犬を飼うことを検討し始めたら、最初に悩むのはどこで飼おうか、ということではないでしょうか。
室内で飼って、いつも家族と一緒に暮らす…?それとも庭で、のびのびと犬らしく飼う…?
今回は、屋外で犬を飼うときに準備しておきたいこと・ものをご紹介します。
庭のフェンス
放飼いにするにしろ、リードにつなぐいしろ、準備したいのは敷地のフェンスです。
街中で首輪のついた迷い犬を見かけたことはありませんか。
何かの間違いでリードが外れ、そのまま外に出てしまった犬は、後を絶ちません。
すぐに見つかれば良いものの、街中は危険がいっぱいです。
そんな心配事もフェンスさえあれば、万が一リードが離れてしまっても逃げてしまうことがありません。
また、普段は外で飼っていてもたまには家族で遊びたい。
そんなときにフェンスが準備できていれば、リードを離して敷地内で一緒に遊ぶこともできます。
ホームセンターに行けばフェンスとなるものも売っていますので、しっかりしたものを準備したいですね。
首輪
散歩をするとき、リードにつなぐ部分となるのが首輪です。
また、万が一迷子になった時に、判別するきっかけにもなります。
首輪に連絡先を書いておけば、保護された時も連絡をもらえるはずです。
近頃はおしゃれな首輪も増えており、犬の毛色や顔に合わせて選ぶことも、飼い主の楽しみの一つですね。
しつけ用の首輪もあります。
首輪は苦しそうだからつけたくない、という方もいらっしゃるかもしれませんが、サイズに気を付ければ問題ありません。
首輪のサイズは、首に回したときに指が3本入るくらい余裕があるものが良いです。
犬の成長も見越して、きちんとサイズ調整ができるものを選びたいですね。
あまり大きいものを選びすぎると、リードを引っ張った時に外れてしまうこともあるので要注意です。
リード
散歩するときに欠かせないものが、リード。
たまにリードをせずに街中を歩いている犬と飼い主を見ますが、周囲へのマナー、また犬の安全を考えて、散歩時には必ずリードをつけましょう。
また、外でつないで飼う場合は、放飼いに比べて運動不足になりやすいかもしれません。
散歩に連れていくのはもちろん、普段のリードもある程度長さがあるものを選んであげましょう。
リードも、色や模様がたくさんあり、おしゃれなものが増えています。
また、平らな帯のようなもの、結び目があるもの、紐状のもの、、、と、こちらもたくさんの種類があります。
用途によって選ぶと良いでしょう。
個人的には結び目があるものの方が、犬が走り出したときに引っ張りやすいのでオススメです。
犬小屋
外で飼うならば、必ず準備したいのが犬小屋です。
雨の日には、濡れて対応が下がってしまうのを避けるために小屋に入るでしょう。
夏の日には、ただでさえ毛があり暑い日には、日差しを避けるために使えます。
犬が安心して過ごせる空間を作ってあげるためにも、体の大きさよりも一回り大きいサイズの小屋を用意してあげましょう。
大きめのボウル(水やり用)
ずっと外にいることを考えると、決して欠かしてはいけないものは水です。
同じ部屋にいればすぐに確認できますが、屋外にいるとなかなか確認を怠ってしまうかもしれません。
そんな時は、少し大きめのボウルを用意しましょう。
深めで横も広いものであれば、水を飲み切ってしまうことも、倒してこぼしてしまう心配も減ります。
ただし、衛生的な状態を保つため、水が残っていても、こまめに取り換えてあげましょう。
また、水を取り替える時はボウルをしっかり洗いましょう。
水を入れたままにしておくと、ぬめりが出てきて不衛生になってしまいますので注意しましょう。
蚊取り線香
忘れたくないのが、蚊取り線香です。
夏、外にいると大量の蚊が寄ってきますよね。
もちろん、犬にも寄ってきてしまうんです。
しかも犬はそんなに蚊のことを気にしませんから、刺され放題。
そのまま刺され続けると、病気になってしまう可能性もあります。
きちんと蚊除け対策をしてあげましょう。
ちなみに、放飼いの場合は置く場所に注意。
地べたに置いておくと、好奇心旺盛な犬は、蚊取り線香をくわえてどこかへ持って行ってしまいます。
火がつくものだと火傷の恐れもありますし、食べてしまうと体にも良くないのでくれぐれも注意しましょう。
最近ではペット用の蚊取り線香もありますので、そちらを準備しても良いですね。
犬が外で快適に過ごせる環境を作ってあげよう
外にいると、なかなか目が届きにくくなるかもしれません。
また、どうしても室内で飼うときよりも一緒にいる時間が少なくなってしまうでしょう。
その分犬のことを考えて、犬の目線に立ってしっかり準備をしてあげたいですね。