犬のエサの量・頻度・与え方は何がベスト?犬のエサを見直そう

最終更新日:2017年1月29日

ほとんどの犬はエサを目の前にすると、「早く早く」という素振りを見せるでしょう。

私たちのイメージとして、犬はけっこう食いしん坊で、がつがつとエサを食べる印象があります。

しかし、肥満になってしまったりする犬がいるように、犬にも正しい食事の量や頻度というものがあります。

今回は、毎日のエサの正しい量や与え方についてご紹介します。

子犬の頃はエサの頻度を多めに

犬のエサやりの回数や量というのは、犬の大きさやライフステージによって異なります。

当然のことながら、生まれたばかりの子犬と成犬では、注意すべきポイントが違ってきます。

まず、エサをあげる頻度ですが、生後6ヶ月くらいまでの犬には、一日4、5回に分けて与えるようにします。

生後半年くらいを境に、成長期がおわり、それまで旺盛だった食欲も落ち着いてくるようになります。

それ以降は、一日に2回の食事を与えるようにしていきます。

だんだんと犬も年をとってくると、運動量も減ってきますし、体力も衰えてきます。

犬よっても違いはありますが、7歳を超えたあたりからは、食事を一日に3回に分けて与えるようにします。

このように、体力や食欲、内臓の機能によって、食事の回数を変えてあげる必要があります。

エサの消化には少し注意

エサの回数の他にも、与え方も年齢とともに工夫が必要です。

ドッグフードの売り場に行ってみると、いろいろな月齢に合わせたドッグフードが置かれていますよね。

やはり、それぞれの犬の年齢によって、栄養のバランスなども違ってきます。

栄養バランス以外にも、子犬の頃は特にエサの与え方に注意が必要です。

成犬のような硬いドライフードを食べることができないので、ミルクやお湯でふやかしてあげる必要があります。

だいたい生後3ヶ月くらいから、徐々にふやかし具合を調節して、ドライフードが食べられようにしてあげます。

また犬も、高齢になってくると消化が悪くなったり、歯や顎の力が弱くなってしまいます。

少しふやかしたエサを与えるたりすることで、老化した犬でもきちんと食事をすることができます。

正しいエサの量は体重を基準に

続いて、犬に与えるエサの量について、ご紹介します。

ほとんどのドッグフードには、裏面などに量の目安が表示されていたりします。

まず注意したいのは、こうした表記は一日の食事の量で、一回分の量ではありません。

犬が元気一杯の頃には、気付かずに多く与えてしまっても食べてしまうので注意しましょう。

こうしたエサの量というのは、犬の体の大きさによって変わってきます。

もちろん犬種によっても異なりますし、ドッグフードによっても適量というのは変わってきます。

大人の犬であれば、「犬の体重×30+70に1.8をかけた数字」が一日に必要なカロリーと言われています。

ドッグフードの成分表示などを参考に、適量を与えるように心掛けましょう。

体重やパッケージの表記が必ずしも当てはまらない

また、エサの量は一概に体重だけで判断できるというわけではありません。

例えば、妊娠中や授乳中の犬の場合には、もう少し多めにエサを与える必要も出てきます。

また去勢や避妊手術の済んだ犬の場合には、もう少しエサを減らしてあげないと肥満になってしまいます。

日頃の散歩の時間や運動量も大きく影響する要素なので、考慮するようにしましょう。

エサの量を決めるのに、体重だけを判断基準にするのはあまりオススメできません。

小さな犬でも運動量が多かったり、基礎代謝などを考えると、エサが少なくて良いというはずはありませんよね。

体重が半分なら、半分のエサで済むということはありません。

もちろん肥満気味ややせ気味の犬もいるということも考慮しなくてはなりません。

季節によってもエサの調整が必要

エサの与え方ですが、一年の中でもその変化をつけてあげたいポイントがあります。

まず、人間と同じように、夏は犬の食欲も落ちてしまうことがあります。

エサをそれほど食べない時には、出しっ放しにしたりせず、暑さでエサが傷まないうちに下げてしまいましょう。

その代わり、回数を調節したりして、必要な量のエサを食べさせるようにしてください。

逆に冬は、少しエサを多めにする必要があります。

最近では室内で犬を飼う人も多くなっていますが、それでも冬場は体温の維持でたくさんのエネルギーを使います。

そのため、カロリーを多めに取れるように量を調整しなければなりません。

こうした季節による体調や気温の変化にも、気を配ってあげるようにしましょう。

がっつきすぎの犬には注意

正しいタイミングで適切な量のエサを与えることに加えて、もう一つ注意したいのがエサの食べ方です。

エサを出す前からはしゃいで、急いでがっつくような食べ方には、少し注意が必要です。

というのも、早食いすることによって、糖尿病や肥満になりやすくなったりします。

また、そうした落ち着きのない犬の場合は、食後すぐに激しい運動をしたりすることもあるでしょう。

しかし、このタイミングの運動は胃捻転を引き起こす可能性もあります。

あまりにも、がつがつを食べるような場合には、少なめにエサを出すようにしましょう。

お皿が相手から残りを出して、食べるペースを調節するようにしてください。

犬のエサの与え方や量を見直そう

「いつもこのくらい食べるから」とか、目分量で犬のエサを与えていたりすることはありませんか?

悪いことというわけではありませんが、やっぱり可愛い愛犬のことを思えば、エサのあげ方にも気を付けてあげたいものです。

正しい量やタイミングをしっかり考えて、健康でいられるようにサポートするのは飼い主の役割とも言えます。

普段の犬の食生活を見直す機会にしてみてくださいね。

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