4Dミートって何?キャットフードに入っている意味や危険性

最終更新日:2017年1月29日

猫の健康を守るためにキャットフード選びはとても大切です。

しかしキャットフードが何でできているかご存知ですか?

原材料を見ると、ときどき良くわからない言葉が書いてありますね。

もしかするとそれは危険な「4Dミート」かもしれません。

4Dミートとは何か?

アメリカでは肉は品質によってランク分けされています。

霜降り肉など最高級のものが1、人間は7以下のものは食べられません。

そして最低ランクのものが9で「4Dミート」と言われます。

この4Dの「D」とは、Dead(死んでいる)、Diseased(病気の)、Dying(死にかけている)、Disabled(障害がある)です。

病気で死んだものや死にかけたものは、ウイルス性の病気だったり治療薬を使用していた可能性があります。

障害があるものは遺伝子に異常があった可能性があります。

こうした「4Dミート」がキャットフードに入れられているかもしれないのです。

ショッキングな4Dミートの実態

これはアメリカの例ですが、動物用飼料製造工場の実態が暴露されて問題になったことがありました。

工場では腐ってウジがわいた牛や羊のくず肉のほか、ネズミやひき殺されたアライグマ、安楽死させられた犬や猫の死骸まで、すべて一緒に粉砕、加工処理して動物用の飼料を製造します。

そして死骸と一緒に、ペットのノミ取り用カラーや牛の殺虫剤パッチなども一緒に粉砕されるのです。

こうして出来上がった飼料からは殺虫剤の成分や、犬や猫の安楽死に使った薬品が検出されました。

そして出来上がった飼料(たんぱく質の原料)の一部はドッグフードに使われていたそうです。

これは極端な例ですが、しかし「ミール」というのは実際何が入っているかわかりません。

特に値段が極端に安いものは、これに近いものかもしれません。

国産の4Dミートなら安全か?

これはアメリカの話だから国産なら安全かというと、そうとも限りません。

実は日本のペットフードの基準は外国よりもゆるいものとなっています。

例えば家禽(食用の鳥類、鶏など)の場合、アメリカでは鳥の頭部や内臓を入れることは認められていませんが、日本の基準では通ります。

日本にはペットフードに上記の4Dミートを使用してはいけないというルールはありません。

ルールが無い以上、どのキャットフードにも4Dミートが含まれてる可能性があり、それを防ぐには消費者が選んでいくしかありません。

4Dミールの危険性について

前に述べたように、「ミール」というのは動物の体全体を粉砕して混ぜ合わせたもので栄養もあるので、すべての「ミール」が猫の健康に悪いとは言い切れません。

実際「ミール」を含んでいるキャットフードでも、安全で猫の健康に良い高品質のミールを入れているものもあるので「ミール」=「危険」とは言えません。

問題がどこにあるかというと「ミールには実際何が入っているか消費者には知ることができない」という点です。

「ミール」とあっても、それが高品質なのか4Dミートなのか知る術がありません。

特に内容が明らかにされていない「ミートミール」「ミート副産物」は危険な臭いがします。

また最近は「4Dミート不使用」の表示をするフードがありますが、3Dミートでない保証はありません。

アメリカではDisabled(障害がある)を除いたものは3Dミートと言われます。

疑えばきりが無いのですが、消費者が得られる情報はあまりにも少ないのです。

4Dミート入りキャットフードが出回る背景

このように危険な4Dミートが入ったキャットフードがなぜ売られるのでしょうか?

まず最低の質の肉は処分するのにもお金がかかるので、ペットフードにすればコストが削減できるという発想から始まっています。

またそうした肉を家畜用の飼料にすると、家畜はまた人間の口に入るので問題になるかもしれないけれどペット用ならいいだろう、という考えもあるでしょう。

また4Dミートを使用した安価なキャットフードは、いつの時代もよく売れるという事実があります。

買い手がいる限り4Dミートを使用したキャットフードは無くならないのです。

キャットフードの4Dミートについて知ろう

4Dミート対策として、まず極端に値段が安いキャットフードを避ける、そしてできるだけ成分や原材料の表示が明らかなもの選ぶようにしましょう。

「ミートミール」「ミート副産物」が含まれていたら特に要注意です。

4Dミートを避けて猫にいつでも健康でいてもらうために、飼い主はキャットフードの成分表示にできるだけ注意を払うようにしましょう。

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