興奮する犬を落ち着かせる方法

最終更新日:2016年7月1日

興奮する犬を落ち着かせる方法は色々あります。

ですが、大切なのは何に対してその子が興奮しているのかを見極めて、その場かぎりで落ち着かせるだけでなく、今後同じような場面に遭遇しても興奮しないようにもっていく事です。

そこで今回は、興奮する犬を落ち着かせる方法をご紹介します。

1.興奮するのがいけないとその子を諭す

興奮している犬に指示を出しても大抵は聞こえていないのが一般的ですので、まずは興奮する事はいけない事だとその子を諭す事が必要です。

その方法は複数ありますので、その子の性格によって最も適した方法で諭す必要があります。

一つ目の方法は、強い口調で「いけない」や「ダメ」などの言葉を言って叱る事です。

この時のポイントは、強く短く低いトーンの声で言う事です。

長くヒステリーに叱っても犬には上手く伝わらないのです。

低いトーンの声で言うのは、犬は高い声を嬉しいと感じとり、低い声を怒っていると認識するからです。

なので、特に女性によくあるケースですが、高めの声で叱ってしまうとかえって犬が興奮してしまって逆効果になったり、逆に飼い主さんが喜んでいると犬が勘違いしてしまったりする可能性もあります。

後、叱る時に強く言わないといけないのは、犬ははっきりとした表現を理解する動物だからです。

ですので、あいまいな叱り方では飼い主さんが何を言っているのかが犬にはよくわからないのです。

二つ目の方法は大きな音をたてる事です。

大きな音をたてる事で犬は驚いて、今まで興奮し過ぎて周りが見えていなかった子でもしっかりと気がついてくれます。

音は人間がうるさいと感じる程度がオススメです。

例えば、空き缶を地面に投げて大きな音を出したり、ステンレスの犬用の食器を地面に投げて大きな音を出したりすると、調度良い程度の音が出て効果的ですが、基本的には身近にある物を活用する方法で大丈夫です。

ただ、この方法は臆病な性格な犬にはオススメしません。

何故なら、かえって怖がってしまって、たとえ興奮の件が解決しても、また新たに違う弊害が生じる可能性があるからです。

どちらかというと、怖い物知らずで調子にのりやすい性格の犬にオススメな方法です。

応用編としては、一つ目の方法と二つ目の方法を合わせて諭すと効果的です。

この時のポイントは、まず言葉を先に言ってからその直後に音をたてる事です。

この方法は言葉でいくら言ってもわからない犬にオススメな方法です。

この方法で諭す事を繰り返す事で、徐々に言葉だけでも聞いてくれるようになります。


2.コマンドを出す

諭して犬がある程度落ち着きを取り戻したところで、次にコマンドを出します。

犬は諭された事である程度落ち着きを取り戻しているので、しっかりと飼い主さんの指示が聞こえますので、このタイミングにコマンドを出すのが重要です。

「おすわり」や「伏せ」など、その子が出来る事であればどのようなコマンドでも大丈夫ですが、一番その子が落ち着いていられるコマンドを出してあげるのが良いと思います。

ちゃんと指示に従う事が出来たらよく褒めてあげる事が大事です。

しかし、興奮癖のある子を褒める時には、その子を興奮させずに褒められていると犬がわかるように褒めるのが必要です。

褒めた瞬間にまた興奮してしまったのでは元の木阿弥ですからね。

それではどのように褒めるのが良いかと言うと、まずはその子の体には触らずに言葉だけで褒める事がポイントです。

興奮癖のある子は大抵触られたり撫でられたりすると興奮スイッチが入ってしまいます。

なので、そういう子の場合は、褒める時には言葉だけで褒める必要があります。

褒める時の言葉ですが、「良い子」や「グッド」などなんでも大丈夫ですが、声のトーンは高くして犬が褒められているとわかるようにする事と、場合によっては言葉だけでも興奮してしまう犬もいますので、ゆっくり落ち着いて褒めてあげる事を意識すると良いでしょう。

3.状況に慣れさせる

興奮している犬は諭してコマンドを出す事で落ち着くと思います。

しかし、同様の状況に遭遇したらまた同じように興奮してしまうと思いますので、あえてその子が興奮するような状況を作ってその子を慣れさせる事が最も効果的です。

犬は慣れる事で興奮しなくなりますし、反応すらしなくなる子もいます。

興奮してしまっても根気強く、諦めずにその都度対処する事でその内必ず成果は実ります。

初めて興奮せずにちゃんとしていられた時には心から褒めてあげてください。

言葉だけでなく気持ちを込める事で、より犬に飼い主さんの思いが伝わります。

犬は人間の感情をよく感じ取る動物です。

肝心なのは、犬が初めて良く出来た時にとびきり褒めてあげる事です。

そうする事で犬は自分が今とった行動が正しいと学習するので、より早く犬が学習する事に繋がります。

それぞれの犬の性格に合わせて興奮を抑えよう

上記の方法をあくまでも一般的に効果がある方法ですが、犬は生き物ですのでそれぞれ性格が異なりますので、中には違う方法の方が良い成果を得られる事もあります。

飼い主さんがご自分の犬をよく観察してその子の性格を見極めて、どういう時に興奮してしまい、何をすると落ち着けるかと模索しながら、その子に合った方法を見つけてあげる事が一番の解決法です。

ただ、様々な状況に犬を慣らすというのはどの性格の犬においても重要です。

子犬の頃にこれを行うと慣れるのも早くて良いのですが、成犬であっても時間は多少かかるかもしれませんが行う事は可能です。

最後に、もう一つ重要点があります。

飼い主さんが慌ててしまっていてはかえって犬が興奮してしまいますので、如何なる状況下においても飼い主さんは落ち着いて行動する事が大切です。

飼い主さんの対応次第で興奮癖のある犬でも、ちゃんと落ち着く事は出来ます。

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