犬がゴロスリする心理とは。愛情表現以外の意味もある

最終更新日:2016年10月6日

あなたの家の犬がときどきゴロゴロスリスリしていることはありませんせんか?

これはどういう意味でやっているの?今この子はどういう気持ちなの?と知りたくなりますよね。

犬がゴロゴロスリスリするのには色々な意味合いがあります。

その主な5つの意味をご紹介します。

1.ゴロスリすることで自分の匂いを消す

散歩の途中、草むらに入っていったかと思うと、よその犬のした便の上でおもむろにスリスリゴロゴロしちゃうときがありませんか?

これは飼い主さんにとっては大変びっくりな行動でしょう。

またとても困った行動に思えます。

かわいいうちの子がすっかり汚れて臭くなってしまうんですから、もう泣きたくなります。

しかし犬はどうしてそんなに臭いものの匂いをわざわざつけてしまうのでしょうか。

それは昔からの自然の本能のなごりで、自分の気配を消すためにやっている行動です。

もともと犬は狩りをする動物でしたから、相手に気付かれぬよう自分の匂いを消しています。


2.ゴロスリすることで気に入らない匂いを取る

シャンプーをしてさっぱりいい匂い。

ああキレイになって気持ちいい。

と思っていると、急に犬が家中を走り回って、止まったかと思うとソファーや絨毯の上でゴロゴロスリスリしてしまうときがあります。

せっかく洗ってあげたのにまた汚れてしまうじゃない。

と思いますが、これも犬には意味があってのことです。

人間にとってはシャンプーの香りはいい匂いと感じるかもしれません。

でも犬にとっては、いつもの自分の匂いが消えてしまっているのがとても不安です。

これは自分の匂いではない。

とシャンプーに匂いが気に入らなくて、昔からの自分の匂いのついている絨毯などにスリスリしてもとに戻そうとしています。

3.ノミやダニや皮膚病の可能性も

あるいは身体が痒くてしかたがないようにこすりつけている場合は、病気の可能性もあります。

シャンプーのすすぎが足りていなくて身体に残っているときも痒みが出てしまうこともあります。

またアレルギーや皮膚病で痒がっていることもあります。

痒がっているところをよく見てあげて、赤くなっていないか、毛が抜けてはいないか、飼い主さんがよくチェックしてあげる必要があります。

またノミやダニに噛まれても痒がります。

毛をかき分けてノミやダニに喰われていないか見てあげてください。

散歩で草むらに入って行きやすい子はこのような被害に合うことがありますから注意が必要です。

何か皮膚がおかしかったら、早めに獣医さんのところへ連れて行ってください。


4.お尻をスリスリは肛門腺の腫れ

肛門を床につけたまま両前足で進んで、お尻をずずずずーっと引きずって歩いていることがあります。

これは肛門を気にしている証拠です。

犬には肛門のわきに肛門腺という袋を持っています。

ここには匂いのする分泌液が入っていて、それぞれの犬の個性を表す匂いがします。

犬同士が挨拶するときにも「お前はだれだ?」とこの匂いを嗅いでいるのです。

この肛門腺を絞って液を出してやらないと、腫れてきてしまうことがあります。

犬によっては自分で排泄できる子もいるのですが、自分で出せない子の場合は、飼い主さんが絞ってやらないと液体が溜まりすぎて肛門腺が腫れてしまいます。

それを放っておくと化膿したり、炎症をおこしたり、ひどい時には破裂してしまうこともありますから大変です。

肛門を気にしてスリスリしているようなら、飼い主さんが絞ってあげてください。

絞り方は肛門にティッシュを当てて、肛門の斜め両下あたりを下から上に絞り上げます。

すると匂いのする分泌液が出てきます。

かなりの匂いがしますから床などに飛び散らないようお風呂場ですることをオススメします。

5.愛情表現のゴロゴロスリスリ

ゴロゴロスリスリで嬉しいのがこの飼い主さんへの愛情表現としてのゴロスリです。

犬がニコニコしながら向こうからほふく前進しながら寄ってくることがあります。

飼い主さんのところまでやって来ると、頭や背中をこすりつけてきて、うなぎか蛇のようにクネクネスリスリしてきます。

このようなときはあなたに甘えてきていて「スキスキ~」「撫でて撫でて~」と甘えて来ているのです。

とってもかわいいですね。

そうしてきたら思いっきり頭から背中お尻まで撫でまわして、いっぱいかわいがってあげてくださいね。

犬は嬉しくてたまらなくなってもっとあなたが好きになります。

またゴロゴロスリスリ寄ってきて、かわいらし姿をもっと見せてくれるようになりますよ。

犬がゴロスリしてくる心理を知ろう

犬がゴロゴロスリスリする主な理由を見てきました。

同じゴロスリでも意味がそれぞれ違っていましたね。

嬉しい良い意味もあれば、ノミやダニや皮膚病などの注意しないといけないこともありました。

あなたの犬がどのような気持ちでゴロゴロスリスリしているのか、状況や表情などからよく読み取ってあげてくださいね。

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