猫は気まぐれな動物だとは分かっていても、家にいて猫が鳴き止まない時には心配になりますよね。
飼い主に何かを訴えているようですが、なかなか猫の考えは理解することは難しいものです。
そこで、猫が鳴き止まない時の対処法をご紹介します。
たくさんかまってあげる
猫はとても臆病な性格の動物なので、自分の縄張りの中でもいくつも安全な場所を確保しています。
猫は単独で行動することが多いのですが、猫によっては寂しがりやな性格になってしまうこともあるでしょう。
子供の頃から1匹で飼っていると、親や兄弟とも遊んだり甘えたりすることができません。
いつも独りぼっちなので、急に寂しいと思うこともあるでしょう。
飼い主と一緒にいる時間が長くなれば、猫も一緒にいて当たり前思うようになります。
だんだんと人懐っこい性格にもなるので、仕事から帰ってくると出迎えをしてくれるようにもなるでしょう。
そんな猫は、寂しい時に子猫の様に鳴いてアピールをします。
飼い主と一緒に遊びたいと思っているので、かまってあげて様子を見ましょう。
ある程度一緒に遊んであげると、満足してどこかへ行ってしまうか、飼い主の傍に座って大人しくするでしょう。
エサを与えてみる
成猫になると1日2回のエサやりで済ませることが多いですが、猫によってはそこにおやつを食べないとお腹が空いてしまうこともあります。
猫は気まぐれなのでエサを食べない時もありますが、それを見て飼い主がエサの量を減らしてしまうこともあるでしょう。
子猫ならば1日5回は食べることもあるので、お腹が空けば鳴いてアピールをします。
子猫の時期には食べれるだけ食べさせた方が栄養もたくさん採れるので、できるだけ回数を増やしてあげるようにします。
また、猫によってはキレイ好きなので、置きっぱなしにしているエサを食べないこともあります。
1日1回のエサやりで多めにあげると、置いてあるエサには見向きもしないで、新しいエサをほしがる為に鳴いてアピールします。
猫は神経質なのとたくさん食べる時期もあるので、エサをあげて様子を見るのも一つの方法です。
発情期かもしれないので病院に相談する
メスの場合には生後半年以内で発情期を迎えることもあります。
オスは1年以内に発情期になるので、生まれてからすぐに発情期を迎えるという猫がほとんどです。
発情期になるのが早く感じられるかもしれませんが、発情期は毎年迎えるのでどんな対策をするかを考えなければなりません。
発情期の対策は色々ありますが、まずは病院の先生に相談することをオススメします。
去勢をするにしろ綿棒で刺激するにしろ、先生に相談をしてからする方が猫にとっても良いでしょう。
発情期が原因で鳴き止まないとすると、飼い主が毎年必ず対処しなければならないので、去勢手術を選択する飼い主も多いです。
猫が鳴き止まない時には、時期が発情期ならば病院の先生の相談をして対策を検討しましょう。
ストレスが溜まっているので取り除く
猫は臆病な性格の持ち主であると共に、とても神経質な動物でもあります。
特にトイレに関しては猫はキレイ好きなので、自分の排せつ物を隠したりします。
しかしトイレを毎日ケアしていないと汚いままになり、猫はトイレが汚いので、掃除をしてほしいと思って飼い主に鳴いてお願いします。
猫のストレスの原因の一つとしてトイレが汚いということは非常に多く、トイレをキレイにしたら鳴き止んだというケースも多いです。
また、トイレが汚い状態が続くと他の所にしてしまうので、早めの対応が求められます。
その他、縄張り意識の高い猫は家の中で安心できない場所があると、ストレスを感じるようになります。
模様替えをしたり、新しい家具があることでもストレスを感じてしまい、鳴き続けることがあります。
その時はストレスを和らげるために、なるべく猫にかまってあげて安心させてあげると鳴き止みます。
病気の可能性もあるので病院に行く
猫を飼っている飼い主はキレイ好きな人も多いので、しっかりと猫のケアをして世話をしている人も多いでしょう。
エサやトイレもキレイにし、家に帰ってきてからはたくさん遊んでいるのに、猫が鳴き続けている時には病気の可能性もあります。
猫は多くの病気や感染症にかかることもあります。
普段の様子と違う行動をとった時には、病気の可能性を疑っても良いかもしれません。
食欲がなくなって元気がなくなれば、調子が悪いと疑いますが、なかなか鳴き止まない時には飼い主に訴えている可能性もあります。
色々な可能性もあるので、病院に行って先生に相談することも必要です。
猫が鳴き止まない時は何かを要求している
猫が鳴き止まない時は飼い主に何かを訴えている時です。
毎日世話をしなければならないトイレやエサをチェックし、たくさん遊んであげることで、多くの猫はストレスが無くなって鳴き止んでくれるでしょう。
それでも鳴き止まない時には病院に行って先生に相談することも考えて、猫がなるべく安心してストレスなく住める環境にしてあげましょう。