犬がムラ食いする理由と対処法。ムラ食いを防ごう

最終更新日:2016年4月26日

愛犬の食欲にムラがあるということに頭を悩ませている飼い主さんは少なくないのではないでしょうか。

当初はずっと残さず食べてくれていたのに、最近残すことが増えてきたとなると気になります。

犬がムラ食いをする時には一体どのような理由があるのでしょうか。

1.おやつを与えている

おやつを与えているご家庭の場合、飼い主さんが思っている以上に、犬はおやつでお腹の空腹が満たされていて、ドッグフードを欲しがらないこともあります。

おやつは少ない量でも意外に高カロリーです。

例えば体重2㎏の犬がチーズのおやつをひとつ食べただけでも、人間の体重に換算するとチーズバーガーひとつ分くらいのカロリーになるということをご存じでしょうか。

つい人間の感覚で「少しだけ」と思いがちですが、犬の体重に換算して考えることが大切です。

また、おやつの方がごはんよりも脂肪分・塩分も多くおいしいので、ドッグフードを我慢してでもおやつを欲しがります。

ドッグフードはムラ食いにも関わらず、おやつを催促する犬、おやつは残さず食べてしまう犬は、この可能性があります。

飼い主さんがご飯を食べている時に、犬にも少し与えている場合もこのパターンが当てはまります。

対処法としては、おやつの量を減らすことに限ります。

もちろん犬もいつも貰えていたおやつが突然貰えなくなったり、量が減ったりすると文句を言ったり、いたずらをしたりするかもしれませんが、飼い主さんが根負けしてはいけません。

健康面から行っても市販のおやつは塩分・脂肪分が多いので、あまりオススメできません。

心臓病や腎臓病、尿結石などになってしまう危険性があるためです。

おやつの量が減っても数日はストライキをされてしまうこともありますが、お腹が空いて、ドッグフードを食べるしかないと犬自身が思ったら徐々に食べてくれるようになります。

飼い主さんが根負けしないように頑張りましょう。

おやつのカロリーは全体の食事の一割程度に抑えるべきと、一般的に言われています。

おやつの内容を野菜や、茹でただけで味付けのないお肉に変更するだけでも、カロリーを市販のおやつよりも大きく減らすことができます。


2.食べなかったら食事にトッピングをしたり、他の食事を与えたりしている

ドッグフードを食べない場合に、トッピングをしてあげたり、他のドッグフード・缶詰を与えてあげたりしている場合は、それが原因でムラ食いするようになってしまうことがあります。

犬は、ご飯を残すと、もっと美味しいものが出てくると学習してしまいます。

飼い主さんはそんなつもりはなくても、結果だけ見ると、犬がそのように感じてしまってもおかしくありません。

このような理由で、犬が食べなければ、すぐに他の新しいドッグフードを出してあげるというのは絶対にNGです。

出されたドッグフードを食べなくてはいけないという習慣を作りましょう。

また、犬がドッグフードを食べない場合にずっと置いておくのも良くありません。

犬がドッグフードを残しても、食べなくても、5-10分したら片づけてしまうという方法をオススメします。

犬自身がこの食事しかないと観念すれば、食べてくれることは間違いありません。

ムラ食いの習慣が出来てしまうと、本当に体調不良で食欲がないのか、それともムラ食いなのか、というのが判断できないので、ムラ食いの習慣を作らないのがべストです。

3.発情期(メス)、発情期のメスが近くにいる

発情期のメス犬の食欲に、ムラが出てしまうのは生理的に仕方ありません。

オス犬も同様で、発情期のメス犬が近くにいると食欲が減退してしまうこともあります。

実際に鉢合わせをしていなくても、オス犬は、半径2㎞以内にいる発情期のメス犬の独特のにおいがわかるという報告があるほど。

これは生理的な変化なので、どうすることもできません。

この期間は無理に食べさせなくても問題はないので、発情期が落ち着けば、また食欲が戻ることでしょう。

発情期には、このような食欲の変化だけでなく、少しイライラしたり、ずっと寝ていたり、という変化が表れることもあります。

もし、このような変化がきついようであれば、避妊手術をすることも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

オス犬も同様に去勢手術をオススメします。


4.成長が少し止まってきた

生後6か月を過ぎて、子犬の頃よりは少しずつ成長が止まってきます。

そのため、少しずつ食欲が落ち着いてくることもあります。

すると、ムラ食いになってしまいます。

このようなときには、体重を見ながら食事量を調整していけば良いでしょう。

生理的な変化なので、問題はありません。

ただ、この時期に「ドッグフードがいけないのかな?」と勘違いをして、トッピングをしたり、缶詰を混ぜたりすると犬がグルメになってしまい、本当のムラ食いを作ってしまう危険性があるので、気をつけましょう。

犬のムラ食い習慣を無くそう

ムラ食いの習慣ができてしまうと本当に大変です。

飼い主さんの食事の与え方が原因で、食べムラを作ってしまわないように気をつけましょう。

全く食事もおやつも食べない状態で元気もないようであれば、病気の可能性もあります。

勝手に飼い主さんがムラ食いと判断して、病気の発見が遅れてしまうと一大事なので、気になることがあれば動物病院を受診することをオススメします。

「犬がムラ食いする理由と対処法。ムラ食いを防ごう」の関連記事

「犬がムラ食いする理由と対処法。ムラ食いを防ごう」と合わせて読みたい