犬の背中が腫れている原因とは。腫瘍の可能性がある

最終更新日:2016年8月31日

犬はいろいろな病気にかかることがあります。

風邪やちょっとしたケガなど、すぐに原因のわかるものならそんなに心配はいりませんが、腫れたりただ痛みがあるだけで犬が苦しんでいる場合もあります。

その中でも今回は、背中が腫れる病気についてご紹介します。/p>

1.腫瘍の可能性

皮膚の内部が腫れている場合、1番に疑うのは腫瘍です。

皮膚の内部にできているものなので、見た目ではもちろんわかりませんし、触ってみても良性か悪性化まではもちろんわかりません。

それでも、腫瘍がどんどん大きくなるようであれば悪性腫瘍の可能性が高いと言われています。

どちらにしても動物病院で詳しい検査をしなければ病気を特定することはできません。

背中に腫瘍らしき腫れを見つけた場合はすぐに病院へ連れていき検査を受けさせてあげましょう。

犬は基本的には腫瘍ができやすい生き物でもあるので、腫瘍=命に関わると考えすぎずに、とにかく原因を早くはっきりさせることが大切です。


2.ただ腫れているだけ

しこりと言っても腫瘍の場合もありますが、他のことが原因でただ腫れているだけという場合もあります。

脂肪が溜まって腫れることもありますし、何らかの細菌が原因でリンパに近いところが腫れることや、虫などに刺されて腫れている場合もあります。

脂肪の塊の場合は、良性腫瘍として扱われ害はないのでそのままにしておくケースもあります。

ただ脂肪の塊がだんだん大きくなっていくことがあるので、診断がついていたとしても定期的に診てもらうとよいでしょう。

細菌が原因で背中が腫れる場合もあります。

特に首に近い部分にはリンパがあるので、首の後ろより少し下などが腫れている場合は、背中が腫れているように感じますがリンパが腫れている場合がありますので、病院で診てもらいましょう。

リンパの腫れであれば獣医師はすぐにしこりとの違いを判断してくれますので安心です。

細菌を退治する治療を行うことで腫れも自然とひいていきます。

虫刺されの場合は、皮膚の表面に赤みと腫れが起こるのでわかりやすいです。

3.骨の変形や老化による変形性脊椎症

骨が変形する原因は先天性のものがある犬種もいれば、ダックス等の胴の長い犬は日常生活で常に腰や背骨に負担のかかるので体型が原因である場合もあります。

老化による背骨の変形は、関節の間の椎間板の水分量が減ってしまい、クッション性がなくなることでどんどん骨と骨が詰まってしまったり、変形してしまい神経を圧迫したり、背骨が変形して背中が腫れているように見えたりする症状が起こります。

このような症状が出た場合は、動物病院でどのような方法で治していくのか相談が必要です。

老犬の場合は外科的治療をとることが少ないので、対症療法で痛みや症状がひどくならないようにする治療が施されます。

無理な運動をさけたり、マッサージや痛み止めなどを併用して痛みを緩和させたり、骨に良い食事のメニューを考えたりと完治させることは難しいので、うまく症状と付き合って緩和させる方法をとっていきます。

変形してしまった背骨を元に戻すのは難しいので、一度背中が出てしまうような形になってしまうと元に戻すことはできませんが、症状が悪化しないように対処していくことが重要です。


4.何かがぶつかったり事故などの可能性

犬が背中をケガするというのはとても珍しいことです。

背中が腫れているという症状があるときは、何かが落ちてきたりもしくは人的な原因であることも考えられます。

犬もいたずらをするような月齢だと、テーブルや棚などの上にあるものを落とそうとして、重いものや固いものが落ちてきてしまった場合、背中が腫れてしまうこともあるでしょう。

その他に考えられるのは、どこかに預けたりトリミングに出した際に事故などでケガをしてくるということです。

愛犬を預けるのですからそういった疑いのない、信用しているところへ預けているとは思いますが、背中が腫れているようなケガをしてくるような場合は不自然なので、きちんと詳細を確認した方がよいでしょう。

ペット事業が活発な現代では、悪徳業者も少なくありませんので、そうした注意も必要です。

背中が腫れた場合はとにかく病院へ行こう

以上のように背中が腫れる原因には様々なものがあります。

重篤な病気の可能性から、老化や体質によるもの、虫などの外的な要因、そして人による故意の行為である可能性です。

どのケースでも動物病院へ行けばすぐに原因がわかりますので、腫れが心配な場合は受診をするようにしましょう。

虫刺されなども刺された虫の種類によっては命に関わるケースもあるので甘く見てはいけません。

4足歩行の犬にとって、背中が腫れるというのは基本的に異常事態であることを飼い主はしっかりと認識したいですね。

症状を見つけた場合には正しい対処が取れるように日頃から犬の体を観察しておくようにしましょう。

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