子猫を飼ったのは良いけど、エサは何をあげれば良いのか分からないことがありますよね。
体もすぐに大きくなりますし、どのタイミングでどういったエサをあげれば良いのも分かりにくいです。
そこで、子猫にはどんなエサをあげれば良いのかご紹介します。
猫用ミルク
生後4週間くらいまでは猫用ミルクをあげましょう。
子猫によってはまだ自分で飲む事ができないので、スポイトを使って1滴ずつ口に含ませてあげます。
少し経って元気になれば、子猫用の哺乳瓶を使ってミルクを飲ませてあげてください。
まだ歯も乳歯で生え変わる前なので、物を食べることができません。
親猫がいればずっとおっぱいを飲んでいますが、親猫がいなければ1日に3~5回はミルクをあげましょう。
子猫の場合は1日のほとんどを寝て過ごしています。
飼い主が仕事でいない時でも起きてお腹を空かせてしまうので、できればずっと見ていられる人に預ける事をオススメします。
大体1ヶ月くらいは飼い主が面倒を見てミルクをあげないといけないので、しっかりとあげてください。
特に生後2週間くらいまでは4時間おきくらいにミルクをあげなければなりません。
夜中もあげなければいけないので、面倒をしっかりと見られる人に頼みましょう。
離乳食
猫用の離乳食がありますから、生後4週間から2ヶ月くらいまでの子猫には離乳食をあげましょう。
だんだん歯も生えてきていますが、まだ乳歯なのでこれから生え変わっていきます。
まだ固い物は噛めないし消化も上手くできないので、柔らかい物を食べさせます。
子猫が食べるかどうかはお任せするしかないので、初めはミルクを大目にして離乳食と一緒に食べさせてあげると、だんだんと一緒に食べるようになっていきます。
猫用の離乳食には子猫に必要な栄養分がたくさん入っているので、食べさせた方が良いです。
この頃になると自分で食べるようになっていきますが、1日に5回くらいは食べさせることになります。
一気にたくさん食べさせると消化不良を起こしてしまうので、できるだけ少しずつ回数を増やしてたくさん食べさせてあげましょう。
ミルクを一緒にあげていますが、別に水を用意するのもこの頃からなので、いつでも飲めるようにしておきましょう。
やわらか子猫フード
2ヶ月~半年くらいの子猫には、離乳食を卒業して子猫用のエサをあげます。
この頃になると歯も生え変わる時期でもあり、半年もすれば全て生え変わっているでしょう。
離乳食は柔らかい食べ物なので、いきなり硬い食べ物をあげるよりも、子猫の様子を見ながら柔らかい物から与えていきます。
ドライフードならば水で少しだけふやかしてあげても良いですし、レトルトようならば柔らかいので、少しだけドライフードを砕いて混ぜても良いかもしれません。
歯が生え変わっている時期にはできるだけ柔らかい物を食べさせておかないと、思わぬ歯の変形や歯並びに影響してしまうかもしれません。
噛み切れないこともあるので、飲み込んで消化不良をしてしまうこともありますから、子猫の状態に合わせてまずは柔らかい子猫用フードをあげてください。
カリカリ子猫フード
生後半年近くになると歯も生え変わっているので、だんだんと硬い食べ物でも食べられるようになっています。
猫用フードでもカリカリなものから、少しふやけている物まであるので、成長するに従ってだんだんとカリカリな食べ物の量を増やしていきましょう。
生後4ヶ月くらいからは、子猫用のドライフードとレトルトフードを混ぜながらあげると、栄養バランスも良いですし、食感にもだんだんと慣れさせることができます。
子猫用フードにも子猫に必要な栄養バランスが豊富に入っているので、できるだけたくさん食べさせてあげたいです。
成猫になるにつれて硬い物も食べられるようにしておくことが大切なので、少しずつ慣れさせる意味でも子猫の様子を見ながら食べさせましょう。
気に入ったキャットフード
生後6ヶ月を過ぎてくると、子猫といえども成猫と同じような食事で大丈夫になります。
基本的にはキャットフードをあげることになりますが、たまにはレトルトや缶詰などをあげることがあります。
ベースとなるキャットフードもたくさんの種類があるので、いろいろと試してみると良いでしょう。
あまり猫の好物がたっぷり入っている缶詰をあげ過ぎると、キャットフードには見向きもしなくなってしまいます。
キャットフードは栄養バランスを考えて作られていますが、缶詰は栄養が偏ってしまうのでできるだけ頻繁にはあげないようにしましょう。
できれば数種類のキャットフードをローテーションしたり混ぜたりすれば、栄養バランスが偏ることを防げるようになります。
いずれにしても子猫が気に入ってくれなければ食べてはくれないので、色々試してみることをオススメします。
子猫のご飯は段階的に切り替えて行こう
子猫は成長スピードがとっても早いので、しっかりエサを与える時期を考えないといけません。
色々なエサがたくさんあるので迷ってしまいますが、子猫がたくさん栄養を摂ってもらうには、子猫が気に入ったエサをあげるのが効果的です。
どの子猫フードでも栄養価を考えて作られているのでどれでも安心してあげることができるでしょう。
子猫の様子を見ながら、たくさん食べるエサをあげてください。