犬がフローリングで滑る際の対処法。脱臼やケガを防ごう

最終更新日:2016年3月8日

多くの時間をフローリングの上で過ごすようになった犬たち。

ツルツルすべるフローリングの上を歩くことで、知らぬ間に関節を痛めていることがあります。

特に骨の柔らかい幼犬や、筋力が衰えて骨が弱くなっている老犬にとって、それは大問題。

大切な愛犬を関節トラブルから守るには、どのようにしたら良いのでしょうか。


1.滑らない素材を床に敷く

フローリングの滑りが良いことで、その上を歩く犬たちの関節に負担がかかります。

ただし、フローリングを工事してまでは時間も費用もかかって大変。

多くの人が行っている対策は、犬が一番歩く場所、例えば室内ゲージから玄関までの廊下などにサイズを合わせて、切ったカーペットや薄いコルクのパネルなどを敷くこと。

滑らない素材を敷くことで、犬たちの室内生活を楽にしてあげることができます。

フローリングは掃除が簡単で、そこにわざわざカーペットを敷くのは嫌だと思われる方もいるかもしれません。

しかし、愛犬の健康のことを考えてあげてください。

また、サイズを合わせて切ったカーペットやコルクのパネルであれば、汚れたときに部分的に取り換えることができます。

トイレトレーニングが完了していない場合、汚してしまったところだけ剥がして洗ったり取り換えたりすることが出来ると考えれば、メリットと思えるでしょう。


2.床に滑らない加工を施す

フローリングの上に別の素材のものを敷くよりはやや大がかりになりますが、滑らないように床を加工することができます。

業者による防滑施工になり、やや費用がかかりますが、これのメリットは、フローリングの見た目そのままに、部屋の雰囲気を変えることなく対策ができることです。

また加工を施すことで、フローリングそのものを愛犬のツメのキズやオシッコのシミから守ることもできます。

フローリングの特性を残したままなので掃除も楽で、費用はかかりますが、長い目で見れはと良い面が多いのではないでしょうか。

3.床をすべらない素材に張り替える

防滑施工よりもさらに費用がかかる対策にはなりますが、室内のフローリングを滑らない素材に張り替える人もいます。

一般的に知られているのはコルク床になります。

茶系であればフローリングと雰囲気も変わらず、表面を加工したコルク床は汚れや耐久性にも優れているため、コルクのパネルのような脆いイメージではありません。

ただ、子犬の頃はトイレの失敗やひっかきのいたずらなどがあるので、ある程度大きくなって汚す、キズつける心配がなくなった頃に床の張り替えをするのが良いでしょう。

10年一緒に住むと考えれば、今後のためにコルク床への張り替えも滑り防止のひとつではないでしょうか。


4.滑り止めのある靴下を履かせる

最後の2つについては、床そのものへの対策ではありません。

一つ目は、犬に履いてもらうもの。

裏側にゴムのドット(すべり止め)が付いている靴下は人間の子ども用ではお馴染みですが、これの犬用も今は売っています。

初めは脱ぎたがり嫌がる犬もいるので、これには慣れが必要です。

家で靴下を履かせるのは、トイレで濡らしてしまったりするので、日常的ではないかなと思う人は、出かけ先でのフローリング対策として用意しておくのでも良いでしょう。

ホテルや友人宅で過ごす際、そこの床が滑りやすいフローリングである場合も考え、その時にために靴下に慣れさせておきましょう。

5.室内ではゆっくり歩くことを教える

二つ目は犬の歩き方についてです。

滑るフローリングの上で駆け回る行動を改めることも大切です。

思いっきり走り回ったり、飛び跳ねたりと、運動をするのは外で。

室内ではゆっくり歩くことをしつけることも、生活習慣として良いでしょう。

家中のフローリングにコルクを敷いたりと、完全な対策をするのは難しいと思うので、思わぬところで足腰を痛めさせないためにも、室内ではゆっくり歩くことを教えてあげましょう。

飼い主さんと並んで部屋から部屋へ移動する際も、ゆっくり歩いてきたら褒めてあげます。

走り回っているときは、別の遊びで誘って落ち着かせてあげましょう。

もちろん、滑るところで足を踏ん張らせるような遊び(フローリングの上での綱引き)などは避けてください。

愛犬がフローリングで滑らないように対策をしよう

フローリングで関節を痛めてしまい、脱臼やヘルニアになってしまってからでは、治療もその後の生活も大変になります。

室内で一緒に生活し、はしゃいでいる愛犬を見るのはとても幸せなことですが、そんな可愛い愛犬を守るためにも、フローリングに潜む危険には万全の対策をしたいものですね。

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