ボウフラ発生の防止方法。水槽にボウフラが湧かない様にしよう

最終更新日:2017年1月29日

夏になると何処からともなく現れる「ボウフラ」は、アクアリストにとっては悩みの種です。

特に淡水魚を飼っていると水槽に湧いてしまい蚊が大発生、なんていう大惨事にもなりかねません。

何とかボウフラが湧かないようにする方法はないか。

と悩んでいる方のために、簡単にできて効果のある、水槽にボウフラが湧かないようにする方法をご紹介します。

水槽に十円玉を入れる

これはアクアリストならば聞いたことがある方も多いと思いますが、水槽に「十円玉」を入れるとボウフラが湧かなくなります。

何故なのかといえば、十円玉を水槽に入れると、水槽の水の中で「銅イオン」が発生するからです。

ボウフラを駆除するために使われる市販の薬の中には、この「銅イオン」を用いてボウフラを駆除するものが多いです。

銅でできた十円玉を入れると、それと同様の効果が期待できるということです。

具体的に何枚位の十円玉を入れればいいのかというと、1リットルに付き20枚ほどで効果を発揮するといいます。

十円玉を入れるだけでボウフラが湧かなくなるのであればお手軽ですが、1リットルに付き20枚も必要になってくると、水量の多い水槽では十円玉だらけになってしまいます。

大型水槽では向きませんが、小型の水槽ならば実現可能かもしれません。

ろ過能力を強化する

ボウフラが湧かないようにする方法として次に挙げられるのが、「ろ過能力を強化する」事です。

ボウフラは汚い水の中に沸き、腐った落ち葉や生物の死骸等をエサにして成長します。

そのためろ過能力を強化して水質の改善やキレイな水を保つことに勤めれば、エサとなるものが減り、ある程度ではありますがボウフラの対策になります。

また使うろ過装置が多くなれば、それだけ水の汲み取りが多くなりますので、ボウフラが湧いても濾し取ってくれます。

ろ過能力の強化はボウフラ対策以外にも、魚の活性にも繋がりますのでやっておいて損はないでしょう。

水流を強化する

これは上記で挙げた「ろ過能力を強化する」方法と似ているのですが、「水流を強化する」方法もまたボウフラ対策には有効です。

ボウフラとは言うまでも無く「蚊の幼虫」で、雌の蚊は成るべく水流の少ない、水たまりのような場所を選んで産卵するといいます。

水流が強い水槽ですと水面が激しく波打つため、蚊が産卵をし難く、ボウフラも湧きにくくなります。

また仮に蚊が産卵したとしても、水流の強い水槽内では揉みくちゃにされ、遊泳能力の低いボウフラは生きていくことが難しくなります。

故に水流のない、所謂「止水域」を作らないことがボウフラが湧かない水槽を作る上で大切になってきます。

水流を作る専用のポンプも販売されていますが、なければエアレーションでも構いません。

水槽に中に水流があるだけでも、ボウフラの発生はかなり抑えられます。

水流の強化はボウフラの発生を抑えるのに効果的な方法であると同時に、魚の健康面にも良い影響を与えてくれます。

目の細かい網を張る

これは最も簡単で効果的なボウフラ対策でしょう。

蚊が水槽に産卵できないように、目の細かい網で水面を覆ってしまえばボウフラは発生しづらくなります。

オススメなのは「網戸」のような目の細かいものを使って自分で自作する方法です。

網戸はナイロンやポリエステルなどの柔らかい素材で作られているため、加工がし易く初心者でも簡単に良いものが作れます。

しかし中には網戸の目を潜れる大きさの蚊も存在しますので、実践するのであればより目の細かいものを選んだ方が良いでしょう。

またアクアリストの中には網ではなくラップなどを用いて水槽に蓋をする人もいますが、これは止めた方が良いでしょう。

確かにラップで蓋をすれば、どんなに小さな蚊であっても侵入することは不可能でしょうが、反面酸素も入ってこなくなります。

魚は水面から入ってくる酸素によって呼吸をしているため、ラップをして密閉状態にしてしまうと酸素が供給されずに、魚が酸欠状態になってしまいます。

こまめに水替えをする

最も基本的なことですが、やはりボウフラが湧かないようにするには「こまめな水替え」が効果的です。

先に挙げたように、ボウフラは汚い水を好みますので、水替えで水槽内をキレイに保っていればエサもなくなり、また蚊が卵を産んだとしても水替えで物理的に排除できます。

ボウフラが湧かないことを目的に水替えをするのであれば、数日に1回のペースで全換水を行うとかなり効果が期待できます。

しかし大型水槽のために全換水が難しい場合もあると思います。

そういった場合は水槽の底の方から水替えをするようにしましょう。

ボウフラの卵は、水槽に産み付けられると底の方に沈んでいることがほとんどです。

また底砂の中にはボウフラのエサとなる汚れも多くありますので、水槽の底の方から水替えをすれば全換水しなくてもボウフラは湧き難くなります。

ボウフラ発生の防止方法を知ろう

ボウフラが湧くと蚊が発生するだけでなく、水槽の景観も損なわれますから、できれば最初からボウフラが湧かないように対処をしたいですよね。

上記の方法はどれも「ボウフラが湧かない様にする」効果が高く、幾つかの方法を組み合わせて行えば、ボウフラ予防にかなり期待ができるでしょう。

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