エキゾチックショートヘアはペルシャ猫を品種改良した猫です。
人気が高くてブリーダーも多いため、購入するのは容易ですが、ペットショップよりブリーダーからの直接販売が多くなります。
穏やかな猫ですが、ペルシャ猫より好奇心旺盛です。
そんなエキゾチックショートヘアを家族に迎えたくなったとしたら、一体いくら位するのでしょうか?
基本は20万～40万
エキゾチックショートヘアの子猫、基本の価格は20万～40万程度です。
ブリーダーが直接販売している子の情報が多く、ペットショップではほとんど見かけられません。
ブリーダーから購入する場合のメリットは、親猫たちの情報や生まれたとき、その後の成長の様子などを詳しく知ることができることです。
そのような細かい情報があると、体調や性格、体格などのイメージが湧きやすく、育てる時に役立ちます。
また、育てる過程で困ったことが起きた時には相談に乗ってもらったり、アドバイスをもらえたりするととても安心できますね。
同じ月齢だとメス猫が5万高
猫のグレードにはペットタイプ、ブリードタイプ、ショータイプの3種類があります。
ブリードタイプというのはその種類の猫、エキゾチック・ショートヘアならエキゾチック・ショートへアとしての特徴をしっかりと持っており、血統猫として繁殖するのにふさわしいグレードの高い猫のことです。
子猫のうちにどのグレードかを正確に判断するのは難しいところですが、それでも、赤ちゃんを産めるメス猫が価格は高くなります。
きょうだい猫でもカラーが珍しい子は5万高く
同じ日に生まれたきょうだい猫でも、カラーが珍しい子は価格が高くなります。
メス猫よりオス猫の価格が高くなることもあり、色だけでなく、顔や体格なども含めた結果、5万以上の価格差になることもあります。
カラーは子猫の時から成生猫になるにつれ変化する場合もありますが、顔は生まれたときから決まっており、成長に合わせてだんだんと顔が変わってくるというようなことはありません。
生まれたときに鼻がつぶれていない猫は、大きくなってもそのままのお顔です。
特徴的なお顔の可愛らしさに魅かれてエキゾチックを選ぶ場合は、顔もよく見て選びましょう。
10カ月を過ぎた幼猫が最安値、8万円
猫は基本的に、生後間もない子猫の価格は高くなります。
生後間もない頃と言うのは一番可愛らしい時期ですから、当然と言えば当然ですね。
猫の体が十分に成長するのは1歳頃になりますので、生後1年に近くなるにつれ、子猫のあどけなさは減ってきます。
そのため、月日が経過するにつれ、少しずつ値段は下がってきます。
今回の調査で一番価格が安かったのは、10カ月のブラックのオス猫でした。
価格は下がってきますが、10カ月といえばまだ子どもです。
赤ちゃん猫のあどけなさは減ってきても、表情や仕草はまだまだ可愛らしいものです。
買い求めやすい価格で、健康で可愛らしい幼猫に出会えたとしたら、それはとてもラッキーな事かもしれません。
生後1か月弱の子猫は70万円することも
生後間もないエキゾチックショートヘアで人気な毛色だと70万円程度することもあります。
人気色のレッドタビーで、メス猫だと上記のようになることがあります。
こうした人気の毛並みを持った猫だと多くの方がほしがるために値段が上がる傾向にあります。
育てるのに必要な生活費は月3万～5万円
購入する際に健康診断を行います。
そして、飼育のためのグッズが必要になってきます。
具体的には、混合ワクチンの接種や基本的な生活用品、例えばトイレ、爪切り、ブラシ、エサ、エサ用の器、キャリーバックなどです。
健康診断やワクチン接種は猫の購入費用に含まれる場合もありますが、追加の費用になることもありますので確認が必要です。
全てが追加費用だった場合、17,000円ほどかかります。
予防接種は生後1～2か月で1回、3カ月頃までに2回目、その後は毎年1回づつ受けるのが一般的です。
エサやおやつ代などは内容により変化しますので一概には言えませんが、エキゾチックショートヘアはやや大きめの種類のため、エサ代も少し多めにかかります。
ロングヘアの子はトリミング代もかかってくるでしょう。
いつかかるか分らない医療費なども想定しておかなければならないため、毎月3万～5万程度は考えておいた方が良さそうです。
エキゾチック・ショートヘアと一緒に暮らそう
エキゾチック・ショートヘアは手足が短く骨太でがっしりとした筋肉質な体つきと、鼻がつぶれていて目と鼻の距離が近いお顔が特徴的です。
魅力的なだけに高価な猫ですね。
筋肉質なためエサは短毛が基本ですが、セミロングやロングヘアの子もいます。
毛質はペルシャ猫と同様のシルクのように、ふわふわとした柔らかい手触りです。
密集しているので、ショートの子でもこまめなブラッシングをしてあげましょう。