古代魚ってどんな魚?代表的な古代魚4種

最終更新日:2017年3月13日

古代魚とは何億年も前から絶滅することなく地球に生息している魚類の総称です。

古生代(約5億年前)から中生代(約6000万年前)の「生きた化石」とも言われています。

例外もありますが、ほぼ全ての種に共通する特徴は、大型の肉食魚であること、肺からエラへの変化が不完全であり空気呼吸ができること、動きが機敏ではないことなどです。

観賞魚としてアクアリストに愛されている種もあれば、食用として利用されている種もあります。

今回は代表的な古代魚をご紹介します。

1、アロワナ

アロワナは古代魚の中でも観賞用として非常に人気が高く美しい魚です。

約1億年前から生息していると言われています。

寿命は平均でおよそ10年〜15年です。

シルバーアロワナやブラックアロワナ、アジアアロワナは流通している数も多く、値段もお手頃です。

特にシルバーアロワナはメジャーな種類で、小さい個体であれば1,000円〜2,000円前後で購入が可能です。

ただ、シルバーアロワナはアロワナの中でも大きく成長する種類です。

成長スピードも早く、平均でおよそ1メートル前後までは成長するため、大きくなってくると最低でも180センチの水槽は必要でしょう。

肉食性なので、生きた昆虫や魚など栄養価の高い動物性のエサを好んで食べます。

そのため、飼育する場合のエサ代は1ヶ月あたり1万円はかかると考えておきましょう。

ブラックアロワナとアジアアロワナはシルバーアロワナよりも小型の種で、約60〜90センチほどにしか成長しません。

アジアアロワナは高価なものが多く、愛好家の間では数十万円もの金額で取引されることも珍しくありません。

2、ガーパイク

ガーパイクは非常に種類の多い古代魚です。

大きさや体色、模様は種類によってさまざまです。

ガーパイクは槍のように尖った口と鋼のように硬い体を持った魚で、種類によってはワニのようなキバを持ったガーパイクもいます。

寿命は10年〜50年以上と種類によって大きく差があります。

体長は小さな種では50センチ程度、アリゲーターガーなどの大きな種では3メートル以上にもなります。

観賞魚として人気の種類もあり、スポッテッドガーはその筆頭です。

スポッテッドガーは小型で温厚な性格をしているので、いくつかの飼育条件を整えさえすれば他の熱帯魚との混泳も可能です。

入手もしやすいため、心無い飼い主が飼いきれなくなったガーパイクを近所の池や湖に逃がしてしまうことも多く、野生化をして自然繁殖をしているとも言われています。

ガーパイクは大型の肉食魚であり、尚且つ寿命も長いため、生態系への影響が心配されています。

観賞用に自宅で飼育をしたい場合、しっかりと環境を整えて最後まで責任を持って飼育をしましょう。

3、ピラルクー

ピラルクーはアロワナの仲間であり、世界最大の淡水魚と言われています。

成魚の体長は平均で2~3メートルですが、5メートルを超す個体が存在したという記録もあります。

肉食性であり、おもに小魚をエサとしています。

ピラルクーは魚としては珍しい繁殖方法の持ち主で、オスとメスがつがいになって卵や稚魚の世話を行います。

稚魚は水面に群れをなして泳ぎ、親魚はその下を泳いで稚魚を見守ります。

生息地であるアマゾン川流域では食用として重宝されており、市場でもピラルクーの肉が食用として売られています。

観賞魚として飼育することも可能で、日本国内でもまれに幼魚がペットショップなどに流通します。

しかし非常に大きく成長するため、一般家庭での飼育は難しいでしょう。

4、ポリプテルス

ポリプテルスとは「多くのヒレ」という意味で、背ビレが10枚前後あるのが特徴です。

細長い円筒形の体に扁平な頭部を持っており、ウーパールーパーに似た形をしています。

体長は30センチ程度のものから1メートル近くになるものまで種によってさまざまです。

肉食性であり、口に入る大きさの生き物は何でも食べてしまいます。

昆虫や甲殻類、小魚、そしてカエルも食べます。

寿命は平均で10年前後ですが、30年以上も生きている個体もいます。

観賞魚としてはポリプテルス・セネガルスがポピュラーな種類であり、およそ500円〜1,000円というお手頃な価格で購入することができます。

飼育下では体長も30センチ前後にしかならず、古代魚にしては扱いやすい大きさです。

またポリプテルス・エンドリケリーも観賞魚として人気が高い種類です。

こちらは大型のポリプテルスで、成魚は70センチもの大きさになります。

流通量が多く体色や模様も多種多様なので、アクアリストには人気のある古代魚です。

よく泳ぐ魚なので120センチ以上の大きな水槽での飼育が望ましく、他の魚との混泳には不向きです。

単独での飼育か、同じ程度の大きさのポリプテルスであれば混泳できる場合があります。

代表的な古代魚を知ろう

代表的な古代魚を紹介してきましたが、聞いたことのある種類の魚もいたのではないでしょうか?

今回紹介したもの以外にも、まだまだ沢山の種類の古代魚が存在しています。

恐竜がいた時代から存在していたとされる「生きた化石」である古代魚。

とてもロマンのある存在です。

環境をしっかりと整えることができれば、その悠々とした姿を自宅で眺めてみたいものですね。

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