熱帯魚を長生きさせるポイント

最終更新日:2016年4月26日

魚とは言え、熱帯魚だって家族の一員です。

出来れば健康で長生きして欲しいと思うのが飼い主さんの気持ちでしょう。

しかし、水の中で飼うという特性上、熱帯魚はどうしても短命で終わってしまう場合が多いです。

熱帯魚を少しでも長生きさせるにはどうしたら良いのでしょうか。

1.原産地の環境に近づける

これは熱帯魚の飼育の基本中の基本なのですが、飼育する種類の熱帯魚が元々住んでいた地方の生活環境により近づける、所謂「水作り」「環境造り」を徹底して行う事です。

例えば、熱帯地方に住んでいた魚を水温の低い水槽で飼育したら、当然弱ってしまいます。

自分が飼いたい熱帯魚がどこの地方に住んでいたのか、水質はどんなものなのか、水温やエサはどうしていたのか、どんな水草が生えていたか等、その熱帯魚の生態をよく調べてみましょう。

水槽内の環境をなるべく原産地の環境に近づける事が出来れば、熱帯魚に余計なストレスを与えずに済みます。

勿論アマゾン川に住んでいたから、アマゾン川その物を再現しようと思っても出来ないので、飽く迄「飼育に最適な環境」にする事を目指してみてください。


2.過疎飼育にする

過疎飼育とは、大きめの水槽で極少数の熱帯魚を飼育することを言います。

熱帯魚を飼育していると、どうしても欲が出てきてしまいます。

様々な種類のものを、出来るだけ多く飼育したい、と思うのは仕方のないことでしょう。

しかし、その熱帯魚を長生きさせたいのであれば、極々少数で飼育をするべきです。

飼育する魚が多くなればなるほど、水槽の水は汚れ易くなりますし、魚同士が接触してしまうので、ストレスを受けやすくもなります。

熱帯魚も生き物ですから、自分のテリトリーや縄張りを持つ事が多いです。

気の強い魚同士であると、ケンカを始める事さえあります。

そんな環境では、当然ながら熱帯魚は長生きしないでしょう。

理想としては少し余裕のある水槽で、雌雄ペアの熱帯魚だけ飼育するのが良いのですが、そこまでいかなくても60㎝水槽で小型魚を3~4匹だけで飼育する位でも十分です。

3.水質・水温を一定にする

これも熱帯魚を長生きさせる為に重要なことです。

初心者向けの丈夫な熱帯魚ならば水質や水温の変化に強いものも多いですが、変化が無い越した事はありません。

水質を一定に保つためには定期的な水質チェックと、水替えによる汚れの除去、水合わせが必須です。

いくら定期的に水替えを行いキレイな水槽を保とうとしても、替える水と水槽に元々あった水との水温・水質の差が大きければ熱帯魚に負担を掛けてしまいます。

なるべく水温と水質を合わせてから入れ替えるようにしてください。

水温を一定に保つには、水槽用クーラーとヒーターが必須です。

水槽用のクーラーは値段が高いものが多いので、物によっては用意できないかもしれませんが、その場合でもヒーターだけは用意するようにしてください。

熱帯魚は暖かい地方に住んでいる魚なので、水温の低下に弱い個体が多いです。


4.エサは少なめに与える

意外に思われるかもしれませんが、エサをやり過ぎない事も熱帯魚を長生きさせる上で重要なポイントとなります。

エサを与えすぎると水が汚れる原因にもなりますし、何より熱帯魚は元々自然界にいた魚なので、そこまでエサに神経質になる必要は無いのです。

当然のことながら自然界では誰かがエサをくれる訳ではなく、自分で食べる物は自分で取らなくてはなりません。

つまり毎日エサが食べられる訳ではなく、何日も絶食することだって珍しくはありません。

熱帯魚の身体は元々そんな環境に耐えられる様に、少食でも生きていける造りをしています。

そんな低燃費な熱帯魚に、毎日過剰なエサを与えたらどうなるでしょうか?

当然肥満などの原因となってしまいます。

熱帯魚にはなるべくエサを少な目に与えることが長生きをさせるポイントとなります。

5.日当たりの良い静かな場所で飼育する

日光は水槽内の生態系に大きく影響を与えます。

光が足りてない水槽だと水草が光合成を十分行えず、水槽内の水を浄化してくれません。

本当ならばグリーンウォーターの様な水で飼育する事が望ましいですが、流石にそれでは水槽の見栄えが悪くなってしまうので、光量不足にならないよう、少し強めのライトなどを用いる様にすると良いでしょう。

また、なるべく静かな場所に水槽を置くことも重要です。

ドアの開閉音や振動が伝わりやすい場所に水槽を置くと、熱帯魚に余計なストレスを与えてしまいます。

水槽を直接叩く等は勿論のこと、熱帯魚を驚かせないようにする事がポイントとなります。

熱帯魚にとってストレスの少ない環境を作ることがポイント

熱帯魚を長生きさせる上で最も重要なポイントは「ストレスを与えない事」です。

過疎飼育で飼うにしろ、水温や水質を一定にするにしろ、全ては熱帯魚に余計なストレスを与えない事を前提としています。

元々自然界で生きている熱帯魚は、身を守るためにストレスに敏感に反応するようになっているのです。

余計なストレスを与えず、のんびりと育ててあげれば、熱帯魚は長生きをしてくれる事でしょう。

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