猫も生きていれば時には落ち込むことがあります。

そんな時に猫はどういう仕草や行動をするのでしょうか?

猫のボディランゲージから落ち込みを読み取れるようにご紹介します。

1.猫はどんな時に落ち込むのか

猫は自分の思い通りにならないと落ち込んでしまいます。

具体的にこんな時に猫は落ち込みがちです。

•遊んでもらえないとき
•他の者(他の猫やペット、赤ん坊)に飼い主の愛情が向けられたとき
•けんかに負けたとき
•怪我や病気の時
•飼い主がしばらく留守にしたとき

遊んでもらいたいときに飼い主が忙しかったりして拒否されると、猫は落ち込んでしまいます。

家に自分以外の猫やペットが来たり、赤ん坊が生まれると猫が落ち込むのは良くあることです。

猫は嫉妬深いので、自分以外のものに飼い主の愛情が向けられると途端に落ち込んでしまいます。

多頭飼いの猫は、けんかに負けると落ち込むことがあります。

怪我や病気で体が思うように動かないと落ち込んでしまいます。

飼い主が旅行などで長く不在にすると猫が落ち込むのは良くあることです。

しばらく留守にして放っておかれると、猫は愛情をかけられていないと感じて落ち込んでしまいます。

こうした様々な理由で猫は落ち込んでしまいますが、そうしたときにどんな仕草や行動をするかをご紹介します。

2.元気がなくなる

明らかに目に見えて元気がなくなります。

いつも寝てばかりいたり、寝床から起き上がらず出てこなかったりします。

動作が鈍くなって、何事も面倒くさそうに行動します。

飛んだり跳ねたり走ったり、高いところへ登ったりという行動をしなくなって、じっとしていることが多くなります。

3.食欲がなくなる

猫は落ち込んでいると食欲をなくします。

いつも食べている量のフードを残したり、好物を与えても食べなかったりします。

この場合は病気がないかをまず確かめることが大切です。

怪我をした猫が食欲を失うことがありますが、体調が悪くて食べられないというより、怪我をして思い通りに動けないために精神的に落ち込むことが原因の場合があります。

猫の様子をよく見て、体だけでなく精神面もケアしてあげましょう。

4.よそよそしい態度を取る

猫は落ち込むと飼い主に対してよそよそしい態度や行動を取ります。

呼んでも反応しない、目を合わせない、無視するといった行動です。

また全体的によそよそしい遠慮がちの仕草になります。

例えばいつもはお腹を見せて寝る猫がお腹を見せなくなったりします。

近寄ってきて甘えたり舐めたりすることもなくなります。

抱いたり撫でてやってもすり抜けて逃げて行ってしまいます。

しばらく留守にして帰ると、いつもは玄関に走ってくる猫が部屋の奥から出てこない、というのはありがちです。

こういう場合、猫は落ち込んでいるのに加えて怒って拗ねているのでしょう。

5.好きなおもちゃで遊ばなくなる

猫は落ち込むといつもは気に入っているおもちゃで遊ばなくなります。

与えてやっても反応が無かったり、嫌そうにどこかへ行ってしまいます。

おもちゃ以外でも、いつもは興味を持っていたものに興味をなくして無反応になったり拒絶します。

猫が急にこうした行動を取るときは、何か落ち込みの原因になることがあるはずなので考えてみましょう。

6.一人(一匹)になりたがる

猫は落ち込むと一人になりたがります。

猫の姿が見えないのでどこへ行ったのだろう?と思うと、真っ暗な部屋の隅に一人でうずくまっていたりします。

こういうときに猫を呼んだり抱き上げて連れ戻しても、またどこかへ行って、隠れるように一人でいじけています。

7.落ち込んだときの猫の表情

猫は落ち込むと、人間のように落ち込んだ顔になります。

目は悲しそうに半開きで、耳は元気なく倒れていて、首をうなだれて、がっくり肩を落として猫背になります。

歩くときには老猫のようにゆっくりモソモソ歩きます。

いじけてうずくまっているときには、目や顔を前足で覆っていたり耳を伏せて、コミュニケーションを拒絶していることがあります。

8.猫が落ち込んでいる時にどうすれば良いか

遊んでもらえなくて落ち込む猫の場合は「いつも都合がいいときに遊んでもらえるわけではない」ということがわかれば深刻に落ち込むことはなくなるでしょう。

しかしあまりかまってやらないとストレスで体調を崩すので、必要なスキンシップは欠かさないよういしましょう。

他の猫やペットが来て落ち込んだ猫は、特別に遊んでやる時間を増やしたりして猫が安心できるようにしましょう。

子猫の場合は精神的に成長すれば直ることがあります。

また飼い主以外の他の猫やペットとの付き合い方を学べば落ち着いてくることもあります。

人間の赤ん坊の登場で落ち込んだ猫の場合は、赤ん坊が飼い主と同じような特別な存在であることが理解できれば、嫉妬心を持たずに仲良くしてくれるでしょう。

病気や怪我の場合は、猫が体を動かせなくても遊べるように工夫して退屈させないようにしましょう。

留守にしていて拗ねてしまった猫には、ご褒美を与えるなどして機嫌を直してもらうしかありません。

しかしずっと落ち込み続けていることはありませんから、時が解決してくれるでしょう。

落ち込んだ猫に気づいてあげよう

猫は繊細な動物なので、ちょっとしたことで傷ついて落ち込んでしまうことがあります。

落ち込んだときには、愛情が欲しいのにわざと素っ気無い態度を取ったり、一人になりたがったり、矛盾するような行動をするのが猫の特徴です。

そういう猫の複雑な心が理解できれば、ますます猫が愛しくなるでしょう。