噛む犬になってしまう理由とは。噛み癖をしつけよう

最終更新日:2016年1月29日

犬は人の気持を癒やしてくれて、飼い主に大きな喜びを与えてくれます。

しかし、犬を飼っているからこその悩みというものもあります。

そんな悩みの中でも厄介な悩みが、犬の噛み癖が酷いというものではないでしょうか。

どうして可愛い愛犬は噛む犬になってしまうのでしょうか。

今回はそんな噛む犬となってしまう理由をご紹介します。


1.噛んできた子犬と遊んでしまっていた

犬は本来噛みたがる動物です。

様々な感情表現を噛むことによって表現する場合もあります。

例えば、寂しい時や構って欲しい時なども噛んでくることがあります。

子犬がじゃやれつきながら噛んでくる姿はとても愛くるしくて、ついつい遊んでしまったりはしていないでしょうか。

しかし、これが将来的な噛み癖に繋がります。

子犬の時に、噛むと遊んでもらえる事やかまってもらえることをを覚えてしまうと、成犬になってからも遊んで欲しい時は噛んでくるのです。

子犬が遊んで欲しそうにじゃれながら噛んできた場合は、まずは噛むことを止めさせて、それから遊ぶようにしましょう。

噛むことと遊んでもらえることが繋がらないようにしなければなりません。


2.歯が痒そうから噛むのを許していた

子犬は歯の生え変わり時に、歯が痒くて色々な物を噛みたがります。

とにかく、色々な物を咥えてはガシガシとかじりだします。

飼い主の手足の場合もありますし、家のなかのリモコンであったり、テーブルであったり、時には壁を噛りだすこともあります。

歯が抜けそうで痒いのだからしょうがない、歯が生え変わったら噛み癖も治るだろうと思って放置したりはしていないでしょうか。

確かに歯が痒いのは見ていてわかりますし、可哀想です。

しかしこの時期に噛んで欲しくない物を噛ませていると、将来的にも同じ物を噛むようになるのです。

これは中々治りません。

歯が痒くて何かテーブルや壁などを噛みたそうにしている時は、可哀想だからと放置せずに、他の噛んでも良い物を噛ませるようにしましょう。

場合によっては、噛んで欲しくない物に犬が嫌がる匂いのスプレーなどを吹きかけて、噛むと嫌な物という記憶を与えるようにしても良いでしょう。

3.飼い主と犬の主従関係が逆転してしまっている

子犬の時にしつけがしっかりできずに成犬になってしまうと、犬は飼い主より自分が偉いと考えてしまうことがあります。

犬は自分よりも強くて偉いと感じるパートナーには非常に従順な動物です。

しかし、一度自分の方が偉いと感じるとその従順さは失われてしまいます。

飼い主より偉くなったと感じている犬は、気に食わないことがあった場合や、何かして欲しい場合に噛んでくることがあります。

「言うことを聞け」と言わんばかりです。

子犬の頃からしつけをしっかり行い、主従関係をはっきりさせておくことが一番です。

ただ、もしもこの主従関係が逆転してしまって、結果飼い犬が噛んでくるようになってしまったとしたら、どうにかして主従関係を再度逆転させましょう。

噛んでくる犬の思うがままにしているのではなく、喉元を押さえつけてでも黙らせたり、低い声で唸ったりしながら冷静に怒りましょう。

ただ、痛くて叫んでいるだけでは立場を逆転することはできません。

噛むと飼い主に怒れて怖いから噛まないという状態まで持っていきたいところです。


4.人間に恐怖を抱いてしまっている

それほど多いケースではないかもしれませんが、人間を怖がっている犬は人を噛んでくることがあります。

例えば、過去に人間に叩かれた経験がある犬です。

過去に人間から叩かれたことがある犬は、人間が近づいてきて手を挙げて頭を撫でようとするとどうするでしょう。

叩かれた記憶を思い出して、また叩かれる、どうしようと感じてしまい、撫でようとする人間の手を噛んでくることがあるのです。

同じように、過去に人間に虐待を受けたことがある犬などは、その人間への恐怖心から人間が近づいてくるだけで吠えて、激しく噛んでこようとする犬になることがあります。

犬を叩いたり、酷い扱いをしたりしないということが一番の解決策でしょう。

しかし、不幸にも酷い扱いを受けてトラウマを抱えて噛み癖がついてしまった犬の面倒を見ることになった場合は、気長にそのトラウマを治していくしかないでしょう。

酷い扱いをしてしまったのも人間ですが、それを癒やすことができるのもまた人間です。

犬の噛み癖を直そう

犬は本来噛む動物です。

当然噛む犬になってしまう理由は沢山あります。

しかし、どんな理由があるにしても、噛んではいけない物を噛むのを止めさせなければなりません。

可愛いからといって放置していると、大きな事故に繋がってしまう事もあるのです。

一度ついた犬の噛み癖を治すのは容易なことではありません。

しかし、愛情を持って、時には厳しく叱りながらでも時間をかけて治していくことが必要でしょう。

私達犬と一緒に豊かな社会生活を送っていくためには、噛み癖をなくすということはとても重要な事です。

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