【アカヒレの特徴】飼育方法・性格・価格・エサ

最終更新日:2016年11月1日

とにかく生命力が強くて、いろいろな環境で飼育できるアカヒレ。

金魚やメダカなどと比較しても丈夫で、もっとも飼いやすい観賞魚の一つとも言われています。

今回はそんなアカヒレの特徴やポイントをご紹介します。

1.アカヒレの外見面での特徴

アカヒレはコイの仲間の熱帯魚で、熱帯魚としては特に有名な魚です。

もともとは中国の湖にいましたが、ベトナムなどにも生息しているのが確認されています。

現在では野生の個体は減少し、中国の野生種は絶滅したとされています。

日本国内で流通している個体は、香港などで繁殖されたものが多くなります。

アカヒレの体の大きさは、だいたい3〜4cmくらいと小さな魚です。

褐色がかった白銀色の細長くスリムな体に、名前の由来になった赤い尾びれが特徴です。

その色のコントラストがとても美しく、水槽の中ではとても優雅に泳ぐ姿を見せてくれます。

ヒレを大きく伸ばした「ロングフィン」や、体がキレイな黄色をしている「ゴールデン」といった派生種もあります。

2.アカヒレを飼育するには

熱帯魚として販売されていますが、アカヒレは低水温、低酸素に強く、飼育はとても簡単です。

水質への適用能力の高さや強い生命力がその魅力の一つでもあります。

他の熱帯魚のための水慣らしのために、パイロットフィッシュとして飼育している人も多くいます。

水槽の水質は弱酸性〜弱アルカリ性と、とてもアバウトな感じで大丈夫です。

一般的な熱帯魚の飼育環境なら飼えるという風に思っていただければ問題ありません。

水温は15〜30℃くらいまでと、こちらも幅が広く、普通の水槽なら生きていくことができると思ってください。

ただし、魚の病気などを考えると水温は25℃くらいにしておくのがよいでしょう。

日本では水道水でも飼育できるくらいのタフさがあります。

しかし、水道水で飼育する場合には、カルキを抜くために必ず汲み置きするようにしましょう。

3.食性とエサやり

アカヒレは基本的に雑食性で、エサの好き嫌いはほとんどありません。

口に入れば何でも食べてくれますが、メダカ用の人工飼料を与えても飼育するのが一般的です。

食欲はとても旺盛なので、赤虫などの嗜好性が高いエサも好んで食べてくれます。

4.アカヒレの性格

タフな体のわりに性格は穏やかで、水槽の中ではとてもおとなしい魚です。

ときどきアカヒレのオス同士で小競り合いするような様子も見られます。

しかし、他の魚をいじめたり、捕食したりすることは基本的にありません。

5.アカヒレと混泳できる魚

アカヒレ自体が非常に温厚な性格なので、もちろんいろいろな熱帯魚との混泳が可能です。

水への適応能力やサバイバル力が高いので、いっしょに入れる熱帯魚に水質を合わせてあげることができます。

ただし、体長は大きくても4cmくらいまでにしか成長しません。

大きな肉食魚にとっては捕食対象になってしまうので、もちろん混泳することはできません。

アカヒレは体の大きさのわりにはとても食欲があり、エサの食い付きのよい魚です。

エサを入れたそばから水槽の上層の方であっという間に食べてしまいます。

ですので、口が小さく、エサ取りが苦手な魚とは相性がよくないかもしれません。

いっしょに泳がせるときには、しっかりとエサが行き渡るか観察する必要があります。

6.アカヒレの寿命と病気

とても丈夫で体の強いアカヒレの寿命は、約2〜3年くらいと言われています。

このくらいの体のサイズの熱帯魚としては、ごくごく平均的な寿命ですね。

水質や水温などへの順応力を考えると、健康体で寿命を全うしてくれる個体が多いというのも特筆すべき点です。

アカヒレ特有のかかりやすい病気というものは特にありません。

しかし、熱帯魚全般に言われる白点病や尾腐れ病にはかかることがあるので注意しましょう。

白点病は、水替えなどの急激な水質の変化が主な原因で起こります。

水質の急な変化で魚自体の抵抗力が低下してしまい、細菌の活動により体表に白い点ができるようになります。

白点病は他の魚への感染力も強いので、見つけたら早めに対処するようにしましょう。

尾腐れ病は、逆に水質の悪化によって起こる病気です。

これらの病気に共通するのは、やはり適切な水槽のメンテナンスが必要だということです。

7.アカヒレの値段

比較的メジャーな熱帯魚で、繁殖もとても盛んに行われています。

ですので、近くのアクアリウムショップなどでも見つけることができると思います。

普通のアカヒレなら、一匹あたり50〜100円くらいの値段で購入することができるでしょう。

ゴールデンアカヒレは、少し珍しくはありますが、「レア」というほど希少な種類ではありません。

値段は70〜150円くらいで販売されているのを見かけます。

品種改良されているロングフィンは、観賞用の熱帯魚としてとても高い人気があります。

交配や改良が盛んに行われているので個体差も大きく、だいたい300~1000円くらいの値段になっています。

アカヒレの特徴を知ろう

その美しい尾びれを持ちながら、丈夫で手軽に飼育ができるアカヒレは、アクアリウム初心者にはとても魅力的ですよね。

すでに水槽を持っている人でも、メダカやネオンテトラに飽きてきたら、アカヒレを飼ってみるのはいかがでしょうか。

「本格的な熱帯魚はいろいろと手間やお金がかかるから…」と思っている人でも、気軽に始められるはずです。

とても繁殖も簡単ですので、増やす楽しみもあります。

ぜひ気負いせずに、チャレンジしてみたもらいたい熱帯魚です。

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