イングリッシュポインター

イングリッシュポインターの基本情報。性格・寿命・価格・しつけ・大きさ

最終更新日:2016年11月9日

イングランド原産の犬種であるイングリッシュポインター。

元々は、うさぎなどを狩る猟犬として使われていました。

現在でも猟犬として活躍している個体はいますが、他にもショードッグやペットとして愛されています。

そんなイングリッシュポインターとは、どのような犬種なのでしょうか。

1.イングリッシュポインターは穏やかで時に活発な性格

優しく穏やかな性格をしています。

飼い主やその家族に対しては愛情深く忠実です。

基本的には友好的で、見知らぬ人や他の犬などとも仲良くできます。

遊び好きな一面もあるため、遊んでくれる人に対しては、より心を開きます。

そのため、子供や高齢のかたでも比較的接しやすいと言えます。

その一方で、その友好的な性格により、番犬には向いていないタイプです。

猟犬として、主人の狩りをじっと待つことのある本能から、忍耐強さも持ち合わせています。

ただし、身体を動かす場面になると、上記のような穏やかな性格とは思えないほど活発となります。

こちらも、元の猟犬としての本能と言えます。


2.イングリッシュポインターの体重・体高

イングリッシュポインターは体重が20kg〜30kg、体高が61cm〜69cmで分類としては大型犬となります。

しかし体の大きさは、大型犬にしては小柄で中型犬としては大きいといった、大型犬と中型犬の間となります。

体格は、筋肉質でしっかりとした体つきをしています。

耳は垂れ耳で、尾は真っ直ぐでピンと伸びています。

マズルはやや四角く、首はスッキリとした印象です。

被毛は短毛で光沢があります。

毛色はホワイトベースで、オレンジやレモン、レバーやブラックを組み合わせた2色もしくは3色となります。

また、単色の個体もいます。

3.イングリッシュポインターの寿命とかかりやすい病気

イングリッシュポインターの寿命は、12年〜14年とされています。

かかりやすい病気としては、股関節形成不全や外耳炎など様々なものがありますが、中でもチェリーアイなどの目の疾患もかかりやすいため注意が必要です。

チェリーアイとは、瞬膜と呼ばれる、まぶたとは別にある水平方向に動いて眼球を保護する膜が、外に飛び出してしまう病気です。

更に、その瞬膜が角膜や結膜を刺激することによって角膜炎や結膜炎を引き起こすこともあります。

チェリーアイになると、目を擦ったり目が充血するなどの症状が見られます。

原因としては、先天性と後天性のものがありますが、後天性では、目やその周囲に外傷を負ったり、目の奥に腫瘍がある場合に引き起こされます。

チェリーアイは予防法がない病気です。

そのため、早期発見・早期治療が大切です。

少しでも違和感を感じたら、早急に受診することをお薦めします。


4.イングリッシュポインターのしつけ方

基本的にイングリッシュポインターは、無駄吠えなどもなく、比較的しつけのしやすい犬種です。

しかしイングリッシュポインターに限らず、どのような犬種でも、犬というもの自体が、自分よりも下の立場だと認識した相手の言うことは全く聞き入れません。

そのため、どのようなしつけよりも先に、まずは服従訓練を徹底することが必要です。

それも、成長するにつれて上下関係が確立してしまうため、子犬の頃からしつけることが望ましいです。

忠実でしつけやすい性格だからといって、必要以上に誉めて甘やかしていると、下の立場に見られてしまうため、注意が必要です。

誉めるところは誉め、厳しくするところは厳しく叱るというようなメリハリのあるしつけをしましょう。

5.イングリッシュポインターを飼う際の注意点

元々が猟犬であり、活発で体力もあるため、運動量は多く必要です。

1日に30分〜1時間程度の散歩や運動を、2回程度行うことが望ましいです。

運動不足になると、ストレスが溜まってしまい攻撃的になったり、無駄吠えをしたりするようになってしまいます。

広い庭やドッグランなどで思い切り走らせるなどして、たくさん運動をさせてあげましょう。

被毛のお手入れは、それほど必要はなく、換毛期や気になる時にブラッシングを行う程度で十分です。

屋外で飼えないことはないですが、高温多湿である夏や、冬の寒さは苦手で、更には飼い主と共に過ごすことを望む犬種です。

そのため、完全なる室内飼いとは言いませんが、状況に応じて屋外と室内を行き来できるようにしておくと良いかと思われます。


6.イングリッシュポインターの価格と入手方法

イングリッシュポインターの価格は、家庭犬であれば20万円程度、ショータイプなら30万円程度が目安となります。

通常の犬の入手方法としては、ペットショップからの購入やブリーダーからの購入が一般的となります。

しかしイングリッシュポインターの場合は、国内での繁殖はまだまだ少ないため、ペットショップで扱われることはほとんどありません。

希に見かけることもありますが、その場合、何か訳有りかもしれないため注意です。

ブリーダーも数が少ないため、探すのはやや大変かもしれません。

また、ブリーダーが少ない分、先ほど記した価格もブリーダーによっては異なるため、多少の誤差はあります。

その事を理解した上で探してみましょう。

イングリッシュポインターの特徴を知ろう

穏やかで忠実で、比較的飼いやすいイメージのあるイングリッシュポインター。

しかし、猟犬としての本能が見えることがあったり、運動量が多かったりと、大変な面も多々あります。

入手することも、やや困難です。

そういった特性を理解した上で、飼うことを検討しましょう。

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