初心者に飼いやすい熱帯魚の種類6種

水槽をキレイに彩る熱帯魚。

誰しもが憧れて買いたくなるお魚の一種ですよね。

ただ、初心者からしたら、飼うのは難しいのでは?と思いがちです。

しかし、熱帯魚の種類によっては初心者でも簡単に飼える種類があるのをご存知ですか?

そこで、初心者でも安心して飼える熱帯魚の種類をご紹介します。

王道グッピー

グッピ-の特徴はなんといっても尾ひれです。

体の大きさに比べて尾ひれがとても大きく、ヒラヒラとしていてまるで金魚のようにキレイです。

また色も様々なので、好きな色を選ぶ楽しさもあります。

ひれが大きくてキレイなグッピーはオスで、メスは小さめでひれも小さく色も地味です。

グッピ-を増やしたいときはつがいで飼うと簡単に産卵しますので、沢山増えていく魚と言えます。

性格が温和な魚なので、他の魚との混泳も可能ですが、グッピーは水が命です。

弱アルカリ性の水で育ててあげるのがベストです。

キレイな色のネオンテトラ

こちらのお魚も性格的にとても温和な性格なので、えさを取り合うなどの凶暴性はまったくない、混泳可能な魚として有名なお魚です。

水は中性から弱酸性の水を好みます。

この魚は多少水の変化があっても強い魚なので、初心者にも飼いやすい魚と言われています。

しかし、寿命は短い方で1年から2年ほどなので、短命と覚えておいた方が良いかもしれません。

コロンとしてるプラティ

このお魚はフォルムがコロンと丸く、金魚にもよく似た魚で、卵胎生メダカの一種です。

気の荒い性格の種の中では珍しく温厚な性格で大人しい、人にもよく懐く魚といわれています。

水は中性から弱アルカリ性を好むので、グッピーと相性がとても良いと言われています。

プラティで一番人気なのは「ミッキーマウスプラティ」という種類で、体の半身から尾にかけてミッキーマウスの模様が入っているのが特徴で、女性に大人気の魚です。

キレイなラインのカージナルテトラ

この魚はネオンテトラの次に人気のある魚で、体の上部のラインや赤いラインの発色がキレイなのでとても好まれます。

1匹飼いというよりは群れをなして泳ぐ習性のある魚なので、数匹飼いで飼う事をオススメします。

数匹で群れて泳ぐ姿はとても優雅でキレイな魚です。

しかし、水槽が狭すぎたり、藻やインテリアが沢山ありすぎると魚が窮屈で隅に固まってしまったり、人が横切るような場所においておくと魚が怖がってしまって見えないところに偏ってしまったりするので、置く場所や水槽の大きさなどが重要となります。

もとはアマゾン川流域に住んでいたため、水温がとても大切になってきます。

だいたい26度前後の水温になるように管理さえすれば、比較的簡単に飼える魚といわれています。

透明感がキレイなアフリカン・ランプアイ

この熱帯魚は透明で、ブルーなどの色合いがキレイな魚で人気があります。

アフリカ原産の魚ですが、東南アジアなどで繁殖されていて、安く日本で購入できるのが嬉しいですよね。

小型の魚であり、全長3~4cmなので場所をとらないのが助かりますね。

お水もさほど神経質に考えなくても弱酸性から中性の水であれば大丈夫です。

性格も温厚で混泳にも向いている魚です。

この魚で最も注意する点は泳ぐ場所なのですが、水槽の上部を泳ぎます。

もし混泳で飼われる場合は、下部に泳ぐ魚と混泳させたら、水槽を効率的に使用できるので魚にとっても安全でいいですよね。

上部に泳ぐため、たまに照明の光りにビックリして水槽から飛び出てしまうことがあり、水槽の上部は網などを張って飛び出ないようにする工夫が必要になります。

愛嬌バツグンのゴールデンハニードワーフグラミー

こちらの熱帯魚も他のオススメの熱帯魚同様、性格が温厚で大人しく泳いでいます。

水は一般的な熱帯魚と同じで弱酸性から中性の水で元気に泳ぎます。

弱酸性の水の方が体の発色はいいようです。

この魚は、同種の魚同士入れると、お互いのお腹のひれをタッチして泳ぐのですごく仲の良い魚の様子がみれるので、その姿が可愛いと言われています。

また、あごの下の触覚があるのも他の熱帯魚には無いもので、よく動かすところも可愛いと人気の魚です。

初めてでも熱帯魚にトライしてみよう

初めて熱帯魚を買うとなると、どの魚がいいのか、その魚だったらちゃんと飼えるのか、そこが一番の問題となりますよね。

基本的には、温厚で懐きやすい魚がケンカもせずに混泳できるということと、アルカリ性の好きな魚に酸性の水を好む魚の混泳はできないということ、気が荒くて食べてしまうような魚とは混泳できないということさえしっかり覚えておく良いでしょう。