可愛い子猫を飼ったのは良いものの、普段は大人しくて可愛らしいのに突然気が狂ったかの様に暴れまわったりして、疲れたら寝てしまうというような行動をすることがあるようです。
子猫が暴れ出す時の原因には、何が考えられるのでしょうか。
好奇心旺盛な時期
子猫が突然暴れ出すのは、自分が知らないことや興味がある物を発見すると、それに対して執着することがあるからです。
人間の子供と同じで興味があれば何でもやってみようと思うので、とても好奇心旺盛な時期でもあります。
自分が興味を持つと、それに対して飽きるまで興味を持ち続けるでしょう。
子猫は1日のほとんどを寝て過ごしています。
自分が興味があるものと遊ぶと、すぐに疲れて寝てしまいます。
思いっきり遊んでいる姿が暴れているように感じますが、子猫が力いっぱい遊んでいると考えられます。
すぐに眠たくて充電切れしてしまいますが、猫は夜中でも暴れ回ることがあるので、ある意味本能のままに生きていると言っても良いでしょう。
注意してくれる人がいない
子猫を1匹だけ飼った時には、親猫と離れて過ごしていることになります。
本来ならば親猫からいろいろと学ばなければならないことを、子猫は全部独学で覚えなければなりません。
暴れることに関しては、人間の子供も思いっきりはしゃぎ過ぎて親に怒られることがあるでしょう。
しかし、子猫の場合には誰にも怒られることがないので、暴れているのが悪いという認識もありません。
飼い主が止めさせようとしても、構ってくれたと勘違いするでしょう。
兄弟や親猫がいれば、遊びながらでも猫のルールを教わることができます。
暴れれば誰かに怒られたり、周りに暴れる猫がいれば迷惑だと思うかもしれません。
子猫が暴れる原因には、その行為が悪いことだと教わっていないということがあるのです。
ストレスを感じている
子猫には子猫のストレスを感じることがあります。
猫の多頭飼いや1匹だけを飼っていることでも、大きく環境は変わってきます。
猫の多頭飼いならば猫同士のルールがあるので、ストレスを感じるでしょう。
子猫も兄弟や親猫から受けるストレスを少なくとも感じていますし、部屋が狭ければ走り回ることもできません。
1匹だけの場合には、遊び相手がいないのでつまらないと感じているかもしれません。
子猫なので本来は親猫がいるのが当たり前ですが、誰にも甘えることができないので大きなストレスとなるでしょう。
子猫なりにストレスを感じれば、それをどう発散して良いか分からなくなります。
暴れるというのは、走り回ったりどこかをひっかいたりすることですが、それでストレスを発散させているのかもしれません。
本能が暴れさせる
猫は本来や野生の生き物で肉食系なので、狩りをして生きてきました。
古い時代から続いている猫と人間の関係ですが、猫の本能はやはり狩りをする獰猛な生き物です。
野生の猫は本来は夜行性でもあるので、夜に活発に動き回っていることが多いでしょう。
外を走り回っていた頃の記憶が、どこかに眠っているのかもしれません。
野生の本能が今でも残っているので、走り回ったりすることが当たり前だと考えているのでしょう。
猫は夜行性でもあるので、夜中には活発に活動していることも多いです。
子猫は1日の大半を寝て過ごしますが、もちろん野生の本能は残っているので、本能のままに走り回ったり暴れたりすることがあります。
夜に活発に動く夜行性
猫は本来夜行性の生き物ですが、人間に飼われることでだんだんと昼間の時間帯にも活動をしていることが多いです。
しかし、昼間は大半が寝ている猫を目にすると思いますが、子猫は特に1日の大半を寝て過ごしていることが多いです。
子猫は夜も起きて活動をしています。
しかし、飼い主は寝ていますし、一人しかいなければやがてまた寝てしまうでしょう。
子猫の時には1日15時間くらい寝ていることもありますから、昼間飼い主とたくさん遊べばそれだけ夜は疲れて眠ってしまうでしょう。
しかし、本来は夜行性の猫なので、バランスが崩れてしまうこともあるようです。
人間でも昼と夜の生活が逆になると調子が悪くなる人がいますが、子猫も同じように調子が狂ってしまうことがあるようです。
大きくなれば夜に自由に動き回ることができますが、子猫の場合にはそれもまだできないので、昼間に思いっきり暴れることでストレスを溜めないようにもしているようです。
子猫の暴れる原因を知ろう
子猫が突然暴れ出すのはストレスを感じているか、遊び足りないのでその感情表現が上手くできないので暴れているのかもしれません。
多頭飼いならば猫同士のルールがありますが、単独で飼っている子猫は特に遊び相手や甘える親猫がいないので、ストレスを感じてしまうのかもしれません。
子猫が暴れ出したら、飼い主がたくさん構って遊んであげましょう。