イグアナは、犬や猫に比べると人気が高い訳ではありませんが、イグアナを飼う方は少なくありません。
ですが、イグアナのどこに魅力があるのか不思議に思う方がいらっしゃると思います。
特に、爬虫類を飼うということから離れている方はそう思われるでしょう。
そこで、イグアナを飼う方の心理についてご紹介します。
イグアナは無表情
イグアナは無表情な生き物です。
そのため、無表情な生き物をペットに飼って、何が楽しいのか不思議に思う方が大勢います。
しかし、イグアナをペットに飼う方の多くは、無表情な所が、逆に魅力的に感じています。
表情に変化がなくてクールな生き物で、どことなく格好良く見てしまうのでしょう。
しかし、イグアナを飼う時に注意すべきポイントとして、イグアナは無表情のため、辛い事があっても分かりづらい所があります。
そのため、イグアナを飼う時は常に細心の注意を払って飼う事が求められます。
イグアナを飼う方にとって、少しの変化も見落とさず見ていなくてはいけない手間暇のかかる所が、良いと感じている方が多くいます。
イグアナの外見
イグアナの外見は、どことなく恐竜に似ていてカッコ良く見えて飼う方が多くいます。
実際に「イグアノドン」という恐竜の歯が、イグアナの歯に似ている事から「イグアノドン(イグアナの歯という意味)」と名付けられました。
それほど恐竜に似ているイグアナですから、恐竜が好きでイグアナを飼う方が多くいるのでしょう。
イグアナは、頭からシッポまでトゲトゲのようなものが付いていており、これを「クレスト」と言いますが、この辺りも恐竜に似ている所で大きな魅力となっています。
その他に、がっしりとした足をしている所も恐竜に似ていて、イグアナを飼う大きな理由になっています。
イグアナの色
イグアナの種類にもよりますが、体の色がグリーンになっているものは特に人気が高いと言われています。
イグアナを飼う方で、どこに魅力があるのかと聞かれたら「体の発色の良さ」をあげる方は大勢いるのです。
ペットでグリーンの色をした動物は、なかなか無いので、イグアナを飼う大きなポイントと言えるでしょう。
緑は「鎮静色」と呼ばれて、安心感や安定感、調和を表すと言われています。
そのため、多くの方が観葉植物などを部屋に置いているのです。
イグアナを見ていると落ちつく方が大勢います。
その理由もやはり、緑の心理効果が大きいのでしょう。
イグアナのエサ
爬虫類を好きな方は大勢いますが、爬虫類を飼う時に悩まされる問題として「エサ」を用意する難しさがあります。
爬虫類の中には「冷凍マウス」を解凍したものや、虫などを用意しなければならない種もいます。
しかし、同じ爬虫類でもイグアナは違います。
実は、イグアナは植物食性なので、野菜や果物をエサにする事が出来ます。
そのためイグアナを飼う方の多くは、イグアナは、爬虫類でも飼いやすいと口を揃えるのです。
爬虫類を飼いたくても、エサを用意するのが大変と感じている方にとって、野菜や果物を食べるトカゲは魅力的なペットに映るのでしょう。
イグアナの知性
イグアナは、意外と頭が良い生き物と言われています。
例えば、名前を呼ばれたら近寄って来るペットは犬や猫だけと思っている方は大勢いますが、イグアナも名前を呼ばれたら近寄ってくるのです。
その他に、イグアナは飼育者を見分ける事が出来たり、飼育者の感情まで分かってくれたりします。
そのため、無表情な生き物でも、飼い主と心を触れ合う事が出来る可愛らしいペットと言えます。
そしてイグアナは猫と同じで、トイレまで覚えられるので、猫と同じぐらい飼いやすいペットと言えるでしょう。
この辺りもイグアナを飼っている方にとっては、イグアナを飼う大きな理由と言われています。
イグアナの性格
イグアナは、見た目が恐竜に似ていて、目つきが鋭い外見をしています。
その外見のせいでイグアナは性格が凶暴で噛みつくようなイメージを持たれています。
しかし、イグアナの性格は意外と温和で、ご家庭で小さな子供がいても安心して飼えるペットです。
イグアナを飼っている方には、イグアナの怖そうな外見と、優しい性格のギャップを好きな方が大勢いるのです。
ただし、イグアナのオスは生後1年ほどでメスと後尾できない環境だと、ストレスが溜まって飼い主に飛びかかってくる事があります。
イグアナを飼う方にとって悩むポイントですが、人間の子供の反抗期のように見えて、飼い主たちも我慢出来るのでしょう。
イグアナ独特の魅力
イグアナは、犬や猫に比べると、可愛いとは思えない方が大勢います。
しかし、イグアナを飼う方にとって、どのペットよりも可愛く見えてしまうようです。
その理由は、犬や猫とは違って無表情だったり、恐竜に似て珍しい色でカッコ良く見えたりする所なのでしょう。
イグアナはエサが用意しやすくて性格も穏やかで飼いやすいペットなのですが、ストレスがたまると少し凶暴になってしまいます。
それでも、飼い主にとっては可愛く見えてしまうものです。