猫の年齢を見極める方法。猫が何歳かを当てよう

最終更新日:2016年8月11日

ペットショップやブリーダーから迎え入れた猫は誕生日が分かっていることも多いですが、保護猫、野良猫や地域猫は年齢が分からないこともあり、引き取りをためらってしまうケースもあります。

どうすれば猫の年齢が分かるのでしょうか。

猫の年齢を見分ける方法をご紹介します。

1.瞳を見る

猫の年齢を見分ける方法として、猫の瞳を観察する方法があります。

若い猫は、白目が真っ白で濁りもなく、瞳全体に輝きがあります。

しかし、年を取った猫は白目が黄ばんでいたり、瞳孔に濁りが見られるなど、若い猫とは明らかに瞳の状態が異なります。

なお、年を取ってからの瞳の異常で一番気を付けないといけないのは、白内障です。

白内障は、瞳の中の水晶体が白濁してくる疾患ですが、進行すると視力低下が起こり、失明の可能性があります。

白く濁るのが確認出来る頃には、症状がかなり進んでいることが多く、飼い主が発見しにくいところに白内障の怖さがあります。

さらに、白内障を放置していると緑内障を発症する危険性もありますので、すぐに獣医師の診察を受けましょう。


2.歯を見る

歯や口腔内にも年齢が現れ、猫の年齢を見分けるポイントになります。

若い猫の歯は、白くて歯石の付着もほとんどありません。

エサをよく噛めるように、犬歯もちゃんと尖っています。

歯茎にも張りがあり、色もキレイなピンク色をしており、口臭もほとんどありません。

それに対して、年を取った猫の歯は色素沈着が見られ、黄色っぽい色になっています。

加齢とともに、歯が削られて犬歯の先が丸くなったり、歯茎が痩せて弱くなり、歯が抜けてしまっていることもあります。

ですので、猫の歯が黄ばんでいたり抜けている場合は、年を取っている可能性が高いです。

また、年を取ると歯周病や歯肉炎にかかりやすくなり、口臭が起こりやすくなります。

歯周病や歯肉炎になると、歯茎が痛くてエサを食べなくなることがあり、生命に関わることがありますので、日頃から歯みがきをするなど予防が大切です。

3.毛並みを見る

猫の毛並みをよく観察するのも、年齢を見分けるために重要になります。

若い猫は毛繕いが行き届いているため、毛並みにつやがあり、全体的にふさふさとボリュームがあります。

一方の年を取っている猫の毛並みは、どこかボサボサとしており、抜け毛も目立ちます。

毛並みがボサボサになる原因は、毛繕いの回数が減ってしまうからです。

毛繕いは体全体をくまなく舐め回す必要がありますが、人間に置き換えてもイメージできる通り、

年を取ると関節が動きにくくなり、体を動かすのが大変になります。

その結果、毛繕いの回数が減り、毛並みのつやを保てなくなるため、毛並みがボサボサの猫は年を取っているといえます。


4.運動量を見る

キャットタワーで楽しそうに遊ぶ猫たち。

一般家庭や猫カフェなどでよく見る光景ですね。

しかし、中には遊ばないで猫用ベッドの中に丸くなって寝ている猫もいます。

たまたま寝ていたということも考えられますが、若い猫と年を取っている猫には運動量に違いが出てきます。

年を取ると、遊ぶよりも寝て過ごす方が多くなります。

また、猫は身軽に高いところに上るのが得意な動物ですが、加齢とともに筋肉も衰えてくるので、高いところに上るのが苦手になってきます。

ですので、寝ていることが多く、かつ、高いところに上るのが苦手な猫は、年を取っている可能性が高いです。

5.食事量を見る

がっついて他の猫のエサまで食べてしまう猫がいる一方で、あまり食べない猫もいます。

食事量は個体差があるものですが、人間と同じように、猫も年を取ると食事量が落ちてきます。

食事量が落ちる原因としては、歯肉炎などの口腔内の疾患が原因で口が痛くてエサを食べることが出来なかったり、腎臓の機能が落ちてきて食欲が落ちてきていることもあります。

食欲がないことは何らかの異常を起こしている可能性があり、早い目に獣医師の診察を受けるようにしましょう。

また、加齢とともに代謝も落ちてしまうため、若いときと同じエサではカロリーを摂取し過ぎて肥満の原因になります。

年を取っている猫には、シニア用のエサを与えましょう。


6.ひげを見る

猫の年齢を見分けるするために、ひげを注意深く観察するのも有効です。

人間は加齢とともに髪の毛などの体毛の色素が薄くなり、抜けてしまったり白髪になることがあります。

若い猫はひげがぴんと張りがあり、本数も多いですが、猫も人間と同じように、加齢とともにひげが抜けて本数が少なくなったり、口元の毛の色素が抜けて白髪になります。

黒などの濃い色の猫は、これが顕著に現れます。

そもそも、猫のひげにはセンサーのような役割があり、狭い隙間を通ることが出来るかどうか判断する役割があります。

年を取り、ひげの本数が少なくなると、センサーとしての役割を果たせなくなる上に、バランスを取るのも難しくなります。

よく観察して猫の年齢を見極めよう

猫の年齢を見分ける方法を見てきました。

加齢とともに、歯や毛並み、ひげなどに衰えが現れるようになり、若い猫とは明らかに違う特徴を見ることが出来ます。

年を取ると体力が衰え、食事量や運動量が減り、寝ている時間が増えるため、

年を取っていると思われる猫はあまり無理をさせないようにし、年齢に応じた暮らし方が出来るように環境を整えてあげましょう。

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