犬が壁をひっかくのをやめさせる方法

最終更新日:2016年11月4日

犬と一緒に暮らす生活を続けていれば、その習性や行動から様々な問題が浮上してくることは避けられません。

犬の行動は予想ができず、ときには壁をひっかいて傷つけたりしてしまいます。

壁が壊れたり、犬がケガをしたりする前に、そういうときの原因と対処法をご紹介します。

1.壁紙などで予防する

犬が壁をひっかくようになると、壁は強い力と爪であっという間にボロボロになってしまうでしょう。

壁をひっかくことに楽しみを感じるようになると困るので、その前に壁紙などを貼って予防するようにしてください。

壁全体に壁紙を貼ることに抵抗があるのなら、犬の大きさに合わせて低い位置にだけ貼るといった工夫をしましょう。

壁紙のスペースが小さく済めば、費用の面でも安心できますね。

一度壁をひっかいてしまった犬は、それを習慣としてしまう恐れがあります。

引っ越しや新しい犬をお迎えしたときには、最初からある程度ひっかかれないように予防しておきましょう。

壁をひっかくなと教えるよりも、最初からひっかけないような環境整備が、飼い主に求められていると考えてください。


2.他に夢中になれるものを用意する

好奇心旺盛の犬は、家の中にあるもの全てに興味を持ち、玩具にしてしまう才能があります。

人間からしたらただの壁でも、犬からしたらとても魅力のある存在となりえるのです。

犬の興味や楽しみを抑えつけてしまうことは、なるべくしたくありません。

もし壁をひっかいたり噛みついたりするようなら、それを忘れられるほど夢中になれる何かを、犬のために用意してあげましょう。

音の鳴る玩具やテレビなどで、耳と視覚を刺激すれば、犬は自然と興味を引かれます。

飼い主もときどきは犬の遊びに付き合い、好奇心を満たしてあげましょう。

夢中になれるものが身近にあれば、犬は壁に意識を向けることがなくなります。

犬の生活スペースには、できる限り退屈させないようなインテリアを準備してください。

3.ひっかいた場所をそのままにしない

もし犬が壁をひっかいてしまった場合、犬を遠ざけて、壁をそのままにしておかないようにしましょう。

自分のひっかいた壁が何も変わらずそこにあると、犬によってはもう一度同じ失敗を繰り返してしまう可能性があります。

ものを置いて見えなくしたり、犬をしばらく別の部屋に移動させたりして対処しましょう。

何か別のことで気を紛らわせて、壁のことを忘れさせてあげられるならベストですね。

壁をひっかいた犬を叱るよりも、自由に壁を傷つけられる環境だったことを反省しましょう。

終わったことを責めるのではなく、反省を活かしてまた同じことが起きないように対策する方が、犬にとって有意義な結果を生みだします。

ひっかいた場所とそのときの状況を記録しておけば、その後の生活の参考になるはずです。


4.ひっかく癖があるのなら直す

犬は寝床をひっかいて整えたり、ドアを開こうとして爪を立てたりすることがあります。

そこにどんな心理が隠れているにせよ、ひっかく癖があるようなら直せるように努力してみましょう。

犬は軽くひっかいたつもりでも、相手からすれば痛みを覚えることもありますし、犬が思わぬケガを負う危険もあります。

犬は家の中だけで一生を過ごすわけではないので、外の世界で上手にやっていくためにも、心配になる癖は直しておくことにこしたことはありません。

犬の周囲にひっかきやすいものがないか、今一度飼育環境を確認してみてください。

可能ならプラスチックやビニール製のものに置き換え、丈夫で安心できる素材を選びましょう。

ひっかくような素振りを見せたら、それとなく気をそらしてあげます。

叱ることで無理やり止めさせるよりも、自然とその行動がなくなっていくように誘導しましょう。

5.ひっかきの原因となるものを探る

犬が何か行動を起こすとき、そこには少なからず何か理由となるものがあります。

特に繰り返すような行動には、原因となった出来事があるはずです。

壁をひっかき続けるような場合は、何か考えられる原因がないか探ってみるようにしましょう。

最近犬の行動に何か変化がなかったか、一日の様子を振り返ってみてください。

些細な行動でもその理由を考えることで、大きな問題を未然に防ぐことにつながります。

犬の不可解な行動には、ストレスが原因となっていることが多くあります。

もしかしたら飼い主も知らないうちに、負担をかけているのかもしれません。

食事や睡眠は十分に取れているでしょうか。

一人でいるときの犬は寂しい思いをしていないでしょうか。

積み重なったストレスを少しでも解消しようとして、犬は壁をひっかいてしまうのかもしれません。

犬が壁をひっかく状況を改善していこう

壁をひっかいてしまう行為そのものには、悪意はまったくありません。

壁を傷つけることで飼い主が困るなんて、想像もしていなかったのでしょう。

そのため、もし犬が壁をひっかいたとしても感情的に叱りつけたりはしないようにしてください。

環境を変えるなど上記の対策をとり壁のひっかきをなくしていきましょう。

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