クマノミを飼う際のポイント4つ。水質や水槽環境を整えよう

最終更新日:2016年5月2日

クマノミは飼育用に人気の魚です。

体色はオレンジや黒、白などが組み合わさった鮮やかで美しい色をしています。

性格は一般に温和で、人工のエサでもよく食べるなど、比較的飼育が容易な魚なので、初心者にも飼いやすいことが魅力です。

そんなクマノミを飼育する際のポイントについてまとめました。

1.クマノミに適した水を用意する

まずは魚にとっての命とも言える、水についてです。

クマノミは海水魚なので、きちんとした海水環境を準備する必要があります。

海水と言うと難しそうですが、人工で海水の環境を整える海水の素が市販されています。

それを使えば、家庭でも環境を作ることができます。

材料となる水は、水道水でも大丈夫です。

大事なことは、バケツに入れて一晩寝かせるなどして、しっかりカルキを抜くことです。

そして、それに素を混ぜれば海水環境の完成です。

次に、海水の温度をクマノミに最適な水温にしてあげましょう。

クマノミに適した水温は25度前後のため、寒くなる冬場にはヒーターを使って水の温度を調節する必要があります。

また、夏場には暑くて気温が上がりすぎてしまう場合があるので、夏は水槽用のクーラーを使って水を冷やす必要があります。

水温については、飼育する場所の住宅環境や地域の気候によっても異なってきますので、こまめな水温のチェックが大切です。


2.クマノミの過ごしやすい水槽について

クマノミのための水の準備ができたら、次はその入れ物となる水槽について考えてみましょう。

クマノミにとっては、生活する家であると同時に、活動する世界でもある大切な場所です。

まずはどこに水槽を置くかが最初のポイントになります。

平らで安定した場所が良いのですが、注意すべきはそれだけではありません。

テレビや洗濯機など、家電製品の近くは音に魚が驚いてしまうので、適していません。

また、直射日光が当たる場所は、激しい水温の変化を引き起こしてしまうため、危険です。

それらを避けて、安全で安定した場所を選びましょう。

次に水槽のサイズについてです。

水槽のサイズについては、一般に大きい方が良いと言われています。

サイズが大きいと水量が多くなるため、水温や水質が安定しやすいし、飼育できる個体数も多くなるからです。

しかし、サイズが大きいほど水換えなど掃除の際の負担が大きくなり、ヒーターなどの機器も大きなものが必要になってきます。

一般には、60センチ程度の水槽を用意すると、クマノミにとって余裕があり生活しやすい水槽と言えます。

3.より素敵で快適な環境を目指して

水と水槽という、魚にとっての必需品の準備ができたら、次にクマノミにとってより快適で過ごしやすい環境にするには何が必要かについて考えてみましょう。

まずは、水槽の底に敷く砂を用意してあげましょう。

海底を連想させるような、キレイな色の砂がオススメです。

そして、本物の海のような環境を演出してくれるレイアウトとして、岩を用意すると良いでしょう。

様々な種類のものがありますが、オススメはサンゴ礁から採種されたサンゴ岩です。

見た目がキレイなだけでなく、水を浄化する作用もあり、役立ちます。

こまめに水温をチェックするため、温度計も設置しましょう。

次に、クマノミが生きていくために必要なエサについてです。

飼料には、海水魚のために調整された人工飼料がバランスが良く、適しています。

クマノミは他の魚に比べて比較的人工飼料に慣れやすいので、すぐにエサを食べ始めてくれるでしょう。

エサは1日2回、朝と夜に与えます。

数分で魚が食べ切れるくらいの量が丁度良いです。


4.クマノミとイソギンチャク

自然の海で暮らすクマノミには、大切なパートナーと言える存在がいます。

それはイソギンチャクです。

クマノミは自然の中でイソギンチャクと共生しており、敵がくるとその中に隠れてやり過ごします。

そのため、イソギンチャクを水槽に加えると、クマノミの鑑賞をより楽しむことができます。

イソギンチャクの中で泳いだり、こっそりと隠れたりしているクマノミの姿はとても可愛いらしいです。

イソギンチャクを水槽の中に入れて共生させる場合は、光合成のための照明を設置することが重要です。

日常にクマノミという癒しを

クマノミを飼う際のポイントを見てきましたが、実際にクマノミを家に迎える前に、あらかじめ環境を整えておき、ヒーターやクーラーなどの機器の作動に問題がないか、水槽の設置場所の安全性に問題がないかなど、事前に様子を見ておくと安心です。

クマノミはオスは10センチ、メスは15センチくらいまで大きくなるので、きちんと飼えば成長を楽しみにすることもできます。

最近はクマノミの養殖が発展しており、養殖の個体は天然の個体に比べて、水槽で飼いやすくなっています。

水槽の中で自由に泳ぐクマノミは、忙しい日々の生活の中に、癒しと活力を与えてくれます。

重要なポイントをしっかり押さえて、快適なクマノミ飼育を楽しみましょう。

「クマノミを飼う際のポイント4つ。水質や水槽環境を整えよう」の関連記事

「クマノミを飼う際のポイント4つ。水質や水槽環境を整えよう」と合わせて読みたい