子犬の歯が生え変わる時の注意点。飼い主として子犬の歯をケアしてあげよう

最終更新日:2016年3月17日

子犬の歯は、初め28本しか生えていません。

でも生後4、5か月をすぎた辺りから歯の生え変わりが始まります。

人間と同じように、乳歯が抜けて永久歯へとなります。

ほとんどの犬が、生後7、8か月頃には生え変わることが多いです。

永久歯に生え変わったら一生、生え変わることはありません。

大切なペットの歯の生え変わりの際に心配に思うことはたくさんあるのではないでしょうか。

そこで今回は、子犬の歯が生え変わる時に飼い主さんがしてあげるべきことについてご紹介します。


1.こまめに口の中をチェック

まず、生え変わりの時期は犬によって様々です。

ただ個体差があるので、いつ始まるかはわかりません。

歯が生え変わる時期には、どの犬も歯が痒い感じがするのか、ムズムズと違和感があるのか、色々なものを噛んだりすることが多いです。

いざ口の中を覗いてみると、歯がぐらぐらしている可能性もあります。

こまめに口を開けてチェックする習慣をつけましょう。

そして、この時期からきちんと口を開けてさせてくれるように(犬にとって嫌なこともさせてくれるように)練習をするという意味でも、飼い主さんが口を触る、口を開けられる、というのはとても大切な意味を持ちます。

小さいときから慣れさせておくと、成犬になってから、「いざ飲み薬を飲ませなくてはいけない」という時にも困ることがありません。


2.噛んでもよいものを与える

歯の生え変わりの時期の犬は非常に色々なものを噛みたがります。

ただ、犬が好きなように色々噛ませていたら、家具や家電のコード、お洋服など、色々なものを噛んでしまうでしょう。

中には飼い主さんの手をガジガジ噛む犬もいて、これは将来の噛み癖を作っているようなものです。

子犬のときはまだ本気で噛んでも痛くありませんが、子犬のときから飼い主さんを噛む習慣のある犬は、将来も絶対に飼い主さんを噛むようになってしまいます。

きちんと噛んでも良いものを与えましょう。

犬用のガムはオススメです。

タオルなどの布類も犬は非常に好きですが、噛んだものを食べてしまう可能性もあるので少し危険です。

また「タオルは噛んでも良いもの」と認識してしまう可能性もあります。

飼い主さんの目の届く範囲で、噛んでも良いものを与えましょう。

子犬に骨を与える飼い主さんはいないと思いますが、犬の歯は成犬に成長しても非常にもろいです。基本的には与えないようにしましょう。

3.噛むおもちゃで一緒に遊んであげる

犬が噛んで遊ぶおもちゃで遊んであげるのもオススメです。

ロープのおもちゃで引っ張り合いっこをするのは犬も好きな遊びです。

噛むという動作によって、歯の生え変わりが促進されるので、とても意味があります。

ただ、乳歯はどれも弱い歯なので、強く引っ張ると歯に悪影響を与える可能性もあります。

少し引っ張る程度で、横に動かしたりして遊んであげると、歯の生え変わりを促進し、飼い主さんとのコミュニケーションもとれ、良いことしかありません。


4.食事は犬の食欲が落ちるようなら柔らかくふやかしてあげる

ドライフードを食べている場合は、そのままでも問題はないでしょう。

噛むということは、前述の通り、歯の生え変わりを促す大事な要素です。

ただ、時折、歯が気になって食欲が落ちてしまう犬もいます。

そのようなときは、お湯でドライフードをふやかしてあげたり、ウェットフードを与えてあげたりして、食べやすいように配慮をしてあげましょう。

でも、歯が生え変わった後はドライフードの方が断然歯石が付きにくく、健康的な歯を維持することができます。

5.生え変わる時期になったらしっかりと歯磨きの練習をする

歯が生え変わったら歯磨きは、毎日のケアの中で必須と言っても過言ではありません。

毎日食事を食べているので、食べ物のカスが歯垢、歯石になり、歯周病になってしまいます。

歯周病は3歳以上の犬の8割が持っていると言われるほど、多くの人が頭を悩ます病気です。

「大好きな愛犬の口が臭くて、顔を近づけられるのは無理…」という飼い主さんもいます。

においだけでなく、痛みを生じ、いずれ歯の根元の骨も溶かしてしまう歯周病。

でも、歯磨きで簡単に予防をすることができます。

子犬のうちから歯磨きの習慣をつけていれば、心配は要りません。

歯が生え変わる前から歯ブラシに慣れさせるトレーニングをしたり、かかりつけの動物病院の歯磨き教室に参加してみるのもオススメです。


6.口の中には、抜けきっていない乳歯がないか確認

歯が生え変わってきたら、抜けていない乳歯がないかチェックをきちんとしましょう。

小型犬では乳歯がきちんと抜けないことが、比較的多いです。

永久歯が下から生えてくることで、ぐらぐらしていた乳歯が抜けなくなる乳歯遺残という状態です。

別に乳歯が抜けなくても、問題なければ放っておいても良いのですが、残った乳歯のせいで、歯並びが悪くなり、仕舞には歯周病を起こしやすくしてしまいます。

そのため、早いうちに抜いてあげることをオススメします。

口の中をしっかり見てあげましょう。

心配なことがあったらすぐに動物病院へ行きましょう。

子犬の歯の生え変わりをサポートしてあげよう

生え変わった後の歯は一生ものなので、とてもケアが大切です。

まだ、愛犬との生活は始まったばかり。

しつけをきちんとして、たくさん遊んでコミュニケーションをとり、素晴らしい関係を築いてください。

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