地震や台風、津波といった自然災害は、突然やってくるものでいつ起こるかなんて予想もできません。

突然あなたの住んでいる地域で何かあっても困らないように、大切な家族である猫を守る為の備蓄品をご紹介します。

どれもすぐに用意できる物ですから、是非足りない物は揃えて万全の対策を整えましょう。

もしもはぐれてもすぐに見つかるようにネームプレートや首輪、探査機をつけておく

神経質で怯えやすい性格の猫の場合は、地震等の災害時は驚いて勝手に外へ飛び出して行ってしまう子もいます。

そうして出て行かなくても、家を空けている時に災害が起きて家が潰れてしまったり、何らかの自体が起こった場合、猫は安全な場所へ逃げてしまう事だってあります。

避難時の混乱で連れて逃げる事が出来なくても後からちゃんと対応できるように、マイクロチップを猫の体へ挿入手術を受ける事はとても大切な事です。

もしもそういった手術を受けられない猫、受けさせていない猫の場合は、是非とも首輪をつける事をオススメします。

その首輪にはネームプレートを取りつけておきましょう、飼い主の氏名と連絡先と猫の名前と年齢、性別を書いておくと良いでしょう。

そうすれば誤って保健所へ連れて行かれてしまった場合でも、飼い主がいると解れば処分も免れます。

そして探査機ですが、これはLoc8torLiteという物があります、とても小さいこちらを猫の首輪に取りつけておくのです。

そうすると万が一の時は、今うちの猫はどこにいるんだろうとすぐに行場所を確認する事が出来ます、最大120mまで探索可能です。

洗濯ネットとリュック型キャリーバッグで猫を安全に確保できるように準備

猫の性格によって違いますが、獣医へ行く時やペットホテルへ行く時、着いた時に暴れまわったり逃げ出そうとする猫の場合は洗濯ネットが役立ちます。

そこそこ狭くて猫の体を包んでくれて、通気性も抜群なので、この洗濯ネットに猫を入れてからキャリーバッグへ入れると、とても落ち着いてくれる場合が多いのです。

避難所に到着した際にキャリーから逃げ出そうとしないように、どういった意味でもとても役立ちます。

そしてキャリーですが、背負うようなリュック型だと猫を入れてすぐ逃げ出せるのでとてもオススメです。

このリュック型キャリーは、猫用の備蓄品も入るようにポケットがついている物が良いでしょう。

大抵はポケットがついているので、そのポケットに予め対策ぐグッズを入れておくのです。

1週間分のご飯(カリカリとパウチタイプ)、水、エサを入れる食器、折り畳みトイレとトイレ砂かシート、体を温める毛布やブランケット常備

いざ災害が起こると、人間用の食事は早い段階で支給されても、ペット用の物はなかなか回ってきません。

それにいざ支給されても、自分のペットの体や舌に合っている物意外だと、食べてもらえない事があります。

ですから最初に自分の猫の好きなタイプのカリカリ、パウチ、そして飲み水やエサを入れる用に食器と説いて砂、そして温める為に毛布やブランケットが必要不可欠です。

特にトイレはポータブルトイレと言って、水洗いも出来てとても軽い素材で折り畳み式のトイレがあります。

これは避難所でも車でも使えますし、砂をかいても飛び出さないように深めに作られているので、辺りに砂が飛び散りません。

砂が重くて持ち運べないという時は普段から少しずつトイレシートに慣らしておき、ポータブルトイレにトイレシートを敷くと良いでしょう。

ペットのストレス緩和にもなる、ちょっと広めの折り畳みケージ

ずっとキャリーバッグの中に入れたままでは猫もストレスが溜まってしまいます。

そうすると折角避難出来たのに、ご飯を食べなくなってしまったり弱ってしまったりする事だってあります。

猫は繊細で傷つきやすい動物です、そんな時は広めの折り畳みケージを持つようにしましょう。

これはナイロン式だと1㎏以内の重さですから、女性でお持ち運び可能です。

数日間、あるいは1週間以上どうしても避難所生活を余儀なくされてしまった場合は、これがあると、猫も安心して過ごせる事でしょう。

もしもゲージが壊れてしまった時の為にガムテープ

ゲージの空気穴がメッシュタイプ、ゲージが布タイプの倍は猫がストレスでかじってしまったり爪を立ててしまったりすると、破れてしまう事があります。

そういった時でもすぐに補強できるように、布ガムテープがあるととても便利です。

故障部分を放っておくといざという時に困ってしまいますから、出来れば2つ位は用意しておいた方が良いでしょう。

このガムテープは人間が生活する上でも何かしら役立つ事があるので、無いよりあった方が良いグッズの1つです。

どこかへいなくなった時にすぐ探せるように猫の写真

これだけ注意していても居なくなってしまった場合は、すぐに探さなければいけないのですが、その時に特徴の解る写真があると良いでしょう。

予めプリントした物を数枚持っておくと、すぐに写真を使ってチラシを作れますし、その写真を人に見せて猫の居場所を尋ねる事も出来ます。

猫のために事前に備えておこう

いつ何が起こるか解らない世の中です。

今住んでいる土地で安全に暮らせていても、突然何かが起こるかもしれないのですから、その為に準備しておくに越した事はありません。

いつでも持ち出せるように常に傍に用意しておきましょう。

そうすれば、何かあった時に慌てず騒がず逃げ出す事が出来ます。