最近では猫用のハーネスというのがあることをご存知でしょうか?

犬と同じように、ハーネスを着て散歩をする猫も増えています。

自由気ままで散歩の必要がないと思われている猫ですが、意外と慣れてくれたりするものです。

最初は嫌がる猫も多いのですが、今回はそういうときの対処法についてご紹介します。

猫にハーネスをつけるメリット

多くの人にとって、ハーネスと言えば犬につけるものであって、猫につけるイメージはないかもしれません。

実際、ハーネスをつけた猫に遭遇する機会も、あまりなかったりします。

しかし、最近では、猫用のハーネスもちゃんとあり、徐々に浸透しつつあります。

ハーネスをつけることにはメリットもあるので、知っておきましょう。

まず、いちばんの効果としてはいっしょに散歩ができるようになるということです。

最近では室内飼いの猫も多く、運動不足や肥満気味の猫も増えています。

そうしたときに、散歩というのはとても効果的で、猫のストレス解消にも役立ちます。

また外に出してあげても、迷子にならずに、不慮の事故も防げるという効果もあります。

ほとんどの猫はハーネスを嫌がる

私たちが「え、猫にハーネス?」と思うように、ほとんどの猫は「何だ、これ?」とハーネスを嫌がります。

嫌がるというより、違和感や警戒感を出しているというのが正しいかもしれません。

最初は「嫌がるものを無理やり…」と思っても、次第にちゃんと慣れてくれるようになります。

ですが、やっぱりいきなりすんなり受け入れてくれる猫は少ないと言わざるをえません。

猫がハーネス警戒するいちばん大きな理由は、体を圧迫されるのを嫌がるからでしょう。

それから、ハーネス自体を「よくわからないもの」として警戒しています。

「よくわからないものが体に巻き付いて気持ち悪い」と思う気持ちもわかりますよね。

なので、徐々に慣らしていくということが大切になります。

猫の目に見えるところにハーネスを置く

まずは、猫にハーネスの存在自体に慣れてもらうところからスタートします。

そのためには、普段の生活スペースや猫の目に見えるところに置いておくようにしましょう。

新品のハーネスには、それ自体のにおいもあり、なかなか慣れてくれないこともあります。

無理やり着せたりすると、本当に嫌いになってしまうので止めておきましょう。

猫がハーネスに興味を持ったり、自分でにおいをつけるような素振りがあればラッキーです。

最初の段階では、とにかく怪しいものではないと知ってもらうことが大切です。

猫の敵対心が薄くなるのを待つようにしましょう。

家の中でハーネスを慣らす

嫌がらなくなっても、ハーネスを着せると違和感に戸惑ってしまいます。

私たちにとっては、穿き慣れない新品の革靴といった感じでしょうか。

歩くと違和感があったり、靴擦れをしてしまったという経験は誰にでもあると思います。

猫の中には、ハーネスを着させると何をしていいのかわからず、フリーズしてしまうような子もいたりします。

ここでは、まだ散歩に連れ出さずに、慣れてもらう段階です。

ハーネスを脱いだり着せたりして、お散歩の準備をするのが目的です。

猫にとって強いストレスにならないように、一日に何回か着させては脱がせてを繰り返します。

そのうちに少しずつハーネスの着用感に慣れて、動きが出てくるようになります。

ハーネスを着たまま遊ぶ

ハーネスの脱ぎ着になれたら、今度はハーネスをつけて過ごすようにします。

猫の散歩は犬とは違いとても短いので、長い時間着せておく必要はありません。

抱っこできる猫ならば、ハーネスを着せたまま抱っこあげてもよいでしょう。

ハーネスを着た状態で、落ち着かせたりリラックスしてもらうようにしてあげましょう。

徐々にハーネスを着せたままエサをあげたり、遊んだりして違和感を取り除いてあげます。

なかなか根気のいる慣らし方ですが、少しずつというのが大切です。

ここまでできるようになれば、お散歩にチャレンジしてもよいタイミングではないでしょうか。

ハーネスを換えてみる

どうしてもハーネスを嫌がるときは、ハーネスが猫の体に合っていない可能性があります。

単に圧迫感が嫌いと言っても、その程度はやはり猫によって違うでしょう。

ハーネスを選ぶときにもいくつかポイントがあります。

猫用のハーネスにはヒモのタイプと、ベストのように洋服型のものがあるので参考にしてみてください。

洋服型のもののほうが圧迫感が少なく、抵抗なく着られることが多くなります。

しかし、すべての猫に当てはまるわけではないので、猫の好みに合わせるようにします。

また、洋服型にも中綿があったり、素材がいろいろ違っているので、猫が気に入ってくれるものを探してあげましょう。

猫がハーネスを嫌がる時の対処方法を知ろう

猫にハーネスというのは意外な組み合わせだと思う人も多いでしょう。

気を付けたいのは、犬のハーネスとはまったく作りが違うので、必ず猫用のものを使いましょう。

のどが圧迫されると猫はものすごく怒るので、ちゃんと体に合ったものを選んであげる必要があります。

まだまだ一般的とは言えませんが、ハーネスをつけて散歩をすることには大きなメリットもあります。

猫の健康や体調管理のためにも、取り組んでみてはいかがでしょうか。