エキゾチックショートヘアは、くしゃっとつぶれた鼻と丸い顔立ちが魅力的な「ブサかわ」にゃんことして、猫好きたちから人気を集めています。

高級感あふれる被毛やなんとも言えない愛らしい顔立ちに加え、初心者にも飼いやすい性格も人気の理由のひとつです。

そこで今回はエキゾチックショートヘアの性格をご紹介します。

物静かでおっとり

エキゾチックショートヘアは第一に、非常におっとりとした物静かな性格です。

ペルシャとアメリカンショートヘアの交配種であるエキゾチックショートヘアは、ペルシャの穏やかな性格を受け継いでいます。

高貴さを感じさせるのんびりとした動作は、それだけであなたの心を癒してくれるでしょう。

また、動き回るよりも眠ったりごろごろしている方が好きな猫なので、飼い主の傍でじっとしていてくれることも多いです。

猫と一緒に、のんびりゆったり過ごしたいと思っている方にぴったりです。

そのうえ穏やかで、神経質さがあまり見られないので、先住猫や他のペットたちともうまく馴染むことができます。

既にほかのペットを飼っていてなかなか新しい猫の購入に踏み切れないという方、猫の多頭飼いに挑戦してみたいという方などに向いている品種と言えるでしょう。

あまり怒らない

エキゾチックショートヘアは非常におっとりとした性格の猫です。

ですから、滅多なことでは怒りません。

多頭飼いに向いているのも、他の猫に対して怒らないということが理由のひとつに挙げられます。

穏やかで怒りにくい性格なので、ケンカになりにくいのです。

それから多くの猫は、爪切りやお風呂などのお手入れを嫌がりますよね。

猫が暴れてしまうとお手入れが大変なだけではなく、猫や飼い主さんの思わぬ怪我につながってしまう場合がありますので、気をつける必要があります。

しかしエキゾチックショートヘアは、こういったお手入れを嫌がりません。

嫌がらないどころか、爪切りお風呂などのやお手入れが大好きという子も多く、とてもおとなしくお手入れさせてくれます。

エキゾチックショートヘアは、お世話に手間がかからない、とっても「良い子」な品種です。

とても人懐っこい

エキゾチックショートヘアは、非常に人懐っこいことも特徴のひとつです。

もともとおっとりとした品種なので運動量はそれほど多くないのですが、飼い主さんに遊んでもらえるととても喜びます。

エキゾチックショートヘアは人とスキンシップを取るのが大好きです。

また、アメリカンショートヘアの血を引いているので、好奇心も旺盛です。

ただ、遊び好きではあるのですが運動が得意な品種ではないので、他の猫よりも疲れやすいという点に注意してあげてください。

遊び疲れてくると目に見えて動かなくなりますから、切り上げるべきタイミングは分かりやすいでしょう。

エキゾチックショートヘアは抱っこされたり撫でられたりすることも大好きなので、猫が遊び疲れてしまったときには静かに触れ合うようにすると良いですね。

この猫は、のんびりとしたスキンシップでも満足してくれます。

甘えん坊の寂しがりや

上記でも紹介したようにとても人懐っこいエキゾチックショートヘアは、ちょっと甘えん坊で寂しがりやな一面があります。

おとなしいからと言って、遊んであげずに放っておいてしまうと、構ってもらえない寂しさから拗ねてしまったりするのです。

あまり構ってあげないとストレスから体調を崩してしまう可能性がありますから、日頃からスキンシップをとってあげることが必要です。

ですが猫好きにとっては、こんなあまえんぼうでちょっと我儘な一面も愛らしく思えるのではないでしょうか。

いつも一緒に遊んであげられるのが一番ですが、忙しくてじっくり一緒に遊んであげるのが難しいこともあるでしょう。

そんなときは抱っこしてあげたり、撫でてあげたり、ブラッシングをしてあげたりするだけでも、この猫は充分に喜んでくれます。

エキゾチックショートヘアはブラッシングが大好きです。

短毛種なので絶対に必要なお手入れというわけではありませんが、スキンシップのひとつとして習慣にしておくことをオススメします。

エキゾチックショートヘアは甘えん坊な分、とても愛情深い猫です。

ですから、飼い主にもよく懐いてくれます。

この品種を飼うことになったときには猫からの愛情に応え、飼い主さんからもたくさんの愛情を注いであげましょう。

エキゾチックショートヘアは飼いやすい性格をしている

おとなしいけれど好奇心旺盛で、寂しがりやの甘えん坊というエキゾチックショートヘア、とても魅力的な猫だと思いませんか?

人懐っこく穏やかなエキゾチックショートヘアは非常に飼いやすい性格なので、初めて猫をお迎えする方にもオススメです。

猫は飼ってみたいけど不安だなあ……と思っていた方、ぜひこのエキゾチックショートヘアをお迎えしてみてはいかがでしょうか。