犬アレルギーの特徴

犬アレルギーの特徴5つ。犬アレルギー対策をして犬を飼おう

最終更新日:2016年11月19日

犬を飼っている人が突然犬アレルギーになる例は数多くあります。

犬アレルギーは予防や治療が難しいのですが、犬アレルギー対策としてできることは存在します。

今回は犬アレルギーをうまく抑える上で必要なことをご紹介します。


1.原因は毛や唾液に含まれる物質

アレルギーとは体内に存在する免疫反応がアレルゲンと呼ばれる特定の物質に過剰反応することをいいます。

この反応の結果、咳、鼻炎や湿疹といった症状があらわれます。

花粉症、喘息、アトピー、食物アレルギーが代表的でなおかつ認知度も高いアレルギーでしょう。

今回は動物アレルギーの中でも代表的と言える犬アレルギーについて紹介していきます。

犬アレルギーの原因となるアレルゲンとしては、犬の体内で作られる物質であるCanf1がよく知られています。

主に犬の毛、フケ、唾液などに含まれています。

犬の毛がアレルギーの原因であると考えがちですが、より正確には毛に付着した物質やフケなどに触れたり、吸ったりすることによってアレルギーが引き起こされるのです。


2.風邪と似た症状や湿疹が出る

犬アレルギーの軽い症状には、風邪をひいた時と同じような症状が多くみられます。

具体的な症例としてはまず咳、呼吸音に雑音が混じる、鼻水や鼻がむずがゆくなるといった鼻炎の症状、目の充血、およびそのかゆみといった症状が多いようです。

花粉症やそのほかのアレルギー、喘息などにもみられる症状が現れるので原因の特定には注意が必要になります。

特につらいのが皮膚の炎症を発症です。

この場合、皮膚が一目でわかるくらいに赤くなったり、腫れ上がったりします。

皮膚の痛みやかゆみを伴うことも多いです。

個人差はありますが、基本的にこれらの症状は原因となる物質と接触しなければ発症を抑制することは可能です。

しかし、犬を飼っている人が犬とまったく接触しないというのも難しいので、できる範囲で対策を講じていくことが必要になります。

3.呼吸困難に陥ることも

犬アレルギーの症状が進行すると下痢、めまい、動悸、吐き気や嘔吐、嚥下困難などの重大な症状を招くことがあります。

犬アレルギーの症状は多様で個人差が大きいものですが、特に危険といえるものが呼吸困難です。

湿疹や腫れの症状は皮膚だけでなく体内の粘膜でも起こる可能性があります。

気道の粘膜が腫れた場合、呼吸困難に陥り、最悪命を落とすということにもなりかねません。

これらの症状を発症したら放っておいても自然に治ることはないので、なるべく早く病院に行くようにしてください。

もともと喘息やアトピーだという人は犬との接触で症状を悪化させる可能性があるので、より一層の注意が必要だと言えるでしょう。


4.犬アレルギーを防ぐには清潔な環境が不可欠

今のところアレルギーの予防や治療法は確立されていないというのが現状です。

突然アレルギーになったり、逆に突然アレルギーの症状が現れなくなったという例も少なくないなど、アレルギーに関してはよくわかっていないことが多くあります。

犬アレルギーも完治はできませんが、ある程度症状を抑える方法は存在します。

まず、犬との接触を減らすには屋外で飼育するとよいでしょう。

屋外での飼育が難しいようなら人がよく利用する場所、特に寝室には犬を入れないようにします。

犬と触れ合うときはマスクや手袋をするという人もいます。

こまめな換気や掃除も部屋のアレルゲンを減らすことにつながります。

また、犬をお風呂に入れるのも有効です。

とにかく部屋にアレルゲンを溜め込まないことがアレルギー予防の第一歩です。

5.犬アレルギーの完治は困難

もし犬アレルギーになってしまった場合、アレルギーには特効薬といえるような治療法はないので、対症療法でそれぞれの症状を軽減することが基本となります。

症状にあった薬剤を病院の皮膚科、耳鼻科、アレルギー科で処方してもらうことになるでしょう。

効果は保証されませんが、アレルギーの症状を大きく減らす治療法として脱感作療法があげられます。

免疫療法、減感作療法とも呼ばれます。

これは、最初は濃度の薄いアレルゲンを患者に投与して反応を見つつ、徐々に濃度の高いものを投与して免疫機構のアレルゲンに対する反応を弱めていき、最後には根治を目指す治療法となります。

成功すれば非常に効果は大きいのですが、あまり治療の成果が出ない場合があったり、副作用としてアレルギー症状を誘発するといったリスクも存在します。


6.家族が発症した場合

犬を飼う人が大きく悩むのが、家族など同居人が犬アレルギーになった場合でしょう。

症状によっては重大な決断を迫られることもあります。

このようなときにはまずアレルギー検査を受けて原因を特定するようにしましょう。

ハウスダスト、ノミ、花粉など犬以外の要因でアレルギーになっていることがあるからです。

どうしても犬アレルギーの症状が深刻化する場合は犬を手放すということも選択肢に入ってきます。

親族や知人に預けたり、里親に出すといったことが考えられるでしょう。

犬に限らずペットとの別れは辛いものです。

日頃からの犬アレルギー予防が重要

花粉症などと違って原因となるものを簡単に除去できないのが犬アレルギーの難しい点と言えます。

ペットはそうそう手放せるものではないでしょう。

犬アレルギーは、誰にでも起こる可能性があり、それに加えて治療が非常に困難です。

よって、日ごろから犬アレルギーの予防に努めることが大切になります。

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