール)魚の味と香りが強いので魚好きの猫はとても喜んで食べますが、これに慣れると他のナチュラル系フードを食べなくなるという声もあります。

「ねこ元気」と比べると店頭で買いにくいので通販が中心です。

ビューティープロキャット猫下部尿路の健康維持1歳から

日本のメーカー「ビューティープロ」の製品です。

マグネシウム含有量は0.075%、ミネラルバランスを整えて尿のphをコントロールする設計になっています。

尿をアルカリから弱酸性にするメチオニンをさらにアップしています。

「~11歳以上」「~15歳以上」と、年齢別に分けた製品があります。

低脂肪タイプのものは脂肪分が20%カットされています。

下部尿路健康維持とダイエットが両方できる低脂肪タイプのものが好評です。

「猫が良く食べる」「健康状態が良くなった」などの評価があります。

カナガン

イギリスのメーカー「CANAGAN」の製品で、グレインフリーのキャットフードです。

下部尿路健康維持に特化した製品ではありませんが、下部尿路の健康維持に効果的なクランベリーを含み、マグネシウム含有量は0.09%に抑えられています。

クランベリーが含むキナ酸は尿のPHを酸性にして結石を防ぎ、殺菌・抗酸化作用で下部尿路の病気を防ぎます。

またクランベリーが含むビタミンCは利尿効果があり、泌尿器系の病気の予防になります。

年齢別に分けた製品は無く、一種類ですべての年齢の猫に適応しています。

人間が食べられるというほど高品質ですが、高価で公式サイトと公式販売店からしか購入できません。

アイムス成猫用下部尿路とお口の健康維持FLUTHケアチキン

アイムスは1946年にアメリカで創立された歴史のあるペットフードメーカーです。

マグネシウム含有量は0.08%、ミネラルのバランスを整えて尿のphを弱酸性に保つ成分が入っています。

歯の健康のために考慮された大きさの粒を噛むことで、歯垢、歯石の除去ができて、下部尿路の健康維持とともに歯周病を予防します。

肉の含有量が多く、高たんぱく質です。

口コミ情報では、猫によって味の好みが分かれるかもしれません。

ピュリナワンキャット下部尿路の健康維持F.L.U.T.H.ケア1歳以上、チキン・サーモン

「ピュリナワン」はコーヒーやチョコレートを作るアメリカのメーカー「Nestle」(ネスレ)が1980年代にペットフード市場に参入して作ったブランドです。

マグネシウム含有量は0.09%、ミネラルバランス調整によってphをコントロールして結石を予防します。

チキン味とサーモン味があって、猫の好みによって味が選べるので便利です。

11歳以上の高齢猫用のものあります。(ただしチキン味のみ)

ストルバイト結石治療用のキャットフード

以下のものはできてしまった結石を治療するためのフードなので、獣医師の指示のもとでのみ与えましょう。

「治療用」などの表示があるものは、健康維持(結石予防)のためのものとは成分が違うので、結石の症状が無い猫には与えないように注意してください。

ヒルズ・プリスクリプションダイエット

アメリカのメーカー「HillsColgate」の製品です。

プリスクリプションダイエットは、病気のペットの治療用に特に開発されたフードです。

下部尿路の結石を治療するものは、治療段階によって「c/d」「s/d」と種類が分かれます。

どのタイミングでどれを使うかは、獣医師の指示に従いましょう。

ロイヤルカナンphコントロール

フランスのメーカー「Royalcanin」の製品です。

0、1、2、ライト、オルファクトリー、というふうにいくつか段階があります。

この中で0が一番結石の溶解度が高く、以下、1、2、ライト・オルファクトリー、となります。

どれを使ったら良いかは獣医師に聞いて決めましょう。

ライトは下部尿路の健康維持プラスダイエット効果、オルファクトリーはそれに加えて味の良さを強化したものです。

猫の下部尿路の健康維持に配慮しよう

ほとんどのメーカーで「下部尿路の健康」を目的にしたキャットフードを作っています。

それだけこの病気にかかる猫が多いということです。

症状が無くても日ごろから気を付けて、良いキャットフードを選んで猫の健康を守りましょう。

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