イグアナを飼う際のポイント

最終更新日:2016年7月1日

最近、トカゲやイグアナのような爬虫類が密かなブームになっています。

でも身近なペットである犬やネコと違い、イグアナの飼い方なんて分からない。という人がほとんどなのではないでしょうか。

そこで今回は、イグアナを飼うときに押さえておきたいポイントをご紹介します。

1.まずはイグアナのことをよく知ろう

お家に迎える前に、イグアナのことをよく知っておきましょう。

イグアナは、「よく知らないけど飼いたい」という気持ちだけで飼える動物ではないのです。

イグアナはペットショップに売られているときには小さく可愛らしいですが、成体になると1メートルを超える大きさになります。

お家にお迎えするには、そのサイズまで成長したイグアナを飼い切れるスペースが必要です。

また、イグアナの平均寿命は10~30年です。

短くても10年ほど、長生きしてくれれば30年もの間、一緒に過ごすことになります。

それから、本来は熱帯地域に生息する動物ですので、イグアナの住み良い環境を整えるだけでもお金が掛かります。

イグアナを飼うには、十分な経済力と最後まで飼い切る覚悟が必要です。

ですが、イグアナはとてもおとなしく、頭が良い動物。

きちんと飼ってあげさえすれば、あなたのことをちゃんと覚えて、懐いてくれます。


2.こんな設備が必要

イグアナを飼うにあたって、まず用意しなければならない設備がいくつかあります。

まずは、「エアコン」と「加湿器」。

イグアナは熱帯地方の動物なので、それに合わせて飼育するお部屋の環境を整えるために絶対必要です。

また、きちんと環境を保てているかチェックするために、「温湿度計」も欠かせません。

それから、「ケージ」です。

蓋がしっかりと閉まり、高さ・奥行きが共に十分な大きめのものを選びます。

ケージには「スポットライト」と、それを覆う火傷防止の「カバー(布など)」、また、紫外線を照射する「蛍光灯」を設置します。

また、イグアナの食事用の「エサ入れ」、「水のボウル」、幼いイグアナが水浴びできるサイズの「水入れ」、イグアナが上り下りできる「流木」や「植物」、床に敷く「ミズゴケ」や「ピートモス」が必要になります。

全部揃えて、イグアナにとって居心地良い空間を作ってあげましょう。

それから、イグアナが成長してくるとケージでは窮屈になります。

成長のたびに大きなケージに買い替えるのもアリですが、可能であれば1部屋、イグアナ用のお部屋を作ってあげられると良いですね。

お部屋の環境を整えて放し飼いにしてあげれば、イグアナは窮屈な思いをせずのびのびと過ごせます。

3.お部屋の環境を整えよう

イグアナは本来、熱帯に生息しています。

お迎えしたイグアナに快適に過ごしてもらうためには、熱帯の環境を再現してあげなくてはいけません。

必要な道具は上の項で既に紹介したので、ここでは具体的な「目指すべき環境」を説明します。

まずは室温です。

エアコンなどを使って、日中は27~30度、夜は25~28度になるよう常に維持管理します。

またスポットライトを設置し、40度ほどになる場所(ホットスポット)を作ってあげましょう。

次に湿度です。

イグアナは乾燥に弱いので、加湿器を利用し、湿度は必ず50%以上を常に保つようにします。

理想は60~80%ほどです。

この「室温」と「湿度」の2点は、必ず守るようにしましょう。

電気代が…と思ってしまうかもしれませんが、イグアナが病気になってしまったら飼い主さんも辛いですよね。


4.エサを用意しよう

爬虫類を飼うとなると、コオロギなどの虫や冷凍マウスなどの小動物を用意しなければならなかったりしますよね。

それは無理…と、断念した方もいるのではないでしょうか。

ですが、イグアナは草食性で、新鮮なお野菜を食べます。

そのため、虫が苦手な人でも大丈夫ですし、毎日必要なエサは近所の八百屋さんで買えるのです。

イグアナは、一般的な青物、葉物野菜に加えて、果物の葉やハイビスカスなどのお花も食べます。

エサをあげる頻度は1日に1~2回です。

与えるお野菜は必ず洗い、ある程度の大きさに刻みます。

イグアナの身体の大きさに合わせてあげましょう。

また、お野菜は室温程度に温めてから与えましょう。

間違えても、冷蔵庫から出したての、冷え冷えな状態のお野菜をあげたりしてはいけません。

ビタミン・ミネラルなどの栄養を補助するサプリメントも売っていますから、適度な量を混ぜてあげるとより良いでしょう。

5.病気や怪我には特に気をつけよう

イグアナは日本ではメジャーなペットとは言えません。

そのため、イグアナの治療をしてくれる動物病院はまだまだ少なく、数が限られているのです。

そこに通うとなると、飼い主さんとイグアナ両方にとって大きな負担になってしまいますよね。

できるだけ普段から様子をよく観察するようにしして、病気や怪我には気を付けてあげましょう。

ただ、いくら気を付けていても絶対に大丈夫とは言えません。

いざというときに病院探しで焦らないよう、事前に通いやすい病院を調べておくのも大切です。

異変があったらすぐに病院に連れていけるようにしましょう。

金銭的・時間的な余裕があるのであれば、動物病院で定期的に検診を受けさせるとなお良いですね。

イグアナをお家に迎え入れる準備をしよう

なかなか飼育が難しい生き物ではありますが、イグアナの独特の可愛さはその苦労も忘れさせてくれるでしょう。

多少準備が大変でもOK、イグアナと一緒に暮らしたい。という方は、ぜひイグアナをお家に迎えてみませんか。

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