最近、猫好きの人の間で話題となっている猫がいます。

その猫の名は「リコイ」。

新しく生み出された新種の猫です。

リコイはどのような特徴を持っているのでしょうか。

リコイの性格、値段、寿命などの特徴をご紹介します。

リコイの性格は遊び好きで人懐っこい

リコイは、遊び好きで人懐っこい性格をしています。

猫は、クールでひとりでいることを好む個体が多いですが、リコイは人が大好きです。

飼い主にもすぐになつき、姿を見つけると遊んでくれとせがんできます。

リコイは、とてもフレンドリーなので、他の猫とも仲良く出来ますし、飼い主にとても従順で忠誠心も厚いです。

その姿は、まるで犬のようです。

しかも、頭が良いので、しつけもしやすそうなところも人気を集めている要因なのでしょう。

飼い主に従順で頭も良くフレンドリー、猫なのに犬のようなところも、リコイの魅力のひとつです。

リコイ寿命は…不明?

新種の猫として人気急上昇中のリコイ。

気になるのはその寿命です。

リコイの寿命は、現時点では不明です。

というのも、リコイは2010年にアメリカで生み出された新種であるため、正確な寿命がまだ分かっていないのです。

ですので、リコイが短命か長寿かはこれから明らかになってくるでしょう。

ただ、リコイはアメリカンショートヘアの突然変異種ですので、アメリカンショートヘアの平均寿命である10歳から13歳くらいまでは生きるのではないかと考えられています。

飼い猫の平均寿命が15年くらいと言われている中では少し短めですが、寿命は環境などによっても左右されることも多いです。

飼育の仕方次第ではもっと長く一緒にいることも可能です。

運動不足やエサのカロリーやバランスに気を配ってあげましょう。

リコイの値段は18万円から30万円くらい

新種の猫を是非とも買ってみたい。

そう思う方もいると思います。

リコイの値段は、18万円から30万円くらいだと言われています。

しかし、リコイは生み出されてから歴史が浅い種類の猫ですので、安定して一般販売出来る状態にまだ達していません。

日本でも、まだリコイを取り扱っているペットショップまたはブリーダーは存在していません。

安定して販売出来るようになるのには、あと10年はかかるのではないでしょうか。

上記の価格もあくまで参考程度でしかありません。

実際に販売が開始されると、その貴重性の高さゆえに、上記の価格よりもっと高額な値段で取り引きされることでしょう。

リコイは「オオカミ」という意味

リコイの特徴は、顔の周りと首から胸、腹にかけて毛がないことです。

その姿は、元になったアメリカンショートヘアとはあまりにもかけ離れており、猫というよりかはまるでオオカミのようです。

その独特の姿から、ギリシャ語で「オオカミ」を意味する「リコイ」と名付けられました。

別名も「ウェアウルフ・キャット」といい、まさにオオカミみたいな猫、それがリコイです。

なお、一般的な猫は上毛(ガードコート)と下毛(アンダーコート)と2種類の毛を持っていますが、リコイには下毛がありません。

そのため、スフィンクスなどといった無毛の猫と同じように寒さに弱く、肌の保湿などのケアが必要になります。

リコイはアメリカンショートヘアの突然変異

リコイは、アメリカンショートヘアの突然変異種です。

その歴史はまだ新しく、2010年にアメリカのとある獣医師兼ブリーダーにより生み出しました。

リコイは、アメリカンショートヘアを人為的に改良したのではなく、自然発生的に生み出された、まさに偶然の産物であると言えます。

毛が生えていないことから皮膚病の疑いを持たれたこともあり、身体上の問題がないか遺伝子検査が行われました。

その結果特に異常はなく、健康であることが証明されました。

とはいえ、まだ生み出されて間もない種類であるため、今後新しい問題点が出てくる可能性も否定出来ません。

リコイは超貴重

リコイは、その存在が紹介されると、そのオオカミに似た独特な容姿も相まって問い合わせが殺到しました。

しかし、リコイは2010年に生み出された非常に新しい種類の猫であるため、圧倒的に母数が不足しています。

リコイは、アメリカンショートヘアから生み出された種類の猫です。

アメリカンショートヘアからリコイが必ず生まれるかといえばそうではなく、まだまだ安定して繁殖や譲渡するレベルに達していません。

ブリーダーも世界で7名ほどしか存在していません。

今後はリコイ同士を繁殖させていく計画もあるそうですが、現時点ではまだ見通しが立っていない状態です。

リコイのカラーはグレーのみ

リコイの元になったのは、アメリカンショートヘアです。

アメリカンショートヘアといえば、銀色のようなグレーに黒色の縞模様を持つ猫として日本では知られていますが、実はカラーバリエーションが豊富な種類の猫です。

上記のカラー以外に、クリーム色に茶色の縞模様を持つもの、白や黒の単色の毛色を持つものなど、様々なカラーバリエーションがあります。

それに対し、リコイの毛色はグレーのみです。

ですが、元となったアメリカンショートヘアがこれだけのカラーバリエーションがあるのですから、今後グレー以外の毛色を持つ個体が生み出される可能性は十分にあります。

リコイの特徴を知ろう

リコイの性格、値段、寿命などの特徴を見てきました。

リコイは、2010年にアメリカンショートヘアから生み出された新種の猫であるため、現時点ではまだ購入することは難しいようです。

しかし、オオカミのような見た目や猫なのに犬のような性格を持っているなど、早くもその魅力に魅了されている人が現れて、問い合わせが殺到しています。

リコイ同士を繁殖させる計画もあり、ますますリコイの今後が気になるところです。