ベタを飼育する際のポイント

ベタを飼育方法まとめ。オスを選んでフレアリングさせよう

最終更新日:2015年11月25日

熱帯魚飼育の入門とも言われている「ベタ」。

飼いやすさだけでなく、見た目の美しさからも初心者から熟練者まで幅広い人気があり、ベタの美しさを競うショーも開催されているほどです。

珍しい種類のベタは少々お高いですが、一般的な種類のものは小学生のお子様のお小遣いでもベタに併せて育成セットまで購入できます。

今回は、ベタの特徴やそれに合わせた飼育についてご紹介します。

1.とにかくオスを選ぶ

ベタはライオンによく似ており、メスの見た目が非常に地味なのに対しオスは豪華で美しいです。

ベタのメスはオスの外見でパートナーを選ぶ傾向にあるので、自然とオスのほうが美しく進化しているのです。

そのため、繁殖でなく鑑賞目的でベタを飼育するならオスがオススメです。

他の熱帯魚では見られないフレアリングを見られるのもオスだけです。


2.ベタの選び方

ベタにも様々な種類がありますが、最も手に入りやすく飼育しやすいのはトラディショナルベタ、通称トラベタです。

通販でも簡単に安価で購入できます。

このトラベタは一般のホームセンターでも売られていることがあり、瓶詰めにされたトラベタを見たことがある方もいらっしゃるでしょう。

しかし、あれは単に「瓶詰めでも死なない魚」という商業的なアピールであり、ベタにとって適した環境とは言えません。

瓶詰めにされているベタは体力が落ちていたりストレスが溜まっていることが多いので、購入してもすぐに死んでしまう個体も少なくありません。

お店でベタを購入する際は、瓶詰めにされていないベタを選択しましょう。

ベタはメジャーな熱帯魚なので水槽などのベタ用の飼育セットも販売されています。

初心者の方は飼育セットと併せて「1匹だけ」購入してみましょう。

3.ベタをお迎えする際のポイント

通販で購入した場合もお店で購入した場合も、最初はお祭りの金魚すくいのような袋に入れられているはずです。

ベタの最も過ごしやすい水温は24℃だといわれていますが、ベタは小さな身体とは裏腹にタフなので、きっちりと水温を測らなくても24℃前後であれば大丈夫です。

育成セットを組み立ててカルキ抜き入りの水を水槽に入れます。

ここで絶対にしてはいけないのが、袋の中のベタをそのまま水槽に入れることです。

環境の変化に驚いてストレスを感じ、弱ってしまう場合があります。

袋に入れたままベタを水槽に浮かせ、20分ほどかけて慣らしたところでゆっくりと水槽に入れます。

最初は驚いて動き回るかもしれませんが、すぐに落ち着くはずです。


4.フレアリングさせよう

ベタはフレアリングとよばれる特殊な行動をとります。

ライオンやネコが毛を逆立てて威嚇するような仕草を、ベタはヒレで行います。

その様子がとても美しく、そこがベタのオスの人気の理由です。

ライオン等と同じく、ベタも相手を威嚇する際にヒレを膨らませます。

相手は本物のベタでなくても、鏡に映った自分を見ても「ライバルがいる」と思い込んでこの行動を取ります。

ベタが落ち着いてきたら鏡を見せ、フレアリングさせてみましょう。

ベタはケンカ好きな性格なので、ストレスや運動不足の解消にもなって一石二鳥です。

しかし、興奮しすぎて怪我をしてしまうと危険なので、飼い主が様子を見守りながら2~3日に短時間(10分ほど)行いましょう。

5.基本的には水槽一つにつき一匹

前述のとおり、ベタはケンカっ早い生き物です。

相手がベタのオスであれば間違いなくどちらかが死に至るまでケンカを続けてしまいます。

同種でなくても、グッピーなどのヒレがヒラヒラした魚の場合もライバルだと勘違いして襲ってしまうことも多いです。

ヒラヒラしていない魚を入れても、ベタのほうが向こうに襲われるかもしれません。

そのため、ベタのオスを飼う際は水槽に一匹だけで飼いましょう。

何匹も飼育したい方には物足りないというデメリットはありますが、一度に何匹もお世話をする必要がないので、忙しい方やお子様、高齢者の方も簡単に飼育できます。


6.水槽の水換え

最後に、水換えについてです。

ベタの原種はもともとは泥水などで生活していたので、「少しでも環境が悪くなると死ぬ」ということはありません。

現在飼育用に販売されているベタは美しく品種改良されているため、野生のものに比べると貧弱です。

しかし、他の熱帯魚に比べると断然タフです。

水換えは半月~1ヶ月につき1度程度で構いません。

頻繁に水を換えすぎると逆に体調不良を起こし、ヒレが破れてしまうなどの症状を起こす場合があります。

水を換える際はベタを他の容器などに移さず、ベタを水槽に入れたままで水槽の三分の二程度の水を捨てて新しい水を少しずつ数回に分けて注げば完了です。

ベタを上手に飼育しよう

このように、ベタは誰でも比較的簡単に飼うことができます。

体調不良はヒレに現れる(ボロボロになる、縮れるなど)ため、すぐに気付いて対処しやすいのもポイントです。

上記の事柄に気を付けていれば元気で居てくれることが多いので、ぜひベタと共に生活を送ってみてはいかがでしょうか。

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