犬の花粉症の症状まとめ。くしゃみや目の赤みは花粉症が原因かも

最終更新日:2016年3月5日

人間と同様に犬にも花粉症の症状が現われることがあります。

人間と同様の症状もあれば犬独特の症状もあると思われますが、今回は犬の花粉症の症状について具体的にご説明します。


1.鼻水やくしゃみが出る

花粉症はアレルギーなので、花粉アレルギーを持っている犬は、その花粉が舞う時期になるとアレルギー症状を起こします。

一番代表的な花粉がスギ花粉です。

花粉が飛び始めると、個体差はあるものの、長いくしゃみをしたり、1日に何度もくしゃみをしたりする症状が出始めます。

それと同時に鼻水も出るようになるため、風邪の症状と似ています。

スギ花粉の時期だと花粉症を疑うこともありますが、ヒノキやブタクサ、イネ、カモガヤなど花粉は1年中飛んでいるものですので、鼻水とくしゃみが続く場合は獣医師の診断を受けるようにしましょう。

くしゃみは意外と体力を奪うものですし、鼻水もあまりに多い場合は寝苦しくなり、睡眠不足を引き起こしたり、鼻の周りの皮膚トラブルを起こしたりする原因となります。

それから犬の花粉症ではくしゃみや鼻水は出ず、皮膚炎のみの症状だという説もあります。が、実際に鼻水やくしゃみの症状が出ている犬も多いので、個体差があります。


2.目のかゆみや赤みが出る

目の症状も花粉症の代表的な症状です。

主に花粉によるアレルギー症状で目が赤く充血してしまったり、痒みが現れてしまったりすることもあります。

それから、目の炎症によって目やにが増える犬もいます。

また目の周りの皮膚まで赤みが出てしまい、目の周りの毛が抜けてしまう犬もいたりと、症状のひどい犬もいます。

犬は目を掻くことができないので、目の充血や目の周りの皮膚が腫れてくるようなことがある場合は、花粉症の疑いがありますので、獣医師に相談するようにしましょう。

また、人間用のアレルギー対応の目薬などを勝手に使用することのないようにしましょう。

3.皮膚炎になる

犬の花粉症の場合は、皮膚炎が一番多く出るアレルギー症状だと言われています。

皮膚を痒がる仕草を見せたり、実際に掻いてしまっている場合や、皮膚に赤みが見られる、あるいは皮膚炎がひどく体毛が抜けてしまう場合などが見られます。

このような症状全てが花粉症というわけではありませんが、2月頃このような症状があればスギ花粉の可能性がありますし、そういった季節の要因も考えて病気の特定をある程度行うこともできます。

皮膚炎の場合は、放っておくと犬が掻いてしまうことでどんどん悪化してしまうので、早めに動物病院を受診して適切な処置と治療を受けるようにしましょう。

皮膚炎の予防方法としては、散歩後に花粉を払ったり、まめにシャンプーをすることが挙げられます。

花粉が皮膚に付着したままだと炎症もどんどんひどくなってしまうので、週に1度はシャンプーすると良いと言われています。

しかし、シャンプーは負担がかかることと、体全体を濡らすため花粉が毛に入り込んでしまって流れにくいことが考えられます。

花粉を防止する保護パウダーがあるのでそうしたものを利用してみたり、濡らすことなく毛の汚れをとることができるシートもあるので、いろいろなグッズを上手に利用して、犬の負担を軽くしてあげることも大切です。


4.気管支炎を引き起こす

犬の花粉症状で気管支炎を引き起こすことは非常に珍しい例ではありますが、世界的に動物の花粉症が増えている現代では、十分に起こる可能性があります。

花粉が原因となり、気管支に炎症を起こしてしまい、呼吸が苦しくなってヒューヒューという音がするようになったり、息苦しさから眠れなくなってしまうこともあります。

気管支炎を発症してしまった場合もすぐに医師の診断を受けるようにしましょう。

また、呼吸器に関わる病気は命の危険に直結する場合も多いので早めの対処が必要となります。

5.外耳炎を引き起こす

こちらもあまり多い例ではないものの、花粉が原因で耳がかゆくなったり外耳炎の症状を引き起こす場合があります。

耳を掻いているような仕草を見せる場合は、耳に何らかの炎症が起きている可能性がありますので確認してみてください。

炎症が見られる場合は、すぐに獣医師に相談するようにしましょう。

耳は定期的に掃除をする場所なので、その際異常がないか普段から確認しておくと良いでしょう。

犬の花粉症を見極めよう

以上のように、犬にも人間と同様の花粉症症状が現われることがあります。

いずれの症状も、言葉を話すことができない犬にとっては非常に辛く苦しい症状です。

花粉が飛ぶ時期である2月頃に急に上記のような症状が出た場合は、花粉症も視野に入れて獣医師に相談するようにしましょう。

花粉症には適切な治療が必要となり、時期が過ぎれば大丈夫、ということは残念ながらありません。

ステロイドを中心として抗アレルギー薬を用いた治療を継続的に行っていく必要がありますので、飼い主はきちんと治療を受けさせてあげるようにしましょう。

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