まるで恐竜みたいな見た目が特徴のグリーンイグアナ。

爬虫類に詳しくない人にも知名度があり、人気も高いです。

グリーンイグアナは、どのような特徴を持っているのでしょうか。

グリーンイグアナの性格、値段、寿命などの特徴をご紹介します。

グリーンイグアナはおとなしい性格

グリーンイグアナは、おとなしい性格をしており、動きも比較的ゆったりとしています。

危害を加えるようなことがなければ、威嚇すらしてこないでしょう。

あまり知能が高くないと言われている爬虫類の中で、グリーイグアナの知能は人の言葉が理解出来るくらい持ち合わせています。

一緒に住んでいる家族を個別に判断することが出来ます。

ペットとしてひとつ屋根の下に生活する以上、なついてくれるかどうかはかなり重要な問題です。

知能が高いということは、不快に思ったことを覚えているということです。

ペットショップなどで手荒に扱われたなど、嫌な思いをしていたら人間に対する警戒心は強くなってしまいます。

その場合、なつくまでに時間がかかってしまいますが、愛情をかけて辛抱強く待ってあげましょう。

グリーンイグアナの値段は5,000円くらい

グリーンイグアナの値段は、だいたい5,000円くらいです。

これは、いわゆるノーマルカラーのグリーンイグアナの場合です。

グリーンイグアナは、持っている色素の違いによりカラーが異なり、値段も変わってきます。

「色違いのグリーンイグアナ」として、アルビノ(色素が欠乏しており全身が白または黄色のタイプ)、エリスリスティックス(赤色色素が特別多いタイプ)、アザンティック(黄色色素を持たず全身が青いタイプ)がいます。

これらは希少価値が高いため、10万円以上で取り引きされている場合もあります。

ノーマルカラーのグリーンイグアナであれば、子どものおこづかいでも購入することができます。

しかし、グリーンイグアナは成長すると130cmから180cmくらいになるため、それなりのケージなどの設備を用意してあげる必要があります。

グリーンイグアナ自体以外のところに出費が多いので注意が必要です。

グリーンイグアナの寿命は10年から15年くらい

グリーンイグアナの寿命は、10年から15年くらいです。

グリーンイグアナは、最初は手のひらに乗るほどの大きさですが、大型爬虫類の中では珍しく成長が早いため、生後半年ほどで60cmの水槽では飼育が出来なくなります。

そうなると、新しいケージを用意してあげなくてはなりません。

また、オスは生後1年半くらいで性成熟を迎え、発情するようになります。

そのときに、性格が荒くなり攻撃的になるなどの変化が生じるため、注意が必要です。

その後2年から3年くらいで発情は収まり、一定の季節に発情し、その季節が過ぎれば落ち着くとようになることが多くなります。

鋭い爪と歯に注意

グリーンイグアナはおとなしい性格をしていますが、その爪や歯は鋭いため、飼い主やその家族、来客などが怪我をしてしまう可能性もあります。

万が一ですが、素肌を爪でひっかかれることがあれば皮膚が裂けることもありますし、噛み付かれてしまえばあごの力が強いため、指がちぎれてしまうこともあります。

爪と歯以外にしっぽにも注意が必要で、振り回したしっぽが当たってみみず腫れになってしまうこともあります。

グリーンイグアナには悪気はないですが、発情の時期だったり、タイミングが悪くてこのような目に合うこともあるため、飼育前から覚悟していた方が良いでしょう。

グリーンイグアナを飼う際には温度と湿度に注意

グリーンイグアナは爬虫類の仲間なので、外部の温度によって体温が左右される変温動物です。

そのため、犬や猫といったほ乳類などの恒温動物のように体温を一定の温度で保つことが苦手です。

しかも、もともとは中南米の熱帯域に生息しているので、寒さは大敵です。

グリーンイグアナを飼育する際には、温度や湿度に注意してあげる必要があります。

グリーンイグアナの適温は35度から25度、湿度は60%以上になるように調節をします。

室温が20度以下になると肺炎を起こし、最悪の場合死亡することがあります。

また、高い湿度により体温を保ち、腸内細菌を活性化させ植物を消化させる働きがあります。

湿度が低いと脱水症状を起こし、腎臓に負担がかかる恐れがありますので、温度と湿度には気を配ってあげましょう。

グリーンイグアナは植物食

爬虫類の仲間には、ヘビなどのようにネズミや鳥などの生きエサを必要とするものもいます。

グリーンイグアナは基本的に植物食なので、爬虫類を飼いたいけど生きエサをあげることに抵抗がある人にも人気があります。

ミルワームやコオロギなどの昆虫を食べることもありますが、グリーンイグアナの体には消化しにくいため、無理に与えなくても良いでしょう。

グリーンイグアナは色の識別が出来るため、エサの彩りをカラフルにしてあげると食欲も増進されます。

小松菜などの緑の野菜に、かぼちゃなどの鮮やかな野菜をプラスしてあげると良いでしょう。

なお、グリーンイグアナはエサを丸飲みしてしまうため、エサは小さく切ってあげましょう。

グリーンイグアナの野生化

グリーンイグアナは子どものうちは手のひらサイズですが、かなり大きく成長します。

しかも、子どものうちは鮮やかな緑色だった体色も成長につれて褐色に変化していきます。

また、オスは発情期に性格が激変することがあり、「こんなつもりじゃなかった…」と飼育することを後悔する飼い主も少なからず存在します。

そのような飼い主がグリーンイグアナを捨ててしまったり、捨てるつもりはなくても不注意で逃げ出してしまった個体が野生化してしまい、生態系に影響を及ぼす可能性があります。

グリーンイグアナは、流通量も多く安い値段で手に入るため、あまり考えずに安易に購入する人もいます。

そうではなく、最後まで面倒見られるか考えた上で飼育するか決めましょう。

グリーンイグアナの特徴を知ろう

グリーンイグアナの性格、値段、寿命などの特徴を見てきました。

グリーンイグアナといっても緑色だけではなく、赤や青の体を持つ個体もいることが分かりました。

基本的に植物食でおとなしいため、生きエサを食べる爬虫類に抵抗がある人にも人気があります。

最終的にはかなり大きく成長するため、飼育出来るか考慮する必要があります。

もし飼育出来そうにないなら諦めることも、不幸なグリーンイグアナを生み出さないためにも必要な勇気でしょう。