キャットフードのドライ・セミモイスト・ウェットタイプそれぞれの特徴と違い

最終更新日:2017年1月29日

キャットフードと一口に言っても数多くのメーカーが様々な商品を販売しています。

その中でも大きく分けてドライタイプ・セミモイストタイプ・ウェットタイプが存在します。

その違いや特徴はどのようなものなのでしょうか。

ドライタイプのキャットフードの特徴

水分の含有量が10%前後の乾燥したフードです。

ペットショップなどで取り扱っている大きな袋に入っているものはこれです。

フードは小さい粒状で、メーカーによって大きさは異なります。

総合栄養食(水と一緒に与えるだけで健康維持可能なフード)として売られているものが多いです。

まず、ドライタイプは保存性が高いです。

乾燥しているので一度で食べきれなくても、生もののように腐らせることがありませんので安心して使用できます。

未開封であれば長期間保存できるので人間の緊急避難袋のように準備しておくと、いざという時役に立ちます。

栄養面も○歳から~、○○病用など、用途ごとに必要な栄養素を調整、配合しているので健康維持や栄養管理も手軽にできます。

また大容量で安価に購入できる利点もあります。

特に多頭飼いをしている家は重宝することでしょう。

ただし素材に良いものや特殊なものを使っているフードは必然と高くなりますのでご注意を。

硬さがあるので噛むことにより顎を鍛え、フードが口の中に残りにくいため口腔の病気予防につながります。

ドライタイプの欠点はフードに含まれる水分が少ないため、水分不足に起因する病気のリスクを伴うことが大きいです。

特に水をあまり摂らない猫は要注意です。

改善策としては、フードをぬるま湯でふやかし水分を含ませたものを与える、後述するウェットフードなどを混ぜるなどが挙げられます。

また、極端に安価なドライフードは要注意です。

素材が粗悪なものが多いこともありますが、それだけではありません。

袋を開けたことがある方ならわかると思いますが、非常に強い臭いがします。

猫は匂いでフードを選ぶので、猫が好むような強い香りがするものを使っています。

当然素材の匂いではなく添加物です。

与え続けると体臭や便臭の原因になりますし、健康にも良いとはとても言えません。

さらに、高齢猫や口腔の病気など硬いフードを食べられない猫には向きません。

セミモイストフードのキャットフードの特徴

水分の含有量が25~35%のフードです。

所謂「半生」というタイプがこれに当たります。

ペットショップではおやつなどの間食として取り扱われるのを目にすると思います。

ドライフードほどではないですが、長期間の保存ができます。

セミモイストの最大のメリットは嗜好性が高く、食いつきはかなり良い点です。

食欲の落ちている子に与えたり、ご褒美やおやつとして利用できます。

ただし、半生で保存するため添加物が含まれることにご注意。

もちろん全ての添加物が悪いわけではないですが、中には猫の体に良くない添加物を使っているメーカーも存在します。

下調べをきちんとして、購入の際には裏の成分表示などでよくチェックして気を付けてあげましょう。

口内に残りやすく歯周病などのリスクがあるのもデメリットの一つです。

ウェットフードのキャットフードの特徴

水分の含有量が75%以上のフードです。

缶詰、パウチなどで売られているのを目にすると思います。

間食などの嗜好品から総合栄養食として使えるものまで様々な取り扱いがあります。

ウェットフードは水分量が多いことが最大の利点です。

あまり水を摂りたがらない猫も食事を兼ねて摂取できます。

様々な味・匂い・フードの形状のものが販売され、好みに合わせて提供できるため食ムラのある猫にも対応しやすいです。

未開封であれば長期間保存できるものが多いことも利点の一つです。

ただし食事としてウェットフードのみを出す場合は総合栄養食と表示のあるものを与えてください。

一般食、栄養補完食と書かれているものでは必要な栄養の摂取が十分にできないので注意が必要です。

また離乳食や介護食など硬いものを噛むのが難しい猫のためのフード等特殊なものもあります。

ただ、取り扱っている店舗が限られる場合があるので、自分の使う店舗でよくチェックしておきましょう。

ウェットフードの難点は1食分の価格が高くなってしまう点です。

ドライフードだと少量で十分な栄養がとれますが、ウェットフードだと何缶、何袋と大量に必要なことが多いです。

このため飼い主の経済的負担が大きくなってしまいます。

また、1度開封した後は冷蔵庫で保存しなければなりません。

水分が多いため、カビやその他有害な菌が繁殖しやすいので早めの使い切りが必要になります。

また、保存や発色性のための添加物が多く含まれる危険性もあります。

さらにフードが口内に付着しやすく、口臭や歯周病の原因になるので歯磨きや口腔ケア等で気を付けておく必要があります。

それぞれのキャットフードの特徴を知ろう

今回3つのフードの大まかな特徴や違いを挙げましたが、どれにも共通するのはメリットとデメリットが存在することです。

しかしデメリットは飼い主が気を付けてあげれば回避できるものがほとんどです。

きちんとした知識・情報を得ることでデメリットと付き合いつつ、メリットを最大限に生かして自分の猫の性格や好み、安全性を考えた最良なフードを選択してあげましょう。

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