【プラティの特徴】性格・寿命・生態・価格・歴史

最終更新日:2016年11月5日

愛嬌ある姿とカラフルな色合いが美しいプラティは幅広い層に人気のある熱帯魚です。

その為養殖も盛んに行われ、今日では様々な種類のプラティが存在します。

今回は性格や寿命など、プラティの特徴をご紹介します。

1.プラティはどんな魚?

プラティは主にメキシコやグアテマラを中心に分布する卵胎生のメダカの事を指します。

別名を「ムーンフィッシュ」とも呼ばれ、尾ヒレの付け根に半月型の模様があったことからその名が付けられたと言います。

しかし現在では品種改良によってその模様も消えてしまいました。

半月型の模様があるプラティは今ではほとんど見かけなくなり、今あるプラティが主流となりました。

この事からも分かるように、プラティは古くからアクアリウムの世界では親しまれてきた熱帯魚です。

現在でも東南アジアなどでは盛んに養殖・品種改良がされており、様々なカラーバリエーションのプラティが見られます。

プラティはよくグッピーと並んで紹介されることが多く、また性質や好みもグッピーに近いので、飼育方法や育成環境もかなり似通った点が多いです。

グッピーと同様にプラティも品種改良によってその姿を大きく変えた魚です。

原種である魚は中南米に生息していたと言いますが、今流通しているプラティのほとんどは東南アジアで繁殖された個体です。

そして原種の魚は市場ではあまり見られないそうです。


2.プラティの性格

プラティは気性の荒い個体が多い卵胎生のメダカの中では、グッピーと並んで大人しく温厚な性格をしています。

その為よくグッピーと混泳されることが多く、混泳がし易い熱帯魚としても取り上げられることが多いです。

基本的に温和でプラティを攻撃することのない、体の大きさが同じくらいの魚であれば、ほとんどの魚と混泳は可能です。

ただし混泳に置いてひとつ注意しなければならないのが、プラティは種が近い魚であればほとんどの種類の魚と交配が可能だと言う点です。

プラティと近縁種の熱帯魚を一緒の水槽で飼育していると、所謂「雑交」が行われてしまい、雑種の魚が生まれてしまいます。

品種改良を試してみたい方には良いかもしれませんが、それを望まない方はプラティと近縁種の混泳は避けた方が良いでしょう。

また余談ですが、グッピーはプラティとは種が遠いので、混泳しても雑交が起こることはありません。

この辺りもこの2種の混泳が良く行われる所以でしょう。

3.プラティの独特な特徴

プラティの特徴として一番の挙げられるのは、やはり「卵胎生」であることでしょう。

プラティのメスは卵を体内に入れたままの状態でオスの精子と受精させ、孵化した状態の稚魚を産み落とすと言う魚類の中では珍しい特性を持っています。

メスの体内で卵を受精させると言う特性上、オスの体には「ゴノボディウム」と呼ばれる精子を送り込む特殊な器官があり、これで雌雄の判断をします。

この「孵化した稚魚を産み落とす」という繁殖形態は、生存率を高めると言う点では非常に有利に働きます。

特に水槽内で繁殖させる場合は、卵が他の魚に食べられる心配もなく、またある程度の大きさで生まれてくる為エサも与えやすいです。

初めて繁殖に挑戦する方でも失敗は少ないでしょう。

他にもプラティの特徴として挙げられるのは、種類の多さでしょう。

プラティはかなり昔からアクアリウムの世界で親しまれてきた魚ですので、多種多様な品種が生み出されています。

特に近縁種との交配により、近年は純血のプラティはほとんどいなくなったと言われるほどで、プラティの愛好家の間ではそれを嘆く声もあります。


4.プラティの価格と飼い方

プラティは古くから熱帯魚として親しまれてきた為、かなりの流通量があります。

最近では小さなホームセンターでも取り扱いがあるくらいですので、価格としても安価なものが多いです。

ペットショップなどでよく見られるレッドプラティやミッキーマウスプラティ等は、大体数百円から1000円前後がほとんどです。

プラティは品種が多いので、高価なものになると1匹数1000円もする個体も出回っています。

プラティはグッピーと並んで初心者向けの飼育しやすい熱帯魚として知られていますので、飼育そのものは大して難しくはありません。

水質は弱酸性を好み、水温は28度前後が適温でしょう。

30㎝程の小型の水槽でも飼育はできますし、特別な機材も必要とはしません。

ペットショップで販売されている水槽セットでも容易に飼育は可能です。

5.プラティの寿命と病気

プラティは非常に丈夫な魚ですので、病気にかかり難いです。

しかし特にかかりやすい病気はない反面、熱帯魚が一般的にかかる病気は発病する可能性があります。

基本的な対策は取るようしましょう。

プラティは自然界では1年魚といわれ、1年で寿命を迎えてしまうようですが、飼育下においてはその限りではありません。

飼育環境が良ければ2年程度、長ければ3年生きた個体もいます。

2年以上生きたら上手く飼育できたと考えても良いかもしれません。

プラティのことを知ろう

プラティはグッピーや金魚と同様に、長年に渡って人に飼われ、姿を変えてきた魚です。

プラティの原種は元々地味な体色の魚であったようですが、品種改良によって目にも鮮やかな個体が沢山生み出されてきました。

見た目もさることながら、初心者でも品種改良がし易いという特徴も長年の人気の理由のひとつでしょう。

プラティの飼育を考えている方は、品種改良も視野に入れて見てはいかがでしょうか。

自分だけのプラティを生み出せますよ。

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