猫と一緒に遊ぶ手段と言えば、やっぱりねこじゃらし。
種類も豊富で猫を始めて飼う方は、どんなのを選んで良いかわからない、ということも多いはず。
ここではねこじゃらしの種類をご紹介します。
棒タイプのねこじゃらし
ふわ玉つき
先端にふわふわの白や灰色の玉がついている形のねこじゃらしです。
他の種類のねこじゃらしとセットで販売されていることも多いです。
ネズミのおもちゃが好きな猫には人気が高いです。
また猫によっては灰色だけ遊ぶ、白には興味を示さない、などの好みがあるので、ふわ玉が好きだといってもなんでも遊ぶわけではありません。
猫の好みを覚えながら、おもちゃを選んであげましょう。
何かの影に隠れたり出たりする遊び方が一般的です。
しっぽ型ねこじゃらし
ふわ玉を細長くしたタイプのねこじゃらしです。
ふわ玉のねこじゃらしよりも地面を這わせたりする動物的な動きをしやすいので、狩猟が好きな猫にオススメです。
様々な長さ、色の商品があるので猫の好きな色のものを探してみるのも面白いかもしれません。
ふわ玉型と同様隠れる動きが猫に好まれますが、長さを活かして地面を這わせては止める、という動きをすると猫が喜びます。
鳥の羽のついたねこじゃらし
多くの猫を魅了してやまないマストアイテムです。
ゴムで結ばれたもの、棒にそのままついているもの、光るものと種類も多く選ぶのが難しいですが、壊される確率が他のねこじゃらしよりも多いので、お手頃の値段のものを選ぶと良いでしょう。
左右に振った時に起こるパタパタという音に狩猟本能が刺激されるので、手に持って音を立てて、猫に獲物があると認識させてから遊び始めましょう。
おもちゃの動物型のねこじゃらし
基本的には投げてやる。隠してやる。猫が勝手に遊ぶタイプのねこじゃらしです。
ネズミ、鳥、虫と様々な種類があり、色も様々です。
基本的には棒についていない動物のおもちゃ単体のものが多いですが、中にはラジコン操作型、センサー反応型などの種類があります。
動き回るものは猫にも人気が高いですが、他のねこじゃらしよりも少し高く、飽きたり遊ばないというリスクもあるので、購入は猫の性格やおもちゃの遊び方を考えてからにしましょう。
バネ型のねこじゃらし
バネの先におもちゃがついていて、触ると左右に揺れるタイプのねこじゃらしです。
吸盤がついていて床に貼り付けるタイプや、台に固定されているものがあります。
遊んでいるうちにひっくり返ってしまったりすることが多いので、直してやる必要があります。
おもちゃの動物型ねこじゃらしよりは、棒タイプのねこじゃらしのように、遊んでいる時に見てやる必要があるねこじゃらしです。
キャットタワーについているバネのおもちゃが好きな猫がいるのなら、用意してみると良いでしょう。
手作りのねこじゃらし
猫はおもちゃを獲物と認識しているのでおもちゃを壊してしまうことが多いです。
ねこじゃらしは安いもので100円からありますが、高いものだと500円以上します。
可愛い猫のためにとは思うものの、毎月おもちゃが壊されてしまえば財布に大きなダメージを受けます。
そんなときに使えるのが手作りのねこじゃらしです。
ねこじゃらしが壊れてしまった時におもちゃのついていた棒が残ると思います。
それを使用して新しいおもちゃを作成しましょう。
ここでは簡単に作れる三つをご紹介します。
まず一つ目はリボンを使ったねこじゃらしです。
これは本当に簡単で、リボンを棒の先に結びつけるだけで完成します。
リボンはなるべく柔らかな材質で、左右に振った時に音がなるものが良いでしょう。
また、猫のおもちゃにしたリボンは破られてしまうことが多いので、普段使わないものを用意しましょう。
リボンがない場合は不要な布を使いましょう。
裾直しするために切断した端切れなどでも、十分な遊び道具になります。
二つ目はゴムを使ったねこじゃらしです。
これはリボンと同様に棒の先にゴムを結びつけ、もう片方におもちゃを取り付けるものです。
おもちゃは棒から分離して遊ばなくなったものや、募金時にもらう赤い羽根から針をとったもの、銀紙が好きな猫なら銀紙を固定するなど、リボンよりも汎用性が高く、ゴムさえ用意してしまえばあるもので作れるため、長く使用することができます。
三つ目は紙飛行機です。
これは普通の紙飛行機を折って、猫に見えるように飛ばすだけ。
滞空時間の長いものが好まれる傾向にあります。
紙飛行機を織るのが得な方や、お子さんがいる方は是非試してみてください。
猫にはなんでもおもちゃになる
ねこじゃらしというと棒タイプのものを思い浮かべる方が多いですが、猫は色々なものをおもちゃにします。
犬のようにボールを投げてもらうのが好きな子もいれば、人が動かすねこじゃらしの棒じゃなきゃ遊ばないという子もいます。
猫の性格に合わせて遊び方も柔軟に変えていきましょう。