猫にあげる餌の量や回数は、猫によっても違いますし、成長具合などによっても変えてあげた方が良いでしょう。
たくさん食べる猫は元気で良いのですが、太りすぎは体には良くありません。
それでは、猫に餌は1日にどの位の回数をあげれば良いのでしょうか。
子猫なら1日3回
子猫の時には栄養をたっぷり取らなければなりません。
1日の大半を寝て過ごす子猫ですから、起きている時にはたくさん動いたり、たくさん食べたりしなければいけません。
なるべく起きている時に食べなければいけないのですが、疲れて寝てしまうこともあるでしょう。
ですから、子猫が食べたいと言ってきた時にはたくさん食べさせてあげることが大切です。
子猫は2、3時間活動したらまた寝てしまったりするので、いつ起きているか寝ているかが分からないことが多いです。
生後6ヶ月くらいまでは柔らかい食べ物を食べますが、歯が生えそろってくる頃にはドライフードなども少しずつ与える必要があります。
一度にたくさん食べることができないので、なるべく回数を増やして与えることが大切になるので、基本は1日3回を目安に餌を与えると良いでしょう。
たくさん欲しがる子猫は1日4回以上
子猫の時には、たくさん食べて栄養をたっぷり摂る必要があります。
中にはあまり食べさせると太ってしまうから、食事制限をしている場合もありますが、子猫の時には欲しいと言われれば何回でも餌を与えて良いでしょう。
食事制限をするのは猫が大きくなってからすれば良いので、できるだけ子猫の時にはたくさん餌を与えて食べさせましょう。
子猫の時には一度にたくさんの餌を食べることができません。
少しずつ食べる子猫が多いので、食べては寝ての繰り返しになります。
子猫が起きた時にお腹が空いていれば、何度でも餌をあげて構いません。
回数を制限するよりも子猫が欲しいと言えば、毎回与えるようにしましょう。
成人猫は1日2回
猫が大きくなれば、餌を与える頻度は1日2回でも良いでしょう。
1日2回というのは飼い主が生活をしている中で、仕事に行く時間があるので、出かける前の朝と帰ってきてからの夜に餌を与えるようにしましょう。
猫はとてもデリケートな一面も持っています。
餌を1日1回にして餌の量を多くしても、最後の方は餌にあまり感心を持たないこともありますし、新しい餌をおねだりすることもあります。
新しい餌が欲しいとねだってくることもありますが、基本は1日2回の餌やりで良いでしょう。
その他にもおやつとして餌とは別に与えることもあります。
基本はドライフードならば完全食となり、必要な栄養素を全て摂ることができます。
ご褒美やおやつではキャットフードや猫缶など、猫が好きなものがたっぷり入ったものをあげても良いでしょう。
基本は1日2回の餌やりなので、その時に一緒に与えても喜んでくれるでしょう。
回数を決めない
猫は気まぐれな生き物ですから、人間の都合によって1日2回の食事に合わせることをしなくても良いでしょう。
常に餌がある状態にしておけば、猫が自分の食べたい時に食べることができるので、非常に猫もストレスなく食べることができるでしょう。
注意する点は、猫は繊細な動物である点です。
ずっと餌を置きっぱなしにしておくと、新しい餌をおねだりしてきましすし、まったく食べようともしないこともあります。
ドライフードならばカリカリとした食感がありますが、放置をしておくと柔らかくなってしまいます。
カリカリする食感が無くなれば猫も美味しくはないでしょうし、匂いもだんだん薄れてくるので食べようともしません。
臭いはとても大切で、食べる前には必ず匂いを嗅いでから食べるかどうかを判断しています。
臭いが薄れてくると食べなくなるので、常に新鮮な状態にしておけば特に回数を決めなくても良いでしょう。
1日3回与える
猫に餌を与える人の多くは人の都合に合わせて1日2回の人が多いでしょう。
子猫の時にはたくさん食べさせていましたが、その回数が少なくなれば猫もストレスを感じることになります。
大きくなり始めた猫ならば、そのまま1日3回与えても良いでしょう。
しかし、大きくなるにつれ、餌をあげすぎることは体にも良くないので、回数を減らすようにしましょう。
回数を減らさずに、量を減らして調整することも可能です。
2回の餌の量を3回に分けて与えれば、いつでも猫は新鮮な餌を食べることができるでしょう。
猫に合わせて餌の回数と量を決めよう
猫に餌を与える回数は、猫の成長によって調整することも大切です。
できるだけ新鮮な餌を与えればストレスもなくなるので、できれば回数を増やしてあげのも良いでしょう。
飼い主の都合に合わせるので1日2回の餌やりが基本となりますが、猫の状態によっては量を増やしたり回数を増やしても良いでしょう。
回数はあくまでも目安なので、猫の状態をよく見て餌を与えると良いでしょう。