猫を飼っているけど、普段仕事で家を空けているから遊んであげられないし、こんな飼育で良いの?と思われている方も多いと思います。

家猫は外敵にも守られ熟睡している事も多々あり、「慢性的な運動不足」による肥満の子が出やすいです。

おもちゃで遊んであげるのも効果的ではありますが、人間の苦労もあるでしょう。

そこで猫の遊び場になる「キャットタワー」はいかがでしょうか?

全体的に体を動かすことで適度な運動もでき、時には身を潜め安らげる場所にもなります。

今回は、価格帯順にオススメのキャットタワーをご紹介します。

アイリスオーヤマのミニキャットランドブルー/ピンクMCL-10

キャットタワーと言うには少々小さすぎますが、自立して段差があるのでキャットタワーのカテゴリに入れたいと思います。

小さいですが高さがなく、転倒の危険もない安全性重視の作りです。

成猫より、仔猫に向いたタワーと言えますね。

タワーの上には、絶妙に湾曲した台座が付いていて、猫はフィットする床面でグッスリお昼寝が出来ます。

サイドには嬉しいおもちゃ付き、価格も飼主さんも嬉しい低価格。

高さは22.5cmとなっていて、狭いお宅にも邪魔なく設置出来ます。

D-cultureのキャットプレイセンター

こちらはタワーというよりはジャングルジムに近く、パイプ骨組みにして連結してワターを作ります。

各部屋はカサカサのウィンドブレイカーの様な素材で、汚れても水洗いできるのが嬉しいですね。

また、パーツが破損しても部品単位で個別購入が出来、別売りのトンネルやキューブを連結し、タワーを拡張が出来るのも魅力です。

難点としては、6kgの重量制限があり重い猫には向かない事です。

高さは76.2cmと拡張性は高いですが、その分広い部屋がないとこのタワーを生かせないでしょう。

ドギーマンのスクラッチリビングコンパクトルーム

ペットフードで有名なドギーマンから販売されているキャットタワーです。

低価格帯でありながら、小部屋・爪とぎ・台座と必要機能が完備。

猫は高い場所が好きですから、適度な高さの台座に乗り降りしで運動不足解消。

爪とぎは適度に猫の体調くらいの高さなので、立ち上がりながら壁に爪とぎをする子には丁度良いですね。

下部は小部屋となっており、猫のプライベートルームとして安らぎの場を与えます。

色も落ち着いたブラウンなので、どのインテリアにもそつなく合うことでしょう。

ottostyle.jpのネコちゃんツインタワー

この辺りの価格帯になってくると、天井まで届く高さになってきます。

高いキャットタワーを購入するにあたり、注意が必要なのは一番に「安全性」です。

倒れると人が猫がケガをするだけでなく、人間もケガをする可能性があるからです。

そこで重要になるのが「つっぱり棒」が付いているか否か。

そこを重要視すると良いです。

この商品はツインタワーで支柱があり、支柱毎につっぱり棒が付いているため、安全性は高いです。

場所は取りますが、嬉しい小部屋とハンモック付きで高いところでもぐっすり眠れます。

色はベージュとブラウン。

高さは240cmから260cmの範囲で可動調節できます。

ボンビアルコンのキャットウォーク

キャットタワーの常識を打ち破るデザイン性で、オシャレなタワーを発売するボンビアルコンのキャットウォーク。

メタルラックの様な骨組みに、場所を取らないシンプルなデザインが良いですね。

ハンモック部分は自分で好きな場所に設置できて、表面はスエード生地仕様で見た目もオシャレの中に高級感溢れます。

天井まで届く高さなので、もちろんつっぱり棒仕様です。

しかし、残念ながら、猫の重量制限は5kgまでと、重い猫には厳しいので注意が必要です。

高さは228cmから273cmまで調節可能です。

CATWINGSの「人間用家具メーカー」が創ったキャットタワーzsRT001スリム

もう「これはキャットタワーならぬ、古代ローマの塔?」と思わせる外観ですね。

4本支柱でガッシリしていて、つっぱり棒もあるので安全面も高いです。

人間用家具メーカーが創っただけあり、人の住居に傷を作らない細かい配慮があったりと考えて設計されています。

猫に嬉しい表面がモフモフ素材で、支柱や台座も強固な作りになっており、重量のある猫の運動も可能にしています。

高さは228cmから267cmと調節可能です。

キューイックの上下運動でストレス解消キャットケージ3段ブラウン(木製)猫ケージ

キャットタワーとは少し違うのですが、タワー状に階層となっているのでキャットタワーとしてピックアップしました。

多頭飼いにあるあるですが、新入りの子を先住猫が気に入らずケンカが始まってしまい困った経験あると思います。

この商品の壁は鉄格子で出来ており、高さを間仕切りする事で高さを生かす作りとなっています。

下の部分は目隠しせずに環境に慣れさせ、上の階は布で覆い隠れる場所を提供することが出来ます。

猫の好みに合わせてキャットタワーを選ぼう

キャットタワーひとつとっても、値段から高さ、機能や見た目など多様な商品が販売されています。

どれも目移りしてしまいますが、最後に決めるのは猫自身です。

猫は性格より気に入る高さ・活動範囲・材質などで好みが大きく分かれます。

普段からの愛猫の行動を観察し、猫にあったキャットタワーを選んであげてください。